この日はチケットがソールドアウトし、会場は満員。メンバーがステージに登場すると、客席からは大きな拍手が沸き起こった。「風になる」でライブがスタートすると早くも会場が沸騰。2曲目「350ml GALAXY」の途中で熊木幸丸(Vo)はステージ脇からビールを注いだジョッキを持ち込み、ライブの開幕を祝ってオーディエンスに向かって乾杯した。
ライブ中盤には金曜の夜にピッタリな、インディーズ時代からの人気曲「Burning Friday Night」でオーディエンスがサイドステップ。迫力のあるグルーヴィな演奏を休むことなく繰り出しながら、メンバーはあの手この手の手段を使って観客を踊らせる。7月に配信された最新シングル「ファジーサマー」を皮切りに、彼らは「HOUSE」「踊りの合図」「果てることないダンス」と怒涛の勢いでダンスチューンを畳みかけ、会場を興奮で包んでライブを終えた。
アンコールを求める盛大な拍手に応えたメンバーは、全員でステージ前方で横一列になって「I'm not Dead」を振り付きで歌唱。その流れから「Super Star」で観客を縦ノリで踊らせた。熊木はその後「新曲やります!」と告げ、11月30日リリースの配信シングル「一筋差す」をお披露目。ループするフレーズでオーディエンスにじっくりと高揚感を与えていく、これまで以上に本格的にハウスミュージックに取り組んだ楽曲だ。
ここで熊木は、2023年4月5日にニューアルバム(タイトル未定)をリリースすることと、そのアルバムを引っ提げたワンマンツアーを行うことを告知。このツアーは5月28日に石川・金沢EIGHT HALLでスタートし、7月1、2日にバンド史上最大規模の会場となる東京・豊洲PITでの2DAYS公演でファイナルを迎える。このツアーに向けての思いを「また一緒に踊れると思うと楽しみです。皆さんと一緒に今後も踊り続けたいと思っています」と語った熊木は、オーディエンスに語りかけるように「君が踊り出すのを待ってる」を歌唱。アンコール含めて29曲をほぼノンストップで披露し、彼らはこの公演の幕を閉じた。
「Lucky Kilimanjaro presents.TOUR “YAMAODORI 2022”」2022年11月25日 LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂) セットリスト
01. 風になる
02. 350ml GALAXY
03. 人生踊れば丸儲け
04. ZUBUZUBULOVE
05. 楽園
06. Do Do Do
07. 夜とシンセサイザー
08. 足りない夜にまかせて
09. ひとりの夜を抜け
10. Drawing!
11. 地獄の踊り場
12. ぜんぶあなたのもの
13. 初恋
14. Sweet Supermarket
15. MOONLIGHT
16. Burning Friday Night
17. エモめの夏
18. 週休8日
19. ON
20. KIDS
21. 太陽
22. ファジーサマー
23. HOUSE
24. 踊りの合図
25. 果てることないダンス
<アンコール>
26. I'm NOT Dead
27. SuperStar
28. 一筋差す
29. 君が踊り出すのを待ってる
Lucky Kilimanjaro ONEMAN TOUR 2023
2023年5月28日(日)石川県 金沢EIGHT HALL
2023年6月3日(土)北海道 サッポロファクトリーホール
2023年6月10日(土)大阪府 Zepp Namba(OSAKA)
2023年6月11日(日)愛知県 Zepp Nagoya
2023年6月17日(土)宮城県 仙台PIT
2023年6月24日(土)広島県 広島CLUB QUATTRO
2023年6月25日(日)福岡県 Zepp Fukuoka
2023年7月1日(土)東京都 豊洲PIT
2023年7月2日(日)東京都 豊洲PIT
田中 聖太郎 @seitaro_tanaka
Lucky Kilimanjaro
「Lucky Kilimanjaro presents.TOUR “YAMAODORI 2022”」
浸透するリズム♬
https://t.co/VUIgehCqUl
https://t.co/jLecODs32r
#luckykilimanjaro #rakkirin0827 https://t.co/9o5cLITcO2 https://t.co/CUIDVFnMfQ