映画「
「すずめの戸締まり」は日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく旅をする少女・すずめの成長を描く冒険物語。すずめと旅する“閉じ師”で、ある出来事をきっかけに“すずめの椅子”に姿を変えられてしまう青年・宗像草太を松村が演じる。
公開初日の11月11日から昨日27日までの動員数が460万3925人、興行収入が62億6931万6300円を記録している「すずめの戸締まり」。本作の大ヒットについて松村は「うれしい意味でぴんとこないですけど、1人でも多くの方にこの作品が届けばいいなと、1人の新海ファンとして思っています」と語った。松村からの愛を受け取った新海監督は「そういえば北斗くん、髪切りましたよね? 素敵です」と彼の変化に気付く。唐突に褒められた松村は「ありがとうございます。でも今日は僕の話じゃなくて、『すずめの戸締まり』の話をたくさんしていただけたら」と照れ隠しのように監督に促した。
「すずめの戸締まり」をアピールすべく、全国でキャンペーンを行っている声優キャストと新海監督は、各地でのさまざまな思い出を振り返る。松村は「兵庫、大阪では作中にも出てくる景色を見れて、充実した日になりましたね」とコメント。新海監督は、各イベントに多くの松村ファンが駆けつけていることに触れ、「僕だけでは届かない層に届いていてうれしいですね。あと、北斗くんとファンの皆さんの親密な関係性がキュートでいいなと思いました」と穏やかな表情で話した。
続いて、映画の公式サイトに寄せられた質問に答えていく登壇者たち。「草太はすずめのことが好きなのでしょうか?」という直球の質問を受けて松村が「彼氏と彼女と言うと、しっくりこないなと感じていて。僕の希望というか、こういう未来があってもいいなと思うのは、恋心を超えた、僕らでは理解し難い強い絆で結ばれた夫婦なのかなと」と持論を展開すると、新海監督も「確かにそういう未来があったら美しいなと思いますね」とうなずいた。原も同調しつつ「人生のパートナーなのかなって。足りないものを補え合えるというか、人としての愛情が強いのかなと思います」と意見を述べた。そしてラストは「東京都在住の芹澤朋也」と名乗る人物からの質問。草太の友人である芹澤を演じた
最後には、劇中に登場する猫の姿をした神・ダイジンを演じた山根が、サプライズで登場。新海監督に花束を渡したあと、初対面だという松村に対して「カッコいいしか言えません!」と素直な感想を言い、「みんなに会えてうれしいです!」と笑顔を見せた。
※記事初出時、キャプションに誤りがありました。お詫びして訂正いたします。
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松村北斗にとって神木隆之介は「学校で一番仲がいい先生」、新海誠ファンとして映画をさらにアピール https://t.co/Oq1cXA1BkC