「BiSH OUT of the BLUE」はもともと7月30日に開催予定だったが、メンバーの新型コロナウイルス感染の影響により、昨日まで延期された公演。BiSH、清掃員(BiSHファンの呼称)が待ちわびたこの公演は、ライブ定番曲「BiSH-星が瞬く夜に-」で幕を開けた。BiSHはデニム生地に夏らしいブルーが映える衣装を着てパフォーマンスし、自己紹介MCのあとにはBiSHの夏曲として清掃員から人気を集める「デパーチャーズ」を披露。野外ライブらしいさわやかさと疾走感とともにギアを一気に上げ、モモコグミカンパニーをフィーチャーした盆踊りダンスが印象的な2022年連続リリース第5弾「LiE LiE LiE」などで会場の一体感を高めた。ライブ中盤、メンバーが清掃員への思いや、自身最大規模のワンマンライブが実施できたことへの感謝を込めて、「プロミスザスター」が届けられた。
アンコールでは赤と黒が映える衣装でステージに上がったBiSHは、Taka(ONE OK ROCK)、MEG(MEGMETAL)作曲、KENTA(WANIMA)作詞のロックチューン「サヨナラサラバ」を投下した。MCではセントチヒロ・チッチが「こんな大きな会場で、端から端までの清掃員とBiSHで、夏の最後に大きな思い出を作ることができました。こうして目と目を合わせて清掃員に会えるということがすごく幸せだと思えた時間でした。6年前に初めてやった野外ワンマンライブで披露した『オーケストラ』が、BiSHをたくさんの人に出会わせてくれるきっかけになったと思います。今日はそのときの『オーケストラ』を超えるような、富士山を超えていくくらい響き続けるように願って届けます」と語り、BiSHの代表曲「オーケストラ」へ。BiSHは清掃員と気持ちをひとつにするパフォーマンスを展開し、感動を誘った。アンコールのラストには「BiSH-星が瞬く夜に-」が再び披露され、ライブは幕を閉じた。終演後、BiSHのオフィシャルSNSでは本公演のアフタームービーが公開された。
なおBiSHは10月25日に神奈川・横浜アリーナでワンマンライブ「TO THE END TO THE END」を開催。横浜アリーナでの単独公演は2018年5月22日の「BiSH "TO THE END"」以来約4年5カ月ぶりとなる。
TO THE END TO THE END
2022年10月25日(火)神奈川県 横浜アリーナ
つつみ/ヴィジュアル系インサイドセールスMIHIRO @tsutsumi_mihiro
最高でした。友達と大人のピクニック的な感じで行って良い思い出にもなったなー!
【ライブレポート】BiSH史上最大の野外ワンマン「BiSH OUT of the BLUE」に2万人動員(写真9枚 / アフタームービーあり) https://t.co/BLMQcMtAiw