iKON、2年半ぶりの日本公演でファンと伝え合った大きな愛「待っていてくれてありがとうございます」

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iKONが7月に兵庫・ワールド記念ホールと東京・国立代々木競技場第一体育館で日本公演「iKON JAPAN TOUR 2022~FLASHBACK~」を開催した。この記事では10日に行われたファイナルの国立代々木競技場第一体育館公演の模様をレポートする。

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iKONは7月13日にリリースした約3年4カ月ぶりの日本作品となるアルバム「FLASHBACK [+ i DECIDE]」を携えてライブを実施。iKONの来日公演の開催は、2019年12月以来約2年半ぶりとなった。

「iKON JAPAN TOUR 2022~FLASHBACK~」東京・国立代々木競技場第一体育館公演の様子。

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ステージと客席を隔てる扉が開くと、舞台にはバンドを従えたiKONの姿が。彼らはバンドが放つ重厚なサウンドをバックに「KILLING ME -JP Ver.-」でライブをスタート。グループのイメージカラーである赤色のペンライトの光が揺れる会場で、ライブ序盤からフルスロットルで気迫あふれるパフォーマンスを展開した。そして彼らはそのまま炎が吹き上がるステージで「BLING BLING -JP Ver.-」へ突入。花道を進んでセンターステージに向かい、iKONIC(iKONファンの呼称)の熱気を浴びながら力強いダンスを繰り広げた。JAYは「『iKON JAPAN TOUR 2022』へようこそ! 本当に会いたかったよ!」と指ハートを作る。JU-NEは「東京のファンの皆さん、めっちゃひさしぶりです! 最後の日だからテンションを上げて、皆さんと楽しい時間をいっぱい作りたいと思います」と意気込み、SONGは「僕は皆さんの熱い反応が聞きたいです。皆さん拍手!」と観客のクラップを浴びてにっこり。CHANは「ひさしぶりの東京コンサートですね! 僕たちがんばりますので、皆さんも思いっきり楽しんでください!」と元気いっぱいに述べ、DKは「ひさしぶりです、DKです! よろしく!」とフレンドリーに挨拶した。BOBBYは「元気ですか? 最後の最後までこんなにたくさん来てくれて本当にありがとうございます」と顔をほころばせる。JAYが横からタオルでBOBBYの額の汗を拭こうとするも、BOBBYは恥ずかしそうに「いらないよ」と拒否。JAYが「いやいや、いるから」と無理やりタオルをあてると、BOBBYも大人しく拭かれるという微笑ましいやりとりも見られた。

「iKON JAPAN TOUR 2022~FLASHBACK~」東京・国立代々木競技場第一体育館公演の様子。

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カジュアルな衣装にチェンジしたメンバーは、アルバムのリードトラック「BUT YOU -JP Ver.-」をパフォーマンス。シンセウェーブの明るくもどこか切なさのあるサウンドに乗せて、別れてしまった恋人への恋しさを歌う。さらに彼らは「BEAUTIFUL」や「Dive -JP Ver.-」を情熱的に踊ってオーディエンスを魅了した。今回のライブについてCHANは「悩みながらセットリストを作ったんですが、iKONICのために盛り上がる曲をたくさん準備しました!」と述べ、BOBBYも「iKONが初めてバンドと一緒にライブをやりましたね!」とポイントを語る。JU-NEは最近ハマっているという“宇宙”について熱弁。「昨日も宇宙のドキュメンタリーを観ました。寝るときにブラックホールの音を聞きながら寝ます」とブラックホールの音を「ブーン」という声で再現してメンバーとiKONICを笑わせた。その後、iKONは力強い眼差しで「DRAGON」や「AT EASE」を披露。「RHYTHM TA -JP Ver.-」で会場をヒートアップさせたところで、JAYは「みんな熱気がやばいですね」と微笑んだ。JU-NEからは「最後の日だから言いたいことを全部言います。神戸から東京までコンサートをやってきたじゃないですか。2年半ぶりで感じたことがあるんですけど、iKONICたち、みんなかわいいと思います」という言葉が。JAYから「どういうところが?」と尋ねられたJU-NEは「全部。アンコールのときはみんなのことがよく見えるじゃないですか。めっちゃ癒されますよ」とiKONICにストレートに愛を伝えた。

にぎやかにトークを繰り広げたあと、JAY、JU-NE、DK、CHANの4人はバンドが奏でる温かなアンサンブルをバックに「JERK -JP Ver.-」をリラックスした雰囲気で歌唱した。続いてBOBBYが1人でステージに立ち、「HeartBROKEN PlaYBoY」「DeViL」を連投。エモーショナルなラップパフォーマンスを繰り広げたあと、iKONICとリズムゲームを楽しんだ。JU-NEがギターを携えてステージに登場すると、BOBBYとJU-NEはユニット曲「DEEP NIGHT」を披露。2人と入れ替わって舞台に現れたSONGは、トロット歌手に変身して「낄끼빠빠(キルキパパ)」を歌う。SONGは途中で一輪の花を取り出して「いい香り……」とセクシーにつぶやくなど、ユニークなステージでオーディエンスを虜にした。

「iKON JAPAN TOUR 2022~FLASHBACK~」東京・国立代々木競技場第一体育館公演の様子。

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白い衣装にチェンジしたiKONは、ステージ上段に1列になってバラードナンバー「NAME」をスタンドマイクで歌唱。たゆたうようなメロディアスなサウンドに乗せて、切なくも美しい歌声を響かせる。「GOODBYE ROAD」ではiKONICが一斉に左右に手を振り、ピースフルな空気が場内に流れた。続いてメンバーはデニムの衣装を身にまとい、ラフな空気を漂わせながら「MY TYPE」を歌う。代表曲「LOVE SCENARIO -JP Ver.-」では掛け声に代わってiKONICの一体感のあるクラップが鳴り響いた。今回はJAYのソロステージがないということで、彼はMC中にアカペラで歌を披露。うっとりするような美しい歌声を聴いたBOBBYが「iKONよりこの曲がうまいじゃん!」と冗談めかすと、JAYは「僕、日本語で歌うときにちょっとうまくなるんですよ。気のせいかな」と茶目っ気たっぷりに語った。

「iKON JAPAN TOUR 2022~FLASHBACK~」東京・国立代々木競技場第一体育館公演の様子。

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ライブ終盤、iKONはスケール感のあるロックナンバー「FREEDOM」をグルーヴィなバンドサウンドに乗せて熱唱。「WHAT’S WRONG? -JP Ver.-」をエネルギッシュに披露したあと、赤色のテープが舞う美しい景色の中で「B-DAY -JP Ver.-」を届けてステージをあとにした。

「iKON JAPAN TOUR 2022~FLASHBACK~」東京・国立代々木競技場第一体育館公演の様子。

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アンコールではiKONICがサプライズで「우린 어디 안가 영원히 함께 하자(私たちはどこにも行かないよ 永遠に一緒にいようね)」というスローガンを一斉に掲げてメンバーに思いを伝えた。その気持ちを受け取り、JAYは「2年半、僕たちのことを待っていてくれてありがとうございます」と改めて感謝の思いを述べる。JU-NEは感極まって涙を流し、「我慢しようと思ったけど、(涙が)出ちゃった。いつも素敵な愛をもらっているから。いつもありがとうございます」と声を詰まらせながら話した。SONGは「本当に感動しました。今日皆さんのおかげで、言葉で表現できないくらい幸せでした。この瞬間を一生大事にします。本当にありがとうございます」と語り、CHANは「本当に幸せな時間でした。皆さんありがとうございます。これから僕たちiKON、がんばりますので絶対応援してください」と呼びかける。DKは「たくさん来てくれてありがとうございます。僕たちはすぐ皆さんに会いに行きます」と約束。BOBBYはスローガンのサプライズを受けて「これは強かったなあ。JU-NEさんまで倒したなあ。僕も危険だったよ」としみじみと述べ、「言葉も違うし、文化も違うけど、音楽で、iKONのことでいろんな人たちがこんなに一緒になるのが本当に不思議です。こんな奇跡をプレゼントしてくれて本当にありがとうございます」とまっすぐに語った。JAYは「スローガンの『私たちはどこにも行かないよ 永遠に一緒にいようね』という言葉が感動的で、すごくうれしくて」と述べ、涙をこらえながら「僕たちもどこにも行かないから。2年半くらい離れてたけど、これからはずっと一緒だから。たくさん会いましょうね。そして僕たち、早くすぐ戻ってくるので、ちょっとだけ待っててね。本当にありがとうございました」と語った。その後、iKONは客席を愛おしそうに見つめながら「JUST ANOTHER BOY -JP Ver.-」や「WORLDWIDE -JP Ver.-」などをパフォーマンス。「DON’T LET ME KNOW」ではメンバーもオーディエンスも一斉にジャンプして会場が大きな愛でひとつになった。

「iKON JAPAN TOUR 2022~FLASHBACK~」東京・国立代々木競技場第一体育館公演の様子。

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エンドロールが流れている間も拍手は鳴りやまない。するとJAYの「帰りたくないの? もっと遊びたい人、拍手!」という声が聞こえてエンドロールが途中でストップ。再びステージに姿を現したメンバーは、「LOVE SCENARIO -JP Ver.-」と「DUMB & DUMBER -JP Ver.-」をiKONICへの愛情たっぷりに届け、「またねー!」と笑顔で手を振ってステージを去って行った。

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iKON「iKON JAPAN TOUR 2022~FLASHBACK~」2022年7月10日 国立代々木競技場第一体育館 セットリスト

01. KILLING ME -JP Ver.-
02. BLING BLING -JP Ver.-
03. SINOSIJAK -JP Ver.-
04. Ah Yeah
05. BUT YOU -JP Ver.-
06. BEAUTIFUL
07. Dive -JP Ver.-
08. DRAGON
09. AT EASE
10. RHYTHM TA -JP Ver.-
11. JERK -JP Ver.-
12. HeartBROKEN PlaYBoY / BOBBY
13. DeViL / BOBBY
14. DEEP NIGHT / BOBBY、JU-NE
15. 낄끼빠빠(キルキパパ) / SONG
16. NAME
17. GOODBYE ROAD
18. APOLOGY
19. I MISS YOU SO BAD
20. MY TYPE
21. LOVE SCENARIO -JP Ver.-
22. DUMB & DUMBER -JP Ver.-
23. FREEDOM
24. WHAT’S WRONG? -JP Ver.-
25. B-DAY -JP Ver.-
<アンコール>
26. FLOWER
27. JUST ANOTHER BOY -JP Ver.-
28. WORLDWIDE -JP Ver.-
29. RHYTHM TA -JP Ver.-
30. DON’T LET ME KNOW
<ダブルアンコール>
31. LOVE SCENARIO -JP Ver.-
32. DUMB & DUMBER -JP Ver.-

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読者の反応

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タプ姉(13サイのジュネ) @topjune__

スタッフルームにてこれを読んだ私は
ソンさんのソロカットを見て笑っちゃったんだけど
その後の文章でもう泣きそうになってるので
ソンさんまで戻ってニタニタしてる

また夜読もっと。 https://t.co/gqEKufbsZ0

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