BUDDiiS全国ツアーに幕、初めての“旅”で深めたバディとの絆「温かな愛をありがとう」

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BUDDiiSが昨日9月18日に東京・Zepp Haneda(TOKYO)で全国ツアー「BUDDiiS vol.03 Zepp Tour -JOURNiiY-」の最終公演を行った。

BUDDiiS(撮影:笹森健一)

BUDDiiS(撮影:笹森健一)

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「BUDDiiS vol.03 Zepp Tour -JOURNiiY-」は、BUDDiiSにとって初めての全国ツアー。8月28日の北海道・Zepp Sapporo公演を皮切りに5会場で全9公演が行われた。昼夜の2部制で行われた最終公演のうち、この記事では第1部の模様をレポートする。

BUDDiiS(撮影:笹森健一)

BUDDiiS(撮影:笹森健一)[拡大]

ライブハウスに足を踏み入れたバディ(BUDDiiSファンの呼称)の目に飛び込んできたのは、ステージの壁面いっぱいに映し出された南国の景色。これから始まる“旅”に来場者が胸をふくらませる中で開演時刻が訪れると、オープニングSEとともにその映像がダイナミックに動き出す。グループ名と公演タイトルが記された帆を張った帆船が南の島に着岸し、ステージ上が森の中の景色に一変したのを合図に、メンバーがステージへ。映像の中に現れた古書のページが開くとオープニングナンバーの「OZ」のイントロが鳴り響き、10人はジェントルな一礼でバディに挨拶し、ライブをスタートさせた。

MORRIE(撮影:笹森健一)

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KEVINが作詞作曲を手がけた「OZ」は、メンバー全員の名前が歌詞の中に組み込まれた楽曲。10人は自身の名前が盛り込まれた歌唱パートを順に歌いつないで“自己紹介”し、そのマイクリレーの様子は本の形に切り抜かれたステージ上のスクリーンにリアルタイムで映し出された。FUMINORIが「Zepp Haneda! ペンライト、ガンガン振って盛り上がっていきましょう!」と声を上げたのを合図に、10人は続く「YO HO」で“航海”に出て、明転したステージ上で弾けるようなパフォーマンスを繰り広げる。「僕だけを見て」とKEVINとMORRIEが甘く歌い上げ、ダンサーが大小さまざまなハートマークを送る「CLICK ME」ではSHOWとSEIYAのダイナミックなアクロバットも決まり、見どころ満載の濃密なパフォーマンスでぐんぐんとバディを引きつけていった。

KEVINとSHOOT。(撮影:笹森健一)

KEVINとSHOOT。(撮影:笹森健一)[拡大]

バディもクラップでパフォーマンスに参加した「HOT CHEESE」でさらなる一体感を作り上げたのち、メンバーは自己紹介のMCタイムで観客に挨拶。ここではこの日に20歳の誕生日を迎えたSHOOTを9人とバディが盛大に祝福し、SHOOTは「誕生日にライブができるって、こんなに幸せなことないですよね」と笑顔を弾けさせる。また、リーダーのFUMINORIは、BUDDiiSが初めて有観客公演を行った会場が同所であることをファンに伝え「そのときは(披露曲が)2曲だけだったのが、今はこうしてワンマンで回らせてもらえるようになって。本当にうれしいです」と感慨深げに語っていた。

三日月に腰掛けるKEVIN。(撮影:笹森健一)

三日月に腰掛けるKEVIN。(撮影:笹森健一)[拡大]

その後も10人は、ダイナミックなプロジェクションマッピングを演出に取り入れたパフォーマンスを次々と披露し、バディの目と耳を楽しませてゆく。「R4U」ではハートウォーミングなリリックビデオが10人の歌とダンスに寄り添い、大胆なバラードアレンジが施された「ENCHANT(remix)」では、ステージ上の景色が大きな月が浮かぶ星降る夜空へと一変する。三日月に腰掛けたKEVIN、星雲の上に立つSHOOTが繊細なボーカルを重ねる中、MORRIEは美しいロングトーンを聴かせてファンを魅了した。

BUDDiiS(撮影:笹森健一)

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ボーカルチームが高い歌唱力を示したシーンを経て、ステージはダンサーチームによるパフォーマンスセクションへ。FUMIYA、FUMINORI、SHOWがそれぞれの個性を発揮するソロリレーやユニットに分かれてのダンスパフォーマンスがステージのあちこちで展開され、メンバーのパワフルな躍動をバディは熱い眼差しで見守った。8月にリリースされた1stシングル「SM:)LE」のカップリングナンバー「RISE IN LOVE」で10人がエネルギッシュなダンスを披露すると、ステージに投影された本のページが進み、オーディエンスを近未来感のある世界へと誘う。ここで届けられた「P.A.R.T.Y」ではイルミネーションの装飾が施された森の中の景色が10人のパフォーマンスを彩り、楽曲の世界観をぐっと深めていた。

BUDDiiS(撮影:笹森健一)

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ライブも後半に差し掛かり、メンバーは続く「ALRIGHT」で勢いを加速させるべくバディに「一緒に飛びましょう!」と呼びかける。四つ打ちのリズムに身を委ねて力強く会場を盛り上げるメンバーに負けじと、客席のバディも曲に乗って飛び跳ね、ライブハウスが揺れるほどの一体感が形成された。そして、ここで披露されたのはケビンが手がけた新曲の「The One」。弾ける恋心をメンバー全員で歌いつなぐアップテンポナンバーで、10人は息の合ったマイクリレーを見せながらキュートな仕草や歌声でバディに思いを届ける。ツアー中、公演ごとに異なるメンバーが言っていた間奏のセリフパートはKEVINが担当。彼が「もしもし、KEVINです。いつもは歌で思いを伝えているけど、今日は言葉で伝えさせてください。愛してる!」と伝えるとメンバーは曲中にも関わらず大盛り上がりで、KEVINは歌い終えるなり「マジ汗かいた!(笑)」と照れ笑いを浮かべていた。

BUDDiiS(撮影:笹森健一)

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短いMCタイムを挟み、メンバーもファンもクラップで盛り上がった「JEALOUS」でライブはラストスパートへ。カリプソのムード香る「Under The Sea」ではバディが青いペンライトの光で客席に広がる“海”を作り上げ、ファンの前に駆け出すようにして横1列に並んだ10人はその光景をうれしそうに見つめながら、大きなハンドウェーブでバディと動きをシンクロさせた。そして、最新シングル曲「SM:)LE」では、グループが現在行っているTikTokキャンペーンに絡め、動画撮影がOKに。メンバーはバディが向ける無数のレンズへ何度も視線を送り、手を振って、楽しいひとときを共有。曲を終えたFUMINORIは「今日が皆さんの素敵な思い出になってくれたらうれしいなと思います!」と語り、ライブ本編の幕を下ろした。

BUDDiiS(撮影:笹森健一)

BUDDiiS(撮影:笹森健一)[拡大]

バディの熱い拍手に応える形でアンコールのステージに姿を見せた10人。FUMINORIからコメントを求められたHARUKIはツアーを振り返り「1個1個の公演に感動があり、涙がありました」と語ってメンバーから「涙、あったっけ……?」とツッコまれつつ「こうして最後に東京公演ができてうれしいです」と、ツアーの終着地点までたどり着いた感慨を口にした。このHARUKIの言葉にFUMINORIも「各地でのライブを経て、バディとBUDDiiSの絆が深まっているのを実感しています。ありがとうございます!」と思いを語る。10人が公演の最後に届けたのは「Beautiful」。FUMINORIが自身のラップパートを「そう、今日はSHOOTのバースデー!」と言い替えるなど、和気あいあいとしたムードが会場中に充満する中でアンコールを駆け抜け、10人は会場の隅々まで手を振ってライブを終える。最後にFUMINORIは「毎公演温かな愛を、最高の盛り上がりをありがとうございます!」と感謝。そして「これからもBUDDiiSらしく、皆さんにたくさんのエンタテインメントを届けていきたいなと思っています!」と力強く約束していた。

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BUDDiiS「BUDDiiS vol.03 Zepp Tour -JOURNiiY-」2022年9月18日 Zepp Haneda(TOKYO)第1部 セットリスト

01. OZ
02. YO HO
03. CLICK ME
04. HOT CHEESE
05. R4U
06. ON & ON
07. ENCHANT(remix)
08. To The Top(remix)
09. BEAST2
10. RISE IN LOVE
11. P.A.R.T.Y
12. ALRIGHT
13. The One
14. JEALOUS
15. Under The Sea
16. SM:)LE
<アンコール>
17. Beautiful

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読者の反応

ケビン @kevinx_official

グイ🤣🤣ありがとうございます!!! https://t.co/chFNZuDeOQ

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