ソロ曲のシャッフルも!MAMAMOOが3年ぶり日本公演でMOOMOOに愛伝える

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MAMAMOOがワンマンライブ「MAMAMOO WORLD TOUR <MY CON> - JAPAN」を11月26、27日に千葉・幕張メッセ国際展示場2・3ホールにて開催した。

MAMAMOO(写真提供:RBW JAPAN)

MAMAMOO(写真提供:RBW JAPAN)

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このライブはMAMAMOO初のワールドツアー「MY CON」の日本公演として行われたもの。MAMAMOOが全員そろって日本でライブを行うのは約3年3カ月ぶりとなる。隣接したロビーエリアではフォトブースの設置やコラボフードの販売なども行われ、MOOMOO(MAMAMOOファンの呼称)を喜ばせていた。音楽ナタリーでは27日公演の模様をレポートする。

Solar(写真提供:RBW JAPAN)

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Solar、Moon Byul、Whee In、Hwa Saの4人は、白のシャツにゴールドの装飾が施された黒いパンツというシンプルな装いで登場。1曲目を飾ったのは10月にリリースされた最新ミニアルバム「MIC ON」の収録曲「1,2,3 Eoi!」で、メンバーはメインステージからセンターステージへ移動しながらオーディエンスに向けて手を振ったり、日本語で呼びかけたりと、冒頭から余すことなくファンへ愛を伝える。「Mr. Ambiguous」を終えると4人は「MOOMOOの皆さん、ようこそー!」「皆さーん、お元気でしたかー!」と呼びかけ、Hwa Saが「待ってた人、手を上げてみましょうか?」とリクエストすると、大根の形をした特徴的なペンライトが大量に頭上に掲げられ、メンバーを喜ばせた。

韓国でのデビュー以来初めてのワールドツアーということで「より多くの曲を届けたい」というメンバーの思いから、前半では名曲の数々がメドレー形式で披露された。「Um Oh Ah Yeh」「Freakin Shoes」「NEW YORK」「Dingga」「Emotion」「Funky Boy」「You’re the best」といった人気曲が次々に歌われていき、バックダンサーを交えながらパワフルなパフォーマンスが展開される。そして1人ずつスポットが当たり、オリエンタルでクールなイントロから「AYA」、「MIC ON」のリード曲「ILLELLA」が迫力たっぷりに届けられ、MOOMOOの興奮が高まった。

Moon Byul(写真提供:RBW JAPAN)

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ここで流されたのは、Solarが脚本を担当し、メンバーが声を吹き込んだアニメーション「ちびっ子妖精」。コミカルな映像がMOOMOOの笑いを誘うと、赤いつなぎを着用したメンバーが再びステージへ上がる。アニメについてWhee Inに「続編も期待していいですか?」と問われたSolarは「考えてみたいと思います。MOOMOOの皆さんが望むなら」と答え、客席から拍手が起こった。

そしてMoon Byulが「何も知らないほうがインパクトが大きいと思う」とMOOMOOの期待を煽ってから突入したパートでは、メンバーそれぞれのソロ曲を別のメンバーがパフォーマンスするという挑戦的なステージが用意されていた。Whee Inの「water color」はSolar、Moon Byulの「Eclipse」はHwa Sa、Solarの「HONEY」はWhee In、Hwa Saの「TWIT」はMoon Byulが披露して、新鮮な表現でMOOMOOの度肝を抜いた。さらに「Spit it out」「Make Me Happy」「LUNATIC」「Maria」は4人全員で披露。それぞれがソロアーティストとしても輝かしい活躍を見せているMAMAMOOならではのぜいたくなパフォーマンスは、本公演のハイライトとなった。

Whee In(写真提供:RBW JAPAN)

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「深夜食堂」と題されたVTRでは、「ソロ活動は寂しかった」「メンバー間で似ているところは、話し方」など、グループの絆をうかがわせるリラックスムードのトークが展開された。そしてブルーを基調としたベルベットの衣装へとチェンジした4人は、バラード曲「Paint Me」を感情を込めて歌い上げる。「Star Wind Flower Sun」の終盤では、MOOMOOがメンバーへのサプライズとして「永遠に消えない炎のように MAMAMOOを照らす光になる」と韓国語で書かれたスローガンを掲げ、それを目にしたメンバーは「感動して泣きそうになりました」としみじみと語っていた。

Hwa Sa(写真提供:RBW JAPAN)

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韓国ではバンドセットで公演が行われ、日本での本公演でもバンドアレンジのトラックでパフォーマンスが披露されたこのツアー。終盤に配置されたパワフルなナンバーは、そのアレンジによってMAMAMOOの歌唱力とパフォーマンス力を存分に堪能できる仕上がりになっていた。「Decalcomanie」で力強いボーカルが響いたあとは、「HIP」で場内の熱気が最高潮に。「gogobebe」を歌い終えると、メンバーが1人ずつ感謝の言葉を残していく。Solarは「2日間日本で公演をしましたが、私たちMAMAMOOに忘れられない思い出を作ってくださって本当にありがとうございました」とメッセージを送り、彼女の言葉に重ねてWhee Inは「私も本当に同じ気持ちです。私たちこれからたびたび会える機会を作っていきたい。どうか皆さん元気で待っていてくださいね」と呼びかける。Hwa Saは「日本と韓国は一番近い国にもかかわらず、長らく来ることが難しかった。やっと来れたことがすごく感激であり、ありがたいことだなと思います。ある意味コロナをきっかけにステージに立つこと、そしてMOOMOOの皆さんの存在の大切さに改めて気付かせてもらいました。感謝の気持ちを持って、もっと素敵なステージをお届けするMAMAMOOでありたいと思います」、Moon Byulは「皆さんの週末の時間を私たちのために割いてくださってありがとうございます。明日からもまたがんばって、これから先を楽しみにしていきたいと思います」とコメントした。

興奮冷めやらぬままに本編は終了し、メンバーがクイズに興じるかわいらしいVTRを挟んで、カジュアルな服装にチェンジしたMAMAMOOがアンコールに再登場。「Travel」「Sleep Talk」「Yes I am」といったポップな楽曲を歌いながら、手を振ったり客席へタオルを投げ入れたりとファンとの交流を楽しんでいた。楽しい時間の終焉が迫っていることを惜しみつつ、「L.I.E.C」では歌詞に合わせてMOOMOOがペンライトを上下させて一体感が生まれる。ラストを飾った「Um Oh Ah Yeh」ではSolarが「MAMAMOOは続くからな!」と宣言。再会の日への期待を煽りつつ、充実感に満ちたライブは締めくくられた。

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「MAMAMOO WORLD TOUR <MY CON> - JAPAN」2022年11月27日 幕張メッセ国際展示場2・3ホール セットリスト

01. INTRO + 1,2,3 Eoi!
02. Mr. Ambiguous
03. Um Oh Ah Yeh + Freakin Shoes + NEW YORK + Dingga
04. Emotion + Funky Boy + You’re the best
05. AYA
06. ILLELLA
07. Taller than You
08. mumumumuch
09. ソロパレード
Part1 water color(Solar)- Eclipse(Hwa Sa)- HONEY(Whee In)- TWIT(Moon Byul)
Part2 Spit it out - Make Me Happy - LUNATIC - Maria(ALL)
10. Paint Me
11. I Love Too
12. Star Wind Flower Sun
13. Decalcomanie
14. HIP
15. Egotistic
16. gogobebe
17. Starry Night
18. Wind flower
<アンコール>
19. Travel
20. Sleep Talk
21. Yes I am
22. L.I.E.C
23. Um Oh Ah Yeh

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