「TANG タング」はデボラ・インストールによる小説「ロボット・イン・ザ・ガーデン」を
本日のイベントには二宮、京本に加え、
二宮と初共演だという武田は「伸びざかりのいい俳優さんですよね。ものすごくナチュラルに演技されるんです」と絶賛し、「この映画は“二宮版ピノキオ”というのかな……そんな素敵なファンタジーです」と「TANG タング」を紹介。これを受けて二宮は「とてつもなくハードルが上がりましたね。でもご一緒できてとってもうれしいです……ありがとうございます」と深々と頭を下げた。その後、多くの観客を見渡しながら二宮は「贅沢を言えばみんなで笑いながら映画を鑑賞できたらよかったけど、集まって1つのものを観ていただけるだけでもうれしいです。たくさんの人たちの前に立つのはひさびさなので、貴重な機会をいただきありがとうございますという感じです」と謙虚に語った。
満島は「私も以前は歌ったり踊ったりしていて、私たち夫婦のシーンは意外と“アイドル力”がありましたよね。二宮さんとの夫婦、めちゃくちゃかわいいです」と自身がFolder 5のメンバーとして活動していたことに触れながら、二宮との夫婦役をアピール。「(市川)実日子ちゃんと3人で同じ場所にいることが多かったので、ずっとおしゃべりしてましたね」とにっこり笑い、「この3人は何かを背負うような役が多いと思うので、そういうシビアな作品で出会うのかなと思ったんですけど、まさかファンタジーで共演するとは思わなかったです」と驚きながら語った。
それぞれの役作りの話題になると京本は「ナルシストの役なので、監督から『役のキメポーズを作ってきてください』と言われて、毎日お風呂に入るときに考えていました。福山雅治さんみたいなポーズを考えたり」と裏側を明かし、「キャストの皆さんがリアリティのある演技をされる中で、僕は髪の毛をファサっとなびかせたり、ちょっと2次元的っぽい仕草をどうリアルにやるかを考えましたね」と苦労を語った。そんな京本の演技を見た三木監督は「お家柄なんですかね。全然下品にならないんですよね」とコメント。一方、二宮が「ナルシストなのはプライベートとそんなに変わらないんじゃないですかね……」と突き放すと、京本は「ひどいっすね。そんな感じだったんですか? 現場では優しかったんですよ。僕の所属するSixTONESの話を聞いたりしてくれて」と早口で話した。次に、かまいたちの話題に変わると、二宮は「シンプルに千鳥さんと共演したかったです」とひと言。かまいたちから「嫌なこと言うなー!」と非難されながら、「2人が関西弁になったときに関係性がより見えてきたというか、それが見ていて面白かったです。現場でも普通に楽しかったですよ」と付け加えた。
本作で人生の宝物を探す冒険が描かれることにちなんで、登壇者たちが自身にとって“人生の宝物”をフリップで回答。二宮は仕事だと答え、「ほかの仕事だったら長続きしなかったと思うし。自分のことにそんなに興味がないから、あまりよくわかってないけど、この年にこういう仕事がありましたっていうのを自然とアーカイブにしていただけるので振り返りやすいですよね」と語った。続いて「名探偵コナン」が好きな京本は「青山剛昌先生のサイン色紙」と発表し、「ジャニーズに入る前からサインをいただくことを夢見ていて、数年前に青山先生にサインをいただきました。今は家宝として飾ってます」と声を弾ませる。濱家が宝物は相方だと言う中、山内は「浜崎あゆみにもらったグラサンと木村拓哉にもらったリュックです」ときっぱり答えた。
最後に二宮は「映画っていうものは世の中の皆さんのよりどころになるときもあれば、うとましがれるときもあって。でもそれでいいと思うんですよ。僕らは変わらずいいものを作って出していくのが仕事。この作品が皆さんの生活に寄り添うことができればと思います」と映画を楽しみにする人たちに思いを伝えた。「TANG タング」は8月11日に全国公開される。
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二宮和也「TANG」イベントで京本大我のナルシスト役にひと言、かまいたちには「千鳥がよかった」(写真21枚) https://t.co/4OcWpoyXdy