AMEFURASSHIが2ndツアー完走、観客をアルバム「Drop」の世界に浸らせたファイナル公演

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AMEFURASSHIのライブツアー「AMEFURASSHI 2nd Tour 〈Drop Tour 2022〉」が昨日5月28日に東京・KANDA SQUARE HALLでファイナルを迎えた。

「AMEFURASSHI 2nd Tour 〈Drop Tour 2022〉」ファイナル公演の様子。

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AMEFURASSHIは2ndアルバム「Drop」のリリースに合わせて今回のツアーをスタートさせ、東名阪の計4会場でライブを実施。ファイナルでは新曲を含むアルバムの全楽曲をパフォーマンスし、「Drop」の世界観をステージ上で体現してみせた。この記事では昼夜2公演のうち、アルバムの楽曲が収録順に披露された第1部の模様をレポートする。

「AMEFURASSHI 2nd Tour 〈Drop Tour 2022〉」ファイナル公演の様子。

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開演時刻を迎えると「BAD GIRL」をリミックスしたSEを合図に、AMEFURASSHIがこのツアーのために用意された全身白の衣装に身を包んでオーディエンスの前へ。バックのLEDモニタに各楽曲の世界観を視覚化した映像が次々に映し出される中、気迫のパフォーマンスを繰り広げていく。まず4人は80年代オマージュのファンクサウンド、ピッチの歪んだシンセサウンドが独特の疾走感と生み出す「ARTIFICIAL GIRL」をライブ初披露。Gの文字を表す振り付けを盛り込んだクールなダンス、英語詞が大半を占めるリリックを見事に自分たちのものに。さらに彼女たちは「DROP DROP」「BAD GIRL」といったガールクラッシュ感あふれるナンバーを畳みかけ、シティポップ風のメロウな楽曲「Lucky Number」では観客とともに笑顔でピースサインを掲げた。

「AMEFURASSHI 2nd Tour 〈Drop Tour 2022〉」ファイナル公演の様子。

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雨音の中、電話の音が途切れるインタールードが流れたあとは、大人びたボーカルで魅せる本格的なR&Bソング「Blue」、緩急のある展開と高揚感のあるサウンドが心地よい「Drama」と続く。昨年11月にシングルのタイトル曲として発表された「SENSITIVE」ではグリーンの照明が4人のしなやかなパフォーマンスを彩り、ダンサブルな楽曲「MICHI」では一緒にダンスしたり、クラップしたりするようにメンバーが観客に呼びかけて会場の一体感を高めた。

「AMEFURASSHI 2nd Tour 〈Drop Tour 2022〉」ファイナル公演の様子。

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躍動感あふれるディスコファンクナンバー「DISCO-TRAIN」で場内のテンションはより一層上昇するも、壮大なバラード曲「UNDER THE RAIN」が始まるとその空気は一変。等身大のメッセージをまっすぐに歌い上げる4人を白いライトが包み込み、モニタの映像には鮮やかな虹がかかっていた。そして1分40秒という短い尺に遊び心を詰め込んだ「MOI」が披露されたところで、「Drop」の楽曲を収録順にパフォーマンスするノンストップのブロックが終了。現在のAMEFURASSHIはアイドルソングの領域を拡張する多彩な音楽性を持ち味としているが、その路線を1つの集大成としてパッケージ化したようなステージに、客席からは盛大な拍手が沸き起こった。

「AMEFURASSHI 2nd Tour 〈Drop Tour 2022〉」ファイナル公演の様子。

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ここでメンバーはこのライブ初のMCに移り、会場に足を運んだファンに感謝の思いを伝える。また「Drop」がオリコンのアルバムデイリーランキングで1位に輝いたことを改めて報告し、その喜びを分かち合った。ライブ終盤のブロックでは「Drop」以前に発表された楽曲が並び、AMEFURASSHIは「Rain Makers!!」でペンライトを振ったり、「メタモルフォーズ」で観客にジャンプさせたりと、エネルギッシュなステージングを展開。ロックサウンドのナンバー「ハイ・カラー・ラッシュ」で市川優月がパワフルなデスボイスを響かせたかと思えば、「フロムレター」や「Over the rainbow」ではメンバーの優しく温もりのある歌声が会場いっぱいに広がった。ライブ本編の最後にはライブアンセム「Staring at You」が披露され、場内がエモーショナルなムードと幸福感で満たされた。

「AMEFURASSHI 2nd Tour 〈Drop Tour 2022〉」ファイナル公演の様子。

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アンコールでAMEFURASSHIは白のTシャツに着替えて再登場し、「グロウアップ・マイ・ハート」「雑踏の中で」の2曲を歌唱。今回のツアーの裏側やインタビュー映像からなる番組「AMEFURASSHI The Droppers◇WOW!iSM」が音楽専門チャンネル・歌謡ポップスチャンネルにて6月と7月に放送されることを発表したあと、1人ずつ順番にファンに向けて挨拶を述べた。その中で愛来は「皆さんに恵まれて、スタッフさんに恵まれて、楽曲に恵まれて。ダンスの先生にも恵まれて、たくさんの人に支えていただきながらステージに立っているのは当たり前じゃないんだなといつも強く感じてます。今日こんなにたくさんの人が来てくださると思ってなかったし、新曲について不安なこともたくさんあったんですけど、皆さんが一緒に楽しんでくれて、幸せな空間を共有してくれてすごくうれしかったです。私たちAMEFURASSHIは誰になんと言われようが前を向いてこれからも突き進んでいきたいと思うので、皆さんこれからもついてきてください!」と感謝と決意の言葉を口に。そして彼女たちは「明後日の方向へ走れ」をラストナンバーとして届け、場内がきらびやかなペンライトの光で包まれる中でライブを大団円に導いた。

なお、この日は6月24日に東京・白金高輪SELENE b2、7月3日に東京・新宿BLAZEでワンマンライブが行われること、10月に秋ツアーがスタートすることも発表された。

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AMEFURASSHI「AMEFURASSHI 2nd Tour 〈Drop Tour 2022〉」2022年5月28日 KANDA SQUARE HALL セットリスト

第1部

01. ARTIFICIAL GIRL
02. DROP DROP
03. BAD GIRL
04. Lucky Number
05. Blue
06. Drama
07. SENSITIVE
08. MICHI
09. DISCO-TRAIN
10. UNDER THE RAIN
11. MOI
12. Rain Makers!!
13. メタモルフォーズ
14. ハイ・カラー・ラッシュ
15. フロムレター
16. Over the rainbow
17. Staring at You
<アンコール>
18. グロウアップ・マイ・ハート
19. 雑踏の中で
20. 明後日の方向へ走れ

第2部

01. ARTIFICIAL GIRL
02. DROP DROP
03. BAD GIRL
04. Lucky Number
05. Blue
06. Drama
07. SENSITIVE
08. MICHI
09. DISCO-TRAIN
10. MOI
11. 雑踏の中で
12. Over the rainbow
13. フロムレター
14. ハイ・カラー・ラッシュ
15. Rain Makers!!
16. グロウアップ・マイ・ハート
17. メタモルフォーズ
18. Staring at You
<アンコール>
19. STATEMENT
20. UNDER THE RAIN
<ダブルアンコール>
21. DISCO-TRAIN

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