三代目JSBシングル発売、アリーナツアー開催、ライブ映像上映「MATEの皆さんと新しい歴史を」

三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEが2月1日にニューシングル「STARS」をリリース。2月18日より全国アリーナツアー「三代目 J SOUL BROTHERS LIVE TOUR 2023 "STARS" ～Land of Promise～」を開催することを発表した。

三代目 J SOUL BROTHERSはグループのデビュー12周年記念日である本日11月10日、東京都内でメンバー全員そろっての記者会見を開催。この中で2023年の新たな動きをアナウンスした。

全員そろって公の場に立つのがひさしぶりという7人は、会見冒頭でそれぞれクールな口調で挨拶する。しかしNAOTOが「ひさびさすぎて、めちゃくちゃカッコつけてますね（笑）」と苦笑いすると、挨拶の先陣を切った岩田剛典が「僕が（挨拶の）トーンを決めちゃいましたね」と反省。NAOTOは「岩ちゃんのせいで『あっ、そういうトーンなんだ……』ってよそ行きの声出しちゃったよ」とツッコみ、メンバーたちを和ませた。

三代目 J SOUL BROTHERSの単独ツアー開催は2021年夏から行われたドームツアー「THIS IS JSB」以来で、アリーナツアーの開催は2014年に行われた「BLUE IMPACT」以来9年ぶりとなる。NAOTOはアリーナツアー開催を決めた経緯を「昨年の10周年イヤーを終えて、原点に戻って全国各地をより細かく回るアリーナツアーをしようと。まだ遠出できない方もいらっしゃると思うので、来られないならひさしぶりの場所も含めて僕らが行って、ファンの皆さんとの距離を縮めていく1年にしようと決めました」と語った。なおこのツアーはミート＆グリートツアーとの“ダブルツアー”として行われるとのこと。詳細は後日発表される。

「STARS」は2021年10月リリースの「JSB IN BLACK」以来、約1年3カ月ぶりのニューシングル。今市隆二は表題曲に込めた思いを「自分たちのカムバック、再始動、来年の活動を象徴するような曲。三代目 J SOUL BROTHERSのパフォーマンスを最大限に生かした曲で、12年間活動してきたからこそ伝えられるメッセージも込めています」と語る。またカップリングにはØMIが作詞とプロデュースを手がけたバラードナンバー「この宇宙の片隅で」が収められる。ØMIはこの曲について「この1年間、メンバーそれぞれが自分のフィールドで戦ってきましたが、きっと大きい宇宙の片隅でファンのみんなと再び集まれることを願っていました。そんな思いを表現した曲です」と思いを明かした。

また2023年1月からは、三代目 J SOUL BROTHERS初のライブフィルム「JSB3 LIVE FILM / RISING SOUND」が上映されることも発表された。このライブフィルムは2020年に行われたオンラインライブ「LIVE×ONLINE」「LIVE×ONLINE IMAGINATION」「LIVE×ONLINE INFINITY～JSB HISTORY～」「LIVE×ONLINE BEYOND THE BORDER」の映像をリミックスした作品で、監督は「HiGH&LOW THE WORST X」の総監督も務めた映像クリエイターの二宮“NINO”大輔が務めている。本作は1月6日からのドルビーシネマでの先行上映後、1月13日より全国公開される。

岩田はライブフィルムの見どころを「特にデビュー10周年当日のスペシャルな思い出になったライブ（「JSB HISTORY」）はまだ盤になっていなくて、皆さんから熱い声をいただいた経緯もあったので、360°の音響と映像美でお届けできるのをとてもうれしく思っています」と話し、小林直己も「ツアーの前にライブシネマを観てきていただけたら、さらにライブが楽しみになるのでは。あとティザー映像は立体音響が楽しめる音作りなので、ぜひイヤホンを使って観てほしいです」と本日YouTubeで公開されたティザー映像についてファンの期待を煽った。

ELLYは2020年のオンラインライブを振り返り「映像を使ったり、演出を試行錯誤して届けたライブで、目の前に皆さんがいなくてもいるかのようにテンションを上げてライブができました。それが映画館で観られるのはうれしいですね」とコメント。山下健二郎はメンバー全員のコメントを総括し「もう、400°ぐらいから音が聞こえてくるんじゃないかと（笑）。感動できる、新しい体験ができるので、ぜひ足を運んでほしい」とアピールした。

また会見中にはØMIが11月1日に設立された三代目 J SOUL BROTHERSの単独ファンクラブ「MATE」の名前について語る場面も。ØMIは長年活動していく中で「ファンの皆さんの呼び名が欲しい」と考えていたとのことで、「僕の中でファンの皆さんはデビューから一緒に、仲間として夢を叶えていく瞬間を見てきてくれた存在。グループ名から考えて“ソウルメイト”という言葉から作らせてもらいました」と、この名称に込めた思いを熱く語った。

最後にNAOTOがメンバーを代表し「待っていてくれてありがとうございます。13年目に入って、MATEの皆さんとともに新しい歴史を作っていきたいです」とファンに呼びかける。そして「ツアーのサブタイトルは『Land of Promise』ですが、10周年のライブが終わるときに『また会いましょう』と約束しました。その約束の地でお会いできるのを楽しみにしています」と決意を語り、会見を締めくくった。

※動画は現在非公開です。