2022年内をもってコンサート活動から引退することを発表した加山。彼が9月9日に東京・東京国際フォーラムホールAで行う自身最後のホールコンサートのチケットは即日完売となり、全国62カ所の映画館で実施されるライブビューイングのチケットも入手困難という状況となっている。
そんな中で発表される新曲「海が男にしてくれた」は、作詞・岩谷時子、作曲・弾厚作(加山の作曲家名義)の名コンビによるラストソング。新曲の歌詞は岩谷によるエッセイが元となっており、岩谷は生前、加山にエッセイを渡した際、「このエッセーの中には“海が男にしくてれた”という意味が含まれてるのよ」と伝えていた。
岩谷が亡くなった数年後、加山家のピアノの上にある詩が置かれていた。なぜそこにあったのかわからないということだが、岩谷時子財団に確認したところ、間違いなく岩谷による直筆の詩だったという。加山は岩谷とこれまで151曲を作ったが、歌詞が先の楽曲制作をするのは今回が初めてのこと。遺された詩を補作し、譜割りを調整するなどしつつ、曲の完成には数年が費やされたが、岩谷時子と弾厚作コンビによる152曲目の楽曲がついに完成。配信音源として発表されることになった。
本日8月25日(木)22:00~24:00放送のニッポン放送「加山雄三のオールナイトニッポンGOLD!」では、「海が男にしてくれた」の制作秘話や、今後の活動について語られる。
加山雄三「海が男にしてくれた」収録曲
・海が男にしてくれた
ニッポン放送「加山雄三のオールナイトニッポンGOLD!」
2022年8月25日(木)22:00~24:00
フル @f61326
加山雄三、岩谷時子×弾厚作コンビのラストソング「海が男にしてくれた」発表 https://t.co/UKWaU74E7E