斉藤和義×板尾創路×大宮エリーが「Singer5」暴露大会

4月19日に東京・タワーレコード渋谷店B1 STAGE ONEにて、大宮エリープロデュースの舞台DVD「Singer5」の発売記念トークイベントが開催。大宮が司会を務め、ゲストとして「Singer5」でキャストを務めた斉藤和義と板尾創路が出演した。

「Singer5」は、2009年9月29日から10月3日まで東京・新宿紀伊國屋ホールで5日間にわたり上演された日替わり演劇。イベントでは舞台裏のエピソードをはじめ、好きな映画の話、カラオケのレパートリーなど、多岐にわたる話題が展開された。

まずはじめに大宮と板尾が登場し、軽くトーク。板尾はスチャダラパーと共演した舞台「今夜はオーディション」について振り返り、「ダラダラしてるタイプかと思ったら意外ときっちりしてて。でもBose以外は非社交的でねぇ」と共演者の素顔を大暴露。さらに「DVDまだ観てないんだよね。特典DVDしか観てない」と大宮を前に言い放ち、会場を笑わせる。その言葉に続いて特典DVDに収録されている板尾のラップの練習シーンが上映され、その微妙な動きに爆笑が起こった。

続いて斉藤が呼び込まれ、ステージ上の雰囲気はさらにゆるい感じに。斉藤もDVDを観ていないことを告白し、「自分が出てる映像観るのイヤじゃないですか。ライブDVDも観ないし」と明かし、それに対して大宮も「私も観ないよ！ だって怖いもん」とプロモーションイベントとは思えない発言で会場を沸かせた。

そのまま「Singer5」の稽古の話へと流れ、斉藤や板尾が練習中の苦労を次々と披露。「セリフはあんまりなかったけどアドリブとかがあって困った」「経験としてはよかったけど、もう二度とやりたくない」と斉藤が語ると、板尾は「ある意味遺作ですよね」と返した。また板尾は稽古嫌いを延々と告白。「必要なのはわかってるんだけど、しんどいもん。いっつも本番始まらんかって思ってますね。だって本番入ったら稽古ないし」と本音を吐露。それを受けて大宮が、板尾が本番中に寝ていたエピソードを暴露する一幕もあった。

終盤に差し掛かると、話はどんどん脱線。大宮の泥酔エピソードやカラオケのレパートリー、緊張したときの対処方法など、DVDとはまったく関係のない話におよんだものの、会場は終始笑いに包まれた。

最後は板尾がDVDについて「悩んでるんだったら買うてくれれば。カードも使えるんで」とコメント。大宮も「元気になれる内容になってます」とアピールし、イベントを締めくくった。