5月25日にリリースされた今作の表題曲「あの子コンプレックス」は“=LOVE史上もっとも儚い失恋ソング”。佐々木舞香が初めてシングル表題曲のセンターを務めた。=LOVEはこの作品で11作連続でのオリコン週間シングルランキングトップ10入りを達成。YouTubeにアップされた「あの子コンプレックス」のミュージックビデオの再生回数が公開後わずか10日ほどで500万回を突破するなど、今まで以上に大きな注目を浴びている。
本日の記者発表会では、まず佐々木が「あの子コンプレックス」について「落ちサビで(野口)衣織と私がハモるところがあるんですけど、そこがCDで聴いたときはもちろん、ライブでも1つの見どころかなと思っています」とアピール。MVやシングルのカップリング曲にも話が及び、今作で初ソロ曲「僕のヒロイン」を歌唱している高松瞳がリーダー山本杏奈が手がけた振り付けについて「『振付師さん、誰がいいですか?』と聞いていただいたときに、『杏奈でもいいですか?』って言って。そしたらすぐにスタッフさんが指原さんに連絡してくれて、指原(莉乃)さんもすぐ返信してくださって、杏奈に決まりました」と2人の絆を感じさせるエピソードを明かすと、ほかのメンバーから感嘆の声が上がった。この話に山本は照れた表情を浮かべつつ、「『向日葵』という歌詞があるんですけど、花びらを表す10本の指が瞳以外の10人のメンバーで、その真ん中に瞳がいると決めて、メンバー全員の思いを乗せて振り付けを作らせていただきました」と振り付けにおいてこだわったポイントを明かした。
また記者発表会では「あの子コンプレックス」という曲名にかけて、メンバーが「思わず応援したくなってしまうような自分の愛されコンプレックス」を1人ずつ順番に発表。最初に山本が「ちょっとちび!」と書いたフリップを見せると、ほかのメンバーから「ちょっと…‥?」という疑問の声が上がった。司会者から現在の身長を聞かれた山本は「149.6くらい……」と答えるも、メンバーから「嘘だ!」「去年、148.6って言ってたのに」とツッコまれ、「最近成長期なんだと思います。そろそろもっと大きくなると思います」と笑ってごまかしていた。このほか、よく目を開けて眠っているという瀧脇笙古が「おめめパッチリ睡眠」を自身の“愛されコンプレックス”として挙げると、その目の開き具合について諸橋沙夏が「ずっと話しかけてたら、全然無視されて。『あれっ!』と思って見たら寝てました」と証言。「泣き顔」がコンプレックスであるという高松は「先日の沖縄公演で泣いてしまったんですけど、そのあと映像を観たら顔が梅干しみたいになってて……(笑)」と話し、「運動音痴」と書いたフリップを見せた佐々木は「もともとのハードルが低いので、1つできたらメンバーがすごい褒めてくれるんです!」と興奮気味に語った。
マスコミからの質疑応答では「あの子コンプレックス」のMVのマニアックな見どころを聞かれ、音嶋莉沙が「みんな片目だけ目のアップを撮ったんですけど、私だけ両目どちらのアップも映ってるんですよ。最初、私も知らなくて、ファンの方に教えていただいたんです」とメンバーも気付かなかった注目ポイントを紹介。指原プロデューサーが手がける第3のグループ・≒JOYに関する話題では、齊藤なぎさが「7月に『イコノイジョイフェス』の開催が決まっていて。=LOVEが一番年上ということで大きな背中を見せられたらいいなと思いますし、≒JOYちゃんたちもすごくポテンシャルがある子たちだと思うので負けないように一生懸命がんばりたいなと思います」と意気込みを語った。
続いて「後輩に見せたくないところは?」という質問が飛ぶと、佐々木が「私たちってレッスンのときとかってだいたいすっぴんで。ノイミー(≠ME)ちゃんが結成されたときにびっくりしたんですよ(笑) みんなすごくきれいにメイクして、リボンも付けて、レッスン着もかわいくて。私なんかよれよれの服で、レッスン中も気を使っていて偉いなとノイミーちゃんに対して思うので、身だしなみについては気を付けたいですね」と回答。そんな佐々木が「あの子コンプレックス」で初の表題曲センターを担当していることに再び話が移ると、これまで多くのシングルでセンターを務めてきた高松が「センターになるといろいろと聞かれることが多いのに完璧すぎて。舞香は本当にすごいです」と太鼓判を押した。
※高松瞳の「高」は、はしご高が正式表記。
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=LOVEリーダー山本杏奈が発表した“愛されコンプレックス”にメンバーから総ツッコミ https://t.co/66yr6OJ9eS