「もっと超越した所へ。」は劇作家・
キャストの7人、原作および脚本を担当した根本、監督を務めた
レイジの相手役の伊藤は「『一緒にプリクラ撮ろうよ』とか『公園でしゃべろう』と誘いました」とリアルなカップルを演じるうえで積極的に距離を縮めていったという。そんな伊藤との現場を振り返ってレイジは「万理華ちゃんはもともと友達だったから、相手が万理華ちゃんでマジでよかったです」と共演の喜びを明かした。同じくカップル役を演じた趣里と千葉のペアは、初共演だったものの現場ではすぐに打ち解けたと話す。現場で2人の会話を聞いていたという菊池は「素敵なラジオを聴いている感覚でした」と目を細めた。個性豊かなキャストを前に根本は「なかなか原作者がキャストの希望を出させてもらうことって珍しいんですけど、私が希望したキャストの皆さんが全員そろいました。演劇が映画になることも珍しくて、ホントに叶えていただけてありがたいです」と喜びをあらわにし、山岸監督は「クズが4名出てきますが、かわいく見えればいいなと思っていました」と口にした。
ここで、事前に映画を観た人によるアンケートをもとに「クズ男No.1」が発表される。前田が「レイジくんの役が許せないですね。“逃げグセ”がありますよね」と感情的になると、根本は「器は一番小さい役ですよね」と同意しながら、「私は怜人が嫌でした。全部ムカつくんですよ」とクズ男のトップを予想。矛先が向けられた怜人役の菊池は「僕はかわいいと思いますけどね」と自己防衛した。「クズ男No.1」に選ばれたのは、「チャラすぎる。考えが未熟。顔がいいだけ」という理由で怜人。菊池はガッツポーズをしながら「レイジくんの役が倫理的に一番ヤバいと思ってたんですけど、そこまで言っていただけて、役をまっとうできたということですね。あと『顔がいいだけ』って言ってもらえたのでよかったです」とポジティブに話した。
また司会者から映画のタイトルにちなんで“超越したいもの”を聞かれると、レイジは「がんばりすぎちゃうタイプなので自分の中で限度を設定しようかなと思いました。超越っていう言葉を真剣に考えすぎましたね。体調崩さないようにがんばろうと思います」と回答。菊池は「人見知りを超越したいですね。今回の現場みたいに長く皆さんといられない場合は、人見知りのまま終わっちゃうんです。僕、皆さんが思ってる以上に皆さんのことが好きですよ。飲みに行ってほしいです」と登壇者にラブコールする。女性陣が返答に困っている中でレイジは「行きましょう! 2人で行きましょう」とノリノリ。すると菊池は「それは超越しすぎじゃないですか(笑)。監督も根本さんも入れてワイワイやりたいですね。皆さんのお力添えでよろしくお願いします」と声を張り上げた。そしてイベントの最後に菊池は「傍から見てると『もう別れたほうがいいんじゃないかな』というカップルが登場するんですけど、このカップルだからこそ愛せるポイントがあって、2人だからこそ超越できる……そんな奇跡が詰まった映画です」と本作をアピールし、登壇者とともにステージをあとにした。「もっと超越した所へ。」は10月14日より全国公開される。
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びび #ネトフリでタイプロ @fumazarashi
この2枚目のお写真が1番良いかな〜というか実物で見た風磨くんに近いかな〜 https://t.co/dkmPIcNmZL