この写真集には金村が19歳の秋から初夏にかけ、北海道(美瑛、富良野、トマム、小樽)、京都、和歌山、鹿児島(ヨロン島)の4道府県を訪れた際の写真が掲載される。金村は本誌の発売決定を知らされたときの心境を「まるまる1冊、自分しか載っていない本が出るなんて、信じられないくらいすごいこと。自分の全部を出せたらなと思いました」と回想。もともと写真集を見るのが好きで、写真撮影が趣味ということもあり、アイデア出しや写真のセレクトなど積極的に制作に携わったそうで「すごく面白くて、貴重な経験でした」と充実感をのぞかせた。
「羅針盤」というタイトルは、
金村は写真集の撮影を全力で楽しみながらも、不安な気持ちになる瞬間や葛藤があったことも告白。「北海道ロケで初のランジェリー撮影があって。私は『よし、やるぞ!』と気合いを入れて臨んだんですが、だんだん『これで合ってるのかな?』『どれが正解なんだろう?』と悩んできてしまったんです。そんな私に対して、スタッフさんたちがすごい熱量で鼓舞してくださって、涙が出るくらい感動して。皆さんと一緒に撮影できてよかったという気持ちでいっぱいになりました」としみじみ語り、「そういった、たくさんの気持ちが込もった写真なので、ファンの皆さんもゆっくり見ていただきたいです」と並々ならぬ思いを口にした。
和歌山の撮影では、2つのサプライズに遭遇したという。「なんか跳ねてるなーと思ったらトビウオの大群が近付いてきたんです。人生で初めてトビウオの横で泳いでる!とびっくりしました。残念ながらその瞬間の写真は収められないんですが、傍から見たらシュールだったと思います(笑)」と金村は和歌山のビーチでのレアな体験を振り返る。さらに彼女は和歌山の撮影最終日、ホテルのくじ引きに5回挑戦したところ、ラスト1回で特賞の巨大なパンダのぬいぐるみを引き当てる強運を発揮。「完璧なオチすぎて笑っちゃいました。『おめでとうございます!』とホテルの方にめちゃめちゃ鐘を鳴らしていただいて(笑)。ちなみにパンダは写真集のおまけブックにも登場しています」とうれしそうに話した。
写真集の先行カットに対するメンバーの反応を問うと、金村は松田好花から赤の水着を「金村っぽさが出てて、すごくいいね」と褒められたと回答。「写真集に点数を付けるとしたら?」というお馴染みの質問には、しばし熟考ののち「無量大数!(笑) これが今表せる最大限の数字ですよね。本当にスタッフさん含め、皆さんの汗と涙と……みたいな作品になってるので。これ以上、何も言えないです。私、わりと熱い女なんです(笑)」とまっすぐに語った。
9月10日で20歳の誕生日を迎えた金村は「今撮ったらまた違う感じになっていたと思うから、写真集を10代のうちに撮れたのはよかったと思います。今までは自分と真逆の雰囲気を持った人に憧れていたけど、20代になった今は、自分が持っているものをよりよく見せられるようなカッコいい女性になっていきたいと思っています」と思いを明かす。そして最後におひさま(日向坂46ファンの呼称)に向けて「早く皆さんに見ていただけないかなと、ずっとうずうずしています。私のこだわりを詰めに詰め込んだ1冊になっているので、ぜひ擦り切れるくらい何周も何周も見ていただけたらうれしいです」とメッセージを送った。写真集「羅針盤」は12月20日に発売される。
日向坂46 @hinatazaka46
Webメディア「音楽ナタリー」にて金村美玖1st写真集「#羅針盤」についてのインタビューが掲載されています📸
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