Devil ANTHEM.「燃晩夏」大迫力のステージで夏を締めくくり、冬の日比谷野音へ

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Devil ANTHEM.が昨日9月25日に東京・EX THEATER ROPPONGIで単独ライブ「Devil ANTHEM. SPRING TOUR 2022 東京追加夏公演 燃晩夏」を開催した。

「Devil ANTHEM. SPRING TOUR 2022 東京追加夏公演 燃晩夏」の様子。

「Devil ANTHEM. SPRING TOUR 2022 東京追加夏公演 燃晩夏」の様子。

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「燃晩夏」は3月から5月にかけて行われた全国ツアー「Devil ANTHEM. SPRING TOUR 2022」の追加公演。アイドルフェスへの出演や主催イベントの開催など、怒涛の勢いで夏を駆け抜けてきたデビアンは、この季節を最高の形で締めくくるべく、今夏の集大成とも言える熱いパフォーマンスを用意してライブに臨んだ。

「Devil ANTHEM. SPRING TOUR 2022 東京追加夏公演 燃晩夏」の様子。

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開演直前には音響や照明など、このライブのために用意された迫力のライブシステムが実演によって紹介され、フロアでデビアンの登場を待ち望むオーディエンスのテンションを一瞬にして引き上げる。そして轟音のSEが響き渡り、鋭いレーザー照明が会場内を交差すると、それに合わせて息の合ったクラップが発生。この夏の思い出が詰まったブルーの衣装に見を包み、満を持してステージに姿を現したデビアンは「OMONPAKARU」で勢いよくライブの幕を開けた。体の芯までしびれるような、デビアンのライブの醍醐味である力強い重低音はもちろん、ステージ上に噴き上がる火花と炎が観客を圧倒。メンバーもそれに負けない堂々としたパフォーマンスをフロアに向けて届けていく。2曲目「VS」の冒頭では、竹本あいりが「この夏はいろんなことと戦ってきました! 雨とも戦ったし、暑さとも戦いました! 今日は全力でぶつかっていきましょう!」と叫んで会場全体を奮い立たせた。

橋本侑芽

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安藤楓

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さらにデビアンはライブの人気曲の1つ「STARLIGHT CIRCUS」や、初期曲の「あなたにANTHEM」「MY WAY」を渾身の歌とダンスでもって矢継ぎ早に披露。最初のMCでは興奮気味にファンに挨拶しつつ、ケガの影響で本公演を欠席し、9月末日をもってグループを卒業することが決定している藤澤ひよりへの思いを口にした。その後、5人は今年7月に発表したさわやかなサマーダンスチューン「Fantastic90」や、EDMの派生ジャンル・ハードスタイルのサウンドを取り入れた「Like a 熱帯夜」、10代の女の子が持つ影の部分を描いた「Dark"s" side」などを息つく暇もなく畳みかけ、会場に熱狂を作り出していった。

竹越くるみ

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竹本あいり

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水野瞳

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夏の活動を振り返る映像の上映後、デビアンはこのツアーのために作られた蛍光色の黄緑の衣装でステージへ。ライブ後半もパワフルな音圧、目まぐるしく放たれるレーザー照明、炎と火花の特効が生み出す高揚感は増していくばかり。パイプオルガンの音が荘厳かつ不気味な雰囲気を醸し出す「Archangel」でパフォーマンスを再開させた5人は、バンドサウンドの「ストレライド」、どこか切ないメロディが耳に残る「SS」、「Fantastic90」にカップリング曲として収録された「ソノサキ」などを次から次へとパフォーマンスしていく。「Fake Factor」ではメンバーがファンと一緒になって人差し指を頭上に掲げ、「EMOTIONAL」ではそのタイトル通り、橋本侑芽が「『燃晩夏』が発表されてから今日まで、気持ちをひとつにして取り組んできました。不安でいっぱいでしたが、ファンの皆さんが一緒に盛り上げてくれて今本当に幸せです! 奇跡を信じてこれからも走り出していきます。私たちから目を離さないでください!」とエモーショナルな言葉を響かせた。そして会場に興奮が渦巻く中、デビアン流のポップス「ミッドナイトドライブ」や、安藤楓が「この夏をありがとう!」と声を張った「Fever」を経て、ピアノロック曲「by your side」でライブ本編が締めくくられた。

アンコールの開始前には会場のスクリーンに特報映像が流れ、2023年2月にニューアルバム(タイトル未定)がリリースされること、今年11月にその先行シングルが配信されることが明らかに。さらに12月4日に東京・日比谷公園大音楽堂(日比谷野音)で結成8周年記念ワンマンライブ「でび野音祭 2022」が行われること、このライブではコールなどの声出しが解禁されることが発表されると、フロアから歓喜の声が漏れた。

制服風のデザインとブーツが目を引く新衣装に着替えて再びステージに登場したデビアンは、日比谷野音ワンマンに対する喜びをファンと分かち合う。中でも水野瞳は感極まって涙をあふれあせ、メンバーがひと言ずつ語るMCでも泣きながら「みんなと一緒に今日という日々を過ごすことができて……野音の発表ができたことがうれしくて……。野音もみんなと一緒に迎えたいと思うので、一緒に駆け抜けてほしいし、野音のあとも私たちデビアンといてくれるとうれしいです」と胸の内を伝えた。竹本は先日開催されたAppare!の日比谷野音公演を観に行ったことを明かし、「ファンの皆さんがすごくキラキラして見えたんです。私たちがステージに立つ意味ってこうやってファンのみんなをキラキラさせることだなって」「最近、一緒にがんばってきてるアイドルさんたちがいろんな発表をしているから、ちょっと悔しい気持ちがあったんですよ。素敵な発表をどんどんしていきたいなという気持ちが高まって今日を迎えたんですけど、無事に野音の発表ができてうれしいです」とあふれ出す思いを早口で言葉に。竹越くるみも涙を浮かべつつ、「もっとがんばらなきゃいけないなとプレッシャーがあったんですけど、優しい皆さんのおかげで穏やかな気持ちで今日を迎えることができました」と感謝の気持ちを語った。

充足感を顔ににじませたデビアンは、竹本の「私たちって本当に幸せですよね!? これからももっともっといろんな幸せな景色、見ていきたいですかー!?」という呼びかけをきっかけに、「シアワセクラップ」をパフォーマンス。続けて「ココロカラ」「①②③④⑤⑥」の2曲をまっすぐに届けて心地よい一体感を作り上げ、完全燃焼という形で2022年の夏を終えた。

なお、昨日のライブの模様は明日9月27日18:00から10月31日23:59までオンラインで配信される。視聴チケットは楽天チケットにて販売中。

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Devil ANTHEM.「Devil ANTHEM. SPRING TOUR 2022 東京追加夏公演 燃晩夏」2022年9月25日 EX THEATER ROPPONGI セットリスト

01. OMONPAKARU
02. VS
03. STARLIGHT CIRCUS
04. あなたにANTHEM
05. MY WAY
06. Fantastic90
07. Like a 熱帯夜
08. ユカイダンサー
09. LINK
10. Dark"s" side
11. Archangel
12. ストレライド
13. SS
14. 絆という羽
15. ソノサキ
16. Fake Factor
17. minnadeiko
18. EMOTIONAL
19. ミッドナイトドライブ
20. Fever
21. by your side
<アンコール>
22. シアワセクラップ
23. ココロカラ
24. ①②③④⑤⑥

Devil ANTHEM. 8th Anniversary ONE MAN LIVE「でび野音祭2022」

2022年12月4日(日)東京都 日比谷公園大音楽堂(日比谷野音)

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Devil ANTHEM. 竹本あいり @DANTHEM_AIRI

今回も素敵な写真、記事ありがとうございます🤍🤍
みんなみてね〜^^ https://t.co/fOpK8rtIES

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