8月20、21日に大分・城島高原パークで野外ライブイベント「UNDER THE SCREAM!! 2022」が開催された。この記事では本祭にあたる21日公演の模様をレポートする。
「UNDER THE SCREAM!! 2022」は日本初の木製コースター・ジュピターに囲まれたステージ・ウッドパワースタジアムをメイン会場として行われた、音楽プロデューサー・松隈ケンタ主催によるライブイベント。遊園地を舞台にバンド、アイドル、お笑い芸人、シンガーと多彩なメンツによる熱いライブが繰り広げられた。本祭の日、サブステージでは11:00から
ポピエモは優勝トロフィを掲げて勇ましく登場し、井口イチロウ(SCRAMBLES)がサウンドプロデュースを手がける楽曲「覚醒サテライト」「喝采」をパワフルに披露した。もう1組のオープニングアクトとしてステージに上がったのは、松隈ケンタがサウンドプロデューサーを務める中学生5人組の若手ダンスボーカルグループ・バリカタキッズ。リリースしたばかりの楽曲「天神でビッグバン!」などでキレのあるダンスを披露した。正午過ぎに松隈は改めて開催宣言をしたのち、松隈を中心としたカルチャーユニット・BAD KNeeについて紹介。ステージではBAD KNeeのオリジナルキャラクター・バッドニーくんが姿を見せた。なおBAD KNeeは松隈が草野球をした際に右膝を痛めたことから名付けられたもので、バッドニーくんの右膝にも包帯が巻かれている。偶然にもMCの栗田は、左膝を痛めてサポーターをしていた。
メインステージでのライブ本編がスタートし、トップバッターを飾ったのはBAD KNee所属のスリーピースバンド・Hack the Ceremony。ドラマーはアユニ・DのソロプロジェクトPEDROをサポートする毛利匠太だ。3人はB'z「Ultra Soul」のカバーを披露して観客の心を掴み、永井葉子(Vo, G)がハンドマイクでステージ前方から身を乗り出して拍手を煽る。3人は爆音で「サイダー」などを届けた。サブステージでは
3組目の豆柴の大群はQueen「We Will Rock You」をオマージュしたようなどっしりとしたビートの「豆んJOY」のほか、「そばにいてよ Baby angel」「豆柴の大群 -お送りするのは人生劇場-」など疾走感のあるロックチューンを連発。家族連れの子供が踊りを真似するなど、豆柴らしいキャッチーなパフォーマンスが光る中、5人はラストの「りスタート」まで笑顔で駆け抜けた。4組目に登場したバンド・ぴゅーひょろろは、孤高のぴゅーひょろろ(Vo, G)による癖のある歌声と、骨太なバンドサウンドで観客の体を揺らしていく。「踊るポンポコリン」のカバーを用意してオーディエンスを盛り上げつつ、最後にはオリジナル曲「福岡タワー」を演奏した。
続いてステージに立ったのは、
イベントの後半、城島高原パークでこれまでに複数回ライブを行っているGANG PARADEの出番になると、まずキラ・メイがたった1人でステージに立ち、「PARADISES RETURN」の冒頭のポエトリーを披露。残る12人が続々と定位置に着き、総勢13名からなる大所帯のパフォーマンスが始まった。ギャンパレはジェットコースターに乗る客に手を振ったり、トークでも盛り上げたりしつつ、「BREAKING ROAD」「赤ちゃん」などをパワフルに届け、すっかり汗だくに。ラストには代表曲「Plastic 2 Mercy」が投下され、真夏の野外ならではの開放感も相まって、エネルギッシュなパフォーマンスが繰り広げられた。
2日間にわたったイベントの大トリを飾るのは、松隈率いるロックバンド・
終演後にはステージに出演者一同が集結。主催者の松隈は、今後イベントをさらに拡大させていきたいという意気込みを語り、「皆さんも仲間を増やして、家族を増やして、また遊びに来てください」と呼びかけた。こうして2日間にわたって行われた初開催のイベントは、夕日とともに幕を下ろした。
松隈ケンタ @kenta_matsukuma
最高すぎるライブレポ!!
来てくれた方も、来れなかった方是非見てみてください!
ありがとうございます🔥
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