星名美怜、25歳の夢を語った生誕ソロコンで「みんなえらーい!!」

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私立恵比寿中学の星名美怜によるソロライブ「PINK DOLL HOUSE:5」が、10月31日に神奈川・KT Zepp Yokohamaで開催された。

星名美怜生誕ソロライブ「PINK DOLL HOUSE:5」の様子。

星名美怜生誕ソロライブ「PINK DOLL HOUSE:5」の様子。

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歴代衣装をバックに歌う星名美怜。

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「PINK DOLL HOUSE」は星名が11月2日の誕生日に合わせて毎年行っているソロ企画。星名のバースデーソロ公演は2016年開催の「MIREITOPIA」からスタートし、2017年の「ハタチ☆ホシナ」を経て2018年以降は「PINK DOLL HOUSE」としてシリーズ化している。ソロ公演開始時は19歳だった星名も、本日11月2日で25歳。今回は歴代のソロ公演衣装6着が舞台上に飾られ、歴史が感じられるステージとなった。

星名美怜生誕ソロライブ「PINK DOLL HOUSE:5」の様子。

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星名美怜

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星名の担当カラーであるピンクのペンライトで埋め尽くされた場内。ステージ背後のスクリーンにオープニングムービーが流れると、ペンライトの灯りが揺れてフロアに高揚感が生まれる。星名はベートーヴェンの交響曲第9番「歓喜の歌」を引用した「ハイタテキ!」のイントロに乗せて登場。軽やかにジャンプとシャウトを決めた。2曲目の「トキメキ的週末論」では、星名のソロ公演で恒例となっている撮影タイムへ。みれりーず(星名美怜ファンの呼称)たちは星名の「皆さんカメラは持って来たかな?」という合図でスマートフォンやカメラを構え、ドレスをまとった星名に向けて一斉にシャッターを切る。ステージを左右に動いて撮影に応じた星名だったが、歌い終えたあとも「今、こっちのほうと2階の時間が短かった気がする」と段取りを無視して“アンコール撮影会”を設けるサービスぶりで、冒頭からみれりーずを満足させた。

星名美怜

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星名美怜

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「今日1日、ここにいるみんなと楽しんでいきたいと思います!」と宣言した星名は「藍色のMonday」でパフォーマンスを再開。エビ中の各メンバーがそれぞれ行っているバースデーソロ公演ではカバー曲が多く歌われるスタイルが定番となっており、星名も過去の公演では数々のカバー曲を披露してきたが、この日は「自由へ道連れ」「日進月歩」とエビ中のレパートリーが続く。辛い食べ物が好きな星名が激辛焼きそばを食べる幕間映像を挟み、後半は若きトラックメイカー・nunumaruのミックスによるメドレー形式で「踊るロクデナシ」「きゅるん」「バタフライエフェクト」が立て続けに披露された。星名はドレスのロングスカートを外し、ミニスカート姿に変身。強烈なハイトーンボイスで場のムードを支配する星名の代名詞とも言える1曲「PANDORA」では、ロココ調のクラシカルなチェアに腰掛け、黒い仮面を着けて歌唱するというハロウィン当日ならではの演出も見られた。最後に歌われたのは、2018年12月に行われたクリスマス公演「クリスマス大学芸会2018」のために作られたユニット曲「b.l.a.c.k_h.O.l.e.」。西寺郷太(NONA REEVES)が作詞作曲したニュージャックスウィング調のナンバーで大人びた一面を見せ、星名は優雅にステージを去った。

撮影タイム。中には本格的な一眼レフを持参したみれりーずも。

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星名美怜

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再びスクリーンに映像が流れ、星名はアンコールの準備中であることを予告。そして映像は、事前にSNSを通じて募集していた「#ミレペンほめて」のコーナーへ。「毎日1万歩歩いている」「新社会人で毎日お弁当を作っている」「部屋の掃除をしました」「エビ中のライブの次の日に仕事を休まなかった」などの報告に、星名は「えらーい!」「はなまる!」と最大限に甘い言葉をかけ、みれりーずたちを喜ばせた。Tシャツに着替えて再びステージに上がった星名は「Family Complex」「オメカシ・フィーバー」「ヘロー」と、やはりエビ中のナンバーを続けて披露。ほぼMCなしで本編を進めた彼女はここで時間をとり、「生誕祭では自分の好きな曲を選んでるけど、自分の好きな曲=みんなの好きなエビ中の曲かなと思ったので、エビ中の曲だけで生誕祭をやったらどうなるんだろうなって。でも、ただただエビ中の曲をやるのは変化がないから、ダンスメドレーにしてみました」と今回の選曲およびメドレーを取り入れた意図を明かした。「Family Complex」にも撮影タイムも設けた星名だったが、ファンサービスはそれだけに留まらず、抽選で3名のみれりーずをステージに呼び込み、“公開ツーショット撮影会”を実施。大盛り上がりののち、星名は「いつも星名美怜を支えてくれるみんなに届きますように」と、2013年から歌い続けている最初のソロナンバー「キミに39」でみれりーずに感謝の思いを届けた。

涙を流す星名美怜

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星名美怜

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「24歳は本当にいろんなお仕事をやらせていただいて、すっごい楽しくて。23歳のときもすごく充実してたから、24歳になったときは『それに負けちゃうんじゃないか』って最初は不安だったけど、そんなこと思ってたら達成したいこともできないなと思ったんです。そしたら舞台やMCのお仕事をいただけて……それをみんなが『楽しみにしてるよ!』っていつも盛り上げてくれて。本当に幸せだなって思います。24歳はすごく幸せいっぱいだったので、25歳も今の星名美怜に負けないような1年にしたいです」と25歳の抱負を語った星名。彼女はさらに「あと、1つ夢があって……」と付け加え、「アクセサリーやお洋服のプロデュースをしたいという夢があります。25歳って人生の中でも大きな節目になると思うので、何か挑戦できる機会をもらえるようにがんばりたいと思います」と宣言した。みれりーずの温かい拍手を受けた星名は「本当に、みんながいなかったらたぶん私、こうやってライブもできないし、新しいことをする機会も与えられないと思うんですよ。みんなが支えて盛り上げてくれるから、私は星名美怜という人生を楽しく生きれてるなって。皆さん本当にいつもありがとうございます」と目に大粒の涙を浮かべる。しかし最後は満面の笑顔で「25歳も楽しく笑って生きていたいので、みんなよろしくお願いします! 今日生誕祭に来てくれたみんな、本当にえらーい!!」と明るく手を振った。

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星名美怜生誕ソロライブ「PINK DOLL HOUSE:5」2022年10月31日 KT Zepp Yokohama セットリスト

01. ハイタテキ!
02. トキメキ的週末論
03. 藍色のMonday
04. 自由へ道連れ
05. 日進月歩
06. DANCE INTER 1
07. 踊るロクデナシ
08. きゅるん
09. バタフライエフェクト
10. DANCE INTER 2
11. PANDORA
12. b.l.a.c.k_h.O.l.e.
<アンコール>
13. Family Complex
14. オメカシ・フィーバー
15. ヘロー
16. キミに39

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読者の反応

西寺郷太 @Gota_NonaReeves

「b.l.a.c.k_h.O.l.e.」歌ってくれたの!?嬉しいなー^^。【ライブレポート】星名美怜、25歳の夢を語った生誕ソロコンで「みんなえらーい!!」(写真39枚) https://t.co/gJyZ9Rpeow

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