SUPER★DRAGONの熱い夏の幕開け!3年ぶり「サマステ」青空の下BLUEに届けた怒涛の14曲

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SUPER★DRAGONが本日7月24日に東京・六本木ヒルズアリーナで開催中のライブイベント「コカ・コーラSUMMER STATION 音楽LIVE」に出演した。

SUPER★DRAGON(撮影:米山三郎)

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「サマステ」の愛称で音楽ファンに親しまれている、六本木の夏の風物詩「SUMMER STATION」は、今回が3年ぶりの開催。スパドラの「サマステ」出演も、2019年7月以来3年ぶりとなった。

SUPER★DRAGON(撮影:米山三郎)

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開演時刻の15:00を回ると、ステージに姿を見せたのはさわやかなブルーのワントーンで衣装をコーディネートした9人。初披露の“夏衣装”でBLUE(スパドラファンの呼称)の期待感が一気に高まったところで、彼らは7月13日にリリースされたばかりの最新曲「Summer Party」でライブをスタートさせた。「Summer Party」は、グループが得意としているエッジーなサウンド感からあえて離れた、ジャズフュージョン調のメロウなサウンドが特徴のナンバー。ボーカルの古川毅、池田彪馬、田中洸希は夏を楽しむ主人公の心情をしっとりと歌い上げ、MCのジャン海渡、松村和哉はメロディアスなフロウのラップでムードを盛り上げる。楽曲の披露はこの日が初めてとあって、パフォーマンスにもBLUEの大きな注目が集まる中、9人は志村玲於をセンターに据えたダイナミックなフォーメーションダンスや、しなやかなフロア技でも観客を魅了した。

志村玲於(撮影:米山三郎)

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3曲目の「My Playlist」の選曲にはBLUEの歓喜の声が漏れ、毅はオーディエンスにハンズアップを促して会場の一体感を高めていく。涼やかな歌声を届ける彪馬は不敵な微笑みをカメラ目線で投げかけ、この表情に客席がにわかに沸き立つシーンも。玲於と飯島颯は間奏パートでダイナミックなアクロバットを決め、気迫あふれるパフォーマンスで観客の視線を奪ってみせた。

SUPER★DRAGON(撮影:米山三郎)

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「My Playlist」を終えると、9人は額に汗を光らせながら自己紹介。晴天の昼下がりでの野外ライブとあり、颯や和哉は「しっかり水分補給してくださいね!」「しゃべらなきゃ水飲んでOKだから!」とBLUEの体調を気遣う。彪馬は「忘れられない夏にしていきましょう!」と笑顔でファンに語りかけ、玲於は「俺と一緒に熱い夏を過ごそうぜ!」と元気いっぱいに呼びかけた。

田中洸希とジャン海渡。(撮影:米山三郎)

田中洸希とジャン海渡。(撮影:米山三郎)[拡大]

清涼感あふれるメロディラインと力強いダンスビートのミクスチャーサウンドを緩急自在の歌とダンスで見せる「Summer Breeze」、タイの人気アーティスト・Anatomy Rabbitとのコラボで作り上げた、オリエンタルな情緒あふれる「love or like (Tokyo) w/Anatomy Rabbit」と、MCタイムのあとも季節感あふれる“夏仕様”な選曲でBLUEの体を揺らす9人。高い熱量で1曲1曲を丁寧に届けてゆくパフォーマンスも相まって、6曲目「BLOODY LOVE」を終える頃には汗が滴るほどだったが、メンバーは曲を終えるなり「気持ちいいね!」と声をそろえ、伊藤壮吾は「『サマステ』出演は3年ぶりで、ここまで来るのは長かったけど、今皆さんと夏を過ごせてうれしいと思っているところです」としみじみ語る。颯はスパドラの9人が雨男であることを伝えたうえで「ひさびさの野外ライブだったけど、雨が降らなくて本当によかった! これは“晴れBLUE”のおかげだね!」と笑顔でBLUEに感謝を伝えた。

池田彪馬(撮影:米山三郎)

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和哉が「夏の野外ということで、今日だけのスペシャルなメドレー持ってきたんで!」と予告したのを合図に、ライブは後半戦へ。ここから9人はこの日のライブのハイライトとなる、ブレイクタイムなしの7曲連続パフォーマンスで集まったオーディエンスを圧倒した。メドレーのオープニングナンバーとなったのは「LRL -Left Right Left-」。間奏パートのソロダンスリレーで個々の高いダンススキルをアピールしたのち、両手を左右に振るダンスでBLUEとひとつになった9人は、ラテンフレイバーの「La Vida Loca」、ハードロックサウンドにパワフルなボーカルを乗せる「Mada' Mada'」と、鉄板のライブ定番曲を続けてステージ上と客席のテンションをぐんぐんと引き上げていく。彪馬の力強いハイトーンボイスで幕を開けたセルフタイトルトラック「SUPER★DRAGON」ではBLUEも手に持ったペンライトをリズミカルに回して彼らのパフォーマンスに参加。「Dragonfly」ではステージの最前線に躍り出たジャンが「持ってるモノ、なんでも回して!」と呼びかけ、柴崎楽も客席をしっかりと見つめながらBLUEを巻き込んでいった。

田中洸希(撮影:米山三郎)

田中洸希(撮影:米山三郎)[拡大]

メドレーのラストを飾ったのは、スパドラのキラーチューン「Untouchable MAX」。イントロでステージセンターに立った和哉は気合いを入れるように天を仰いで笑みを浮かべ、9人は鬼気迫るほどのテンションで曲を歌い踊る。洸希はパフォーマンスの勢いを加速させるべくスキルフルなヒューマンビートボックスで切り込んでいき、ジャンが「心の中で歌え!」と叫ぶとBLUEもハンズアップでこの言葉に応えた。アウトロに待ち構えるハイレベルな踊り込みパートも圧倒的な熱量でパワフルに踊りこなした9人。最高潮まで高まった熱気の中で7曲を駆け抜けると、彼らは「やっべー!」「駆け抜けたねー!」と次々に声を上げて興奮を分かち合っていた。

SUPER★DRAGON(撮影:米山三郎)

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夏らしいムードを盛り上げながらスパドラの“現在地”を示したオープニングから、持ち前のアグレッシブかつエッジーな魅力をめいっぱい提示したクライマックスまで。約1時間のパフォーマンスの中にスパドラらしさをぎゅっと凝縮してBLUEに届けた9人が最後に披露したのは「Brand New Music」。曲前、玲於や颯を筆頭に行ったダンスレクチャーの成果も相まって客席にはダンスの輪が広がり、楽しげに客席を見つめるメンバーの弾むような歌声は、雲ひとつない都会の青空へと溶けていった。曲を終え、9人は充実の笑みでBLUEへと手を振る。最後に毅は「ホントに楽しかったです! また俺たちと遊んでくれますか? ありがとう、また会いましょう!」と約束し、この日のライブを締めくくった。

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SUPER★DRAGON「コカ・コーラSUMMER STATION 音楽LIVE」2022年7月24日 六本木ヒルズアリーナ セットリスト

01. Summer Party
02. Cruisin'
03. My Playlist
04. Summer Breeze
05. love or like (Tokyo) w/Anatomy Rabbit
06. BLOODY LOVE
07. LRL -Left Right Left-
08. La Vida Loca
09. Mada' Mada'
10. BADASS
11. SUPER★DRAGON
12. Dragonfly
13. Untouchable MAX
14. Brand New Music

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