本日11月23日に千葉・幕張メッセ 幕張イベントホールで音楽事務所WACKによるライブイベント「Even without BiSH, this is WACK」が開催され、
2023年をもって解散することを表明しているBiSHを筆頭に各グループが躍進するWACKでは、「BiSHがいない未来」を見据えて本イベントを開催。このライブは会場との協議の結果、マスク着用での声出しが可能な公演として催された。WACK主催の公演としてはコロナ禍以降、声出し公演は初めて。開演時、WACK代表・
WACK注目の“新人”ExWHYZ / 変化笑顔弾ける豆柴の大群
トップバッターを務めたのはExWHYZ。6月までEMPiREとして活動していた彼女たちは改名し、新たなスタートを切ったばかりだ。重低音が体に響くトラックをバックに5人がステージに登場し、「D.Y.D」でクールにライブの口火を切った。mayuが「楽しむ準備はできてますか!」と呼びかけるとフロアから歓声が沸き、「Obsession」「Higher」が続けて届けられた。ExWHYZはマスター(ExWHYZファンの呼称)を含むオーディエンスの歓声に「本当にうれしい!」と笑顔。軽快なダンスチューン「Shall We」ではyu-kiとmikinaが大きなジャンプとかけ声で観客からのレスポンスを引き出し、会場の一体感を高めた。さらにExWHYZはミラーボールの光が広がる中で「You&Me」を披露したほか、大沢伸一による提供曲「Wanna Dance」などを届け、最後には「STAY WITH Me」を披露。ラストナンバーはファンとの合唱をイメージして作られたという楽曲ということもあり、マスターをはじめとしたオーディエンスの合唱が場内に響き渡った。ちょうど1年前の2021年11月23日にEMPiREとして幕張イベントホールのステージに立ち、ExWHYZとしてパワーアップして帰ってきた彼女たちは、“新人”らしからぬ堂々たるパフォーマンスを見せつけた。最後には活動休止中のmidorikoを含む完全体でのカムバックを約束し、ステージをあとにした。
続いてステージに上がった豆柴の大群は現在、メンバー脱退の可能性もある新メンバーオーディションを含むプロジェクト「MUST CHANGE PROJECT」を進行中。バラエティ番組「水曜日のダウンタウン」発のアイドルグループにして、アドバイザーをクロちゃん(安田大サーカス)が務めているというWACK内でも異色の存在である彼女たちは、さらなる飛躍を遂げるため、奮闘している最中だ。彼女たちはメンバーカラーが差し色として入った黒を基調とした衣装で登場し、ライブ定番曲「豆柴の大群 -お送りするのは人生劇場-」を一発目に投下。キャッチーなメロディとソリッドなロックサウンドが融合したアッパーな楽曲に乗せ、元気いっぱいのステージを展開していく。豆柴はQueenの名曲へのリスペクトを感じさせるトラックの「豆んJOY」や、高速BPMのメロコアチューン「FLASH」などを熱く届け、王道アイドル的な要素のみならず、力強くタフな一面も見せつけた。MCではハナエモンスターが「コロナ禍に誕生したので、声(歓声)を聞くライブはまだ4回目。めちゃくちゃ楽しいライブだと思っております」と笑顔を見せた。豆柴は12月7日にリリースを控えるメジャー第4弾シングル「MUST CHANGE」でグループとしての前向きな思いを伝えた。普段はかわいらしい声のカエデフェニックスがえずくかのようなデスシャウトを響かせる「PUT YOUR HANDS UP」や、エモーショナルなロックチューン「そばにいてよ Baby angel」などをパフォーマンスした6人は、豆柴にとって始まりの曲である「りスタート」でライブを締めくくった。
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BiSH以外でWACK幕張大盛り上がり!コロナ禍初の“声出しOK”ライブで生まれた感動と喜び https://t.co/nn9N6ZQheZ