6月5日に東京・WWW Xでホットスタッフ・プロモーション企画によるライブイベント「RED SPICE vol.5 Supported by Ruby Tuesday」が開催された。
「RED SPICE」は“発見を創る”をコンセプトに、2020年に始動したライブイベント。5回目を数える今回は、オカモトコウキ(
オカモトコウキは自身がボーカルギターを担当し、大林亮三(B /
3組目のおとぎ話はゆったりとステージに上がり、定位置に着いてから1曲目に「綺麗」を披露。有馬和樹(Vo, G)が歌う「めぐり逢うのは 運命ね」という最後のフレーズに導かれるように2曲目「めぐり逢えたら」へとつなげると、牛尾健太(G)の奏でるギターフレーズなどによって浮遊感をもたらした。「ロックンロールは好きですかー?」と有馬が観客に呼びかけ、バンドはライブ定番曲「NEON BOYS」で開放的なサウンドを響かせる。さらにおとぎ話は「セレナーデ」「君にあげるよ」で情景の浮かぶリリックと歌謡曲のテイストを帯びたグッドメロディをフロアに届け、ワーカホリックな人物像を想起させる歌詞のリフレインが心地よい「HOMEWORK」を披露。MCでは「コウキも言ってたけどさ、ライブが始まると、終わっちゃうんだよね!」と話し、コウキの話題を膨らませて「俺がもし女子だったらどうしてコウキと付き合いたいかわかる?」「コウキはかわいいからだよ! 東京少年倶楽部もかわいかったけど無骨だよね!」などと奔放なトークでオーディエンスを笑わせた。ライブ後半、彼らは6月22日発売の通算12枚目となるニューアルバム「US」から「DEAR」「FALLING」を続けて演奏し、新たなおとぎ話の世界へと観客を誘う。そして「光の涙」「COSMOS」というドリーミーな2曲を届け、ステージをあとにした。
おとぎ話のアンコールではエッジィなビートの「E.T.M.」に続いて、有馬がコウキへの愛を伝えるためにDREAMS COME TRUE「LOVE LOVE LOVE」の替え歌を熱唱。するとコウキがステージに上がり、有馬にハグをした。ハッピーなムードの中、おとぎ話は最後に代表曲「SMILE」を披露し、イベントを締めくくった。なおおとぎ話は、8月13日にバンドにとって念願となる東京・日比谷公園大音楽堂(日比谷野音)でのワンマンライブ「OUR VISION」を開催する。
「RED SPICE vol.5 Supported by Ruby Tuesday」2022年6月5日 東京都 WWW X セットリスト
東京少年倶楽部
01. 夢中飛行
02. birth day
03. 1998
オカモトコウキ
01. 惑わせて
02. 蜃気楼
03. LETTER
04. WORLD SONG
05. SMOKE
06. Thousand Nights
07. I GOT LOVE
08. 恋をしようよ
09. いつもこんな
10. 君は幻
おとぎ話
01. 綺麗
02. めぐり逢えたら
03. NEON BOYS
04. セレナーデ
05. 君にあげるよ
06. HOMEWORK
07. DEAR
08. FALLING
09. BREATH
10. 少年(FEEDBACK BOYS)
11. 光の涙
12. COSMOS
<アンコール>
13. E.T.M.
14. SMILE
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