祝・結成3周年!7ORDERが幕張で”お祭り”開催「もっともっと楽しい旅に出ましょう」

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7ORDERの結成3周年を記念したファン感謝祭イベント「7ORDER 3周年感謝祭『燦参七拍子』」が、5月21日と22日に千葉・幕張メッセ 幕張イベントホールにて4公演にわたり開催された。この記事では結成記念日の22日の夜公演の模様をレポートする。

「7ORDER 3周年感謝祭『燦参七拍子』」の様子。

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「7ORDER 3周年感謝祭『燦参七拍子』」の様子。

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イベントのテーマは“お祭り”。メインステージには神社を模した大きなセットがそびえ立ち、花道は多数の提灯で彩られていた。開演時間が近づくとWhiteberryの「夏祭り」や北島三郎の「まつり」が流れ、オーディエンスの期待のこもったクラップが重なっていく。そしてイベントのテーマが“お祭り”に決まるまでの過程をコミカルに描いたオープニング映像を経て、7ORDERの公式キャラクター・小田ちゃんが「祭」の文字が刻まれたうちわを持ってステージに現れた。小田ちゃんが三三七拍子で会場を盛り上げたところで、祭囃子をバックに会場横の左右の扉から法被姿の7人が「祭りだ祭りだー!」と陽気に登場。イベントの実行委員会のスタッフたちがセンターステージに置かれた神輿をかつぐと、7人は祭囃子に「どっこいしょ!」「それ!」と合いの手を入れながら神輿を引き連れて花道をにぎやかに行進した。メインステージにたどり着いたメンバーは、結成3周年を記念して鏡割りを実行。「3周年おめでとう!」と全員で樽を割り、サマーチューン「SUMMER様様」でにぎやかにイベントの幕を開けた。今回の「SUMMER様様」は「幕張で祭り騒ぎ みんなの愛に支えられて走り抜けてこれました おかげさまで3周年」と歌詞の一部が変わって3周年バージョンに。森田美勇人は法被をはだけさせ、「祝」「マジで 愛してる」の文字がペイントされた素肌をさらけ出して感謝の思いをファンに伝えた。

「7ORDER 3周年感謝祭『燦参七拍子』」の様子。

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ファン感謝祭ということで、このイベントではオーディエンスを楽しませるための企画コーナーが設けられた。最初のコーナーは「みんなで選ぶ3周年 衣装の着替えをノゾキミテ!」。これまでライブでさまざまな衣装を着てきた7ORDERが、当時公演に参加できなかったファンのためにももう一度過去の衣装を身にまとうという企画だ。着用する衣装は2択の中からオーディエンスの多数決で決定。22日の夜公演では2020年7月に行われた配信ライブ「7ORDER DIGITAL SHOW『UNORDER』」の赤い衣装と、2021年夏に実施された全国ライブハウスツアー「7ORDER武者修行TOUR ~NICE “TWO” MEET YOU~」の私服風衣装が用意された。多数決の結果、選ばれたのは私服風衣装。メンバーはステージに設置された幕の向こうで生着替えをして、夏のライブハウスツアーならではの涼しげでさわやかな衣装姿を再びお披露目した。

長妻怜央

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メンバーが衣装に言及していると、突然エアホーンと「Make some noise!」というサンプリングボイスが響きわたり、DJとなった小田ちゃんがステージ上段にせりあがりで登場。小田ちゃんによるDJのもと、7ORDERは「Perfect」を皮切りにダンスリミックスメドレーを展開した。「Perfect」では長妻怜央がアクロバットを交えた流麗なソロダンスを披露。「Make it true」では阿部顕嵐と森田がシンクロするように生き生きとステップを踏んだ。安井謙太郎と諸星翔希は花道で「&Y」をパフォーマンス。諸星が奏でる心地のいいサックスの音色に身を任せて、安井は自然に流れるように踊った。萩谷慧悟、真田佑馬、安井、諸星がセンターステージでゆったりと歌い始めたのは「Monday morning」。阿部、森田、長妻もステージに上がって加わり、7人の美しいハーモニーが場内に響きわたる。そして7人はそのままセンターステージでマイケル・ジャクソンの「Heartbreaker」をカバーし、キレのあるフォーメーションダンスを繰り広げた。彼らは次の曲にいこうとするも、ここでDJの音が急にストップ。7人がメインステージを振り返ると、そこにはなぜか機嫌を損ねた様子の小田ちゃんの姿があった。慌てて森田と長妻が小田ちゃんの元に駆け寄り、森田が「どうしたの?」と肩を叩くも、小田ちゃんはその手を振り払う。しかし小田ちゃんのキャラクターデザインを手がけた生みの親である長妻が「大丈夫?」と声をかけると、小田ちゃんは長妻に縋ってジェスチャーで気持ちを表現した。長妻の通訳によると、小田ちゃんは「僕のコーナーなのにみんなが前に行くから僕が目立たないじゃないか!」と不満に思っているとのこと。「みんなと一緒に踊りたい」という小田ちゃんの思いを叶えるため、7人は小田ちゃんがミュージックビデオの主人公にもなっている「GIRL」を一緒に楽しく踊った。その後7ORDERはアグレッシブなダンスナンバー「MONSTER」で気迫に満ちたパフォーマンスを披露。最後には「Love shower」で優しいメロディに乗せて愛と希望を届け、ピースフルにメドレーを締めくくった。

真田佑馬

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イベント中盤には、メンバーが計4公演の合算ポイントで競う対決コーナーを実施。ゲーム内容は公演ごとに異なり、22日の夜公演では、フィールド内で目隠しをしながら相手の気配を感じ取って刀で切る企画「気配切り選手権」が行われた。「気配切り選手権」は2020年に配信ライブ「UNORDER」でリーダーになる権利を賭けて行われ、その結果、安井が優勝してリーダーに就任。安井に負けて副リーダーになった長妻が「リーダーを賭けさせていただきたい!」と改めてリーダーに立候補し、今回リベンジとして再び「気配切り選手権」を実施することとなった。「リーダーになった暁にはモノマネグループにしていこうと思います!」という長妻の宣言に戸惑いつつも、7人は安井、諸星、顕嵐のリーダーチーム、長妻、萩谷、真田、森田による副リーダーチームに分かれて対決。チームの代表者を2名ずつ選出し、2対2でバトルを繰り広げた。1回戦では阿部がポケットに手を突っ込みながら余裕のある佇まいでフィールド内を練り歩き、相手チームの萩谷を切って勝利。リーダーチームは3人で抱き合って喜びを分かち合うも、2回戦では副リーダーチームの真田が安井を一太刀で切って意地を見せた。同点で迎えた3回戦には安井と諸星、長妻と真田がそれぞれ参戦。まず諸星と真田が切られて脱落し、フィールド内には現リーダーの安井と、リーダーの座をねらう長妻が残った。熱い攻防を経て、最後には安井が長妻を刀で横切り。切られた長妻は「やっぱりリーダーの刀は重かったぜ……これでリーダーを託す……」と言い残してステージに倒れた。4公演の累計ポイントで最下位となったメンバーには罰ゲームが待っており、どのゲームでも点を取ることができなかった0ポイントの真田がその対象に。前日に行われた「恥ずかしい写真選手権」で集まった写真の中から、未公開の真田の写真が終演後に7ORDERのTwitter公式アカウントで一挙放出されることとなった。

森田美勇人

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対決コーナーを終え、安井が「3周年を迎えて、何か言いたいことはある?」とメンバーに話を振ると、森田が「ライブが終わったあとにシャワーに入るんですけど、顕嵐とながつ(長妻)が入ってくるわけよ。本当に狭い。なんなのあれは?」と首を傾げる。メンバーは森田のシャワー中にスピーカーで音楽をかけながら電気をつけたり消したりしてシャワールームをディスコ風にするという“7ORDERあるある”をステージ上で再現して無邪気に笑い合った。「そんなことをやってるけど、言うて俺らも大人になってきましたから。この1年で一番成長した人といえば?」と安井に尋ねられた阿部はグループ最年少の長妻の名前を挙げ、「変わってないようで変わっている。ながつは少年のままでいたいと思ってるところがあって、年々その思いが強くなってるのが変わってるところなんだよね。それを意識してるということは成長してるということだなと思いました」と見解を述べる。長妻も「打ち合わせに参加させてもらうときに『ここはこうですね、わかりました。チェックしときます。これ、終わらせておきますね。じゃあお疲れ様でした』って言うときに『大人になってる!』って。昔だったら『わからないです』だったのに」と自身の変化を感じているという。安井は「ながつ、もう23歳? 」としみじみと述べて、「みんなで大人になっていけるというのはうれしいよね。皆さんと一緒に素敵な大人になれるようにがんばっていきましょう」と朗らかに語った。

「7ORDER 3周年感謝祭『燦参七拍子』」の様子。

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「実は7ORDER、お客さんの前で披露してない曲が1曲あるんですよ」という安井の言葉を経て、一筋のスポットライトの光を浴びながら森田が歌い始めたのはゴスペル風のナンバー「Ups & Downs」。7人のスケール感のある歌声とオーディエンスの一体感のあるハンドクラップによって、会場に温かな空気が生み出された。メンバーが一度舞台をあとにすると、ステージ上段に和太鼓パフォーマーの無限-MUGEN-が登場。和装に着替えた安井と阿部も無限-MUGEN-のパフォーマンスに加わり、鋭い眼差しで太鼓の音を力強く打ち鳴らした。ステージ下段にはバンドセットが用意され、真田、諸星、森田、萩谷、長妻がそれぞれの楽器の位置につく。諸星の爽快なサックスの音色を中心にバンドアンサンブルが広がり、スタートしたのは「LIFE」。“お祭り”をテーマにした本公演ならではの和太鼓を交えた迫力のあるアレンジによって、この曲の持つ力強さが増幅される形で会場にエネルギッシュなサウンドが満ちていった。無限-MUGEN-がステージを去ったあと、7ORDERが音源とは異なるエモーショナルなバンドアレンジで演奏し始めたのは「Sabãoflower」。最後には安井がアコースティックギター、阿部がレスポールギターをそれぞれ持ち、シャボン玉が吹き上がる美しい光景の中、7つの音が重なり合って鮮やかに場内に響きわたった。

阿部顕嵐

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これまでのライブでは安井が代表して挨拶を行うことが多かったが、このイベントではメンバーが3周年を迎えた心境を話す時間が設けられた。4公演目の挨拶を担当した阿部は「3年続けられてるのは本当にみんなのおかげだなって常々思ってます。僕らは小さい頃から広い会場に立たせていただく機会がありがたいことに多かったけど、やっぱりこうやって自分たちでたくさんのファンの前でパフォーマンスしたり、ステージに立ってるっていうのは毎回感動するんですよね。いろいろ思うこともありますし。この景色は俺らだけのものだから。みんなが見せてくれてる宝物です。宝物交換をこれからも一緒にしていきたいなって思います」と話し、4年目に向けて「俺は常々外の世界で戦っていきたいと思ってますし、そういう機会をいただけているほうではありますけど、もっともっと戦っていきたいですね。みんなの力を借りながら。時にはみんなの力の及ばないようなところでも戦っていきたいなと思います。こうやって帰って来て安心できる場所があるだけでがんばれる」と闘志を燃やした。

安井謙太郎

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「リーダーにも話を聞かないと」とメンバーから話を振られた安井は、「いつも言っていますけど、感謝、感謝でしかない。なんだろうね、びっくりする。あー、3年生き残ったかって思う。実際、そのくらい厳しい世界だしね。その中で3年、僕たちがまだここに立っていられるというのは紛れもなく皆さんの応援のおかげですし、支えてくれるスタッフさんのおかげです。4年目は3年で作り上げた地盤で戦に出たいですね。びっくりさせたいですね、世の中を」と確かな口調で述べ、「笑いながら戦に勝ちたいですね。そういう7人でいたいなと思います」と話す。そして彼は「みんなありがとうございます。支えてくれるスタッフさんもいて、みんなもいて、そして頼れるメンバーが6人もいて、本当に僕たちは幸せ者です。『3周年感謝祭』というタイトルを付けたのは、本当にそれです。僕らも皆さんにとにかく感謝を伝えたいなと思って、こういうイベントを開かせていただきました」と改めて感謝の思いを伝え、「4年目は一緒にもっともっと楽しい旅に出ましょう」と笑顔で告げた。ラストを飾るのは未来への希望が詰まったナンバー「雨が始まりの合図」。金色の紙吹雪が降り注ぐ中、7人は力いっぱいこの曲をプレイし、最後に三三七拍子でイベントを締めくくった。

諸星翔希

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真田は「皆さんがいて、本当によかったなと思いました。そして皆さんと一緒に楽しむライブがすごく好きだなと思いました。これからも皆さんと一緒に毎日笑顔になれるように楽しいことをしていきたいなと思っています」と目を輝かせて話し、長妻も「どんどんブラッシュアップしていって、皆さんの誇れるようなアーティストになっていけたらいいなと思っているので、これからもよろしくお願いします!」と意気込む。阿部は「2日間にかけて、こんなにたくさんの方が僕たちに会いにきてくれたということを考えると本当にうれしいです。今の僕たちを愛してくれてありがとうございます。これからも愛してください。俺はみんなを愛しています」とストレートに思いを伝え、諸星は「みんながいるとなんでも楽しくなるなと思いました。『気配切り』もみんながいるとすごく楽しくなるし、ライブもみんながいるとどんどん俺らも楽しくなってくるし、皆さん1人ひとりのおかげで俺ら7人がここに立っています。その自覚を持ってください! 皆さんは素晴らしいです! 本当にありがとうございます。俺ら止まる気ないので、まじで突き進むので、一緒に楽しい景色を見ましょう」と呼びかけた。

萩谷慧悟

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萩谷は「ここから4年目が始まります。4年目はもっともっとどんどん楽しいことが起こってきそうな予感がしてワクワクしています。いろんなことに挑戦していきたいなと思うので、これからもよろしくお願いします! そしてこんな日を機にインスタを始めてみました」と報告し、森田は「3周年にしてやっと皆さんと祝えて、やっぱ会って祝うのが一番楽しいなと。早く酒が飲みたいです。とりあえず秋を待っててください。皆さんを楽しませます!」と期待を煽る。そして安井が「3周年を迎えられて本当に幸せです。4年目、もっともっといきましょう! 楽しく笑いながら歩いていきましょう。次会う日までみんな心も体もどうか元気で。また会いましょう!」と再会を誓い、メンバーは最後までファンに感謝を伝えながら手を振ってステージを去って行った。

7ORDERは本公演で8月24日にメジャー3rdシングル(タイトル未定)をリリースすることを発表。さらに9月より全国ツアーを開催することもアナウンスした。

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7ORDER「7ORDER 3周年感謝祭『燦参七拍子』」2022年5月22日 幕張メッセ 幕張イベントホール 夜公演 セットリスト

01. SUMMER様様
02. ダンスリミックス
Perfect~Make it true~&Y~Monday morning~Heartbreaker(マイケル・ジャクソン)~GIRL~MONSTER~Love shower
03. Ups & Downs
04. LIFE(和アレンジVer.)
05. Sabãoflower
06. 雨が始まりの合図

7ORDER 秋ツアー

2022年9月14日(水)福岡県 Zepp Fukuoka
2022年9月16日(金)大阪府 Zepp Namba(OSAKA)
2022年9月18日(日)宮城県 SENDAI GIGS
2022年9月20日(火)東京都 Zepp Haneda(TOKYO)
2022年9月23日(金・祝)岡山県 倉敷市民会館
2022年9月26日(月)愛知県 名古屋市公会堂
2022年9月28日(水)神奈川県 KT Zepp Yokohama
2022年10月5日(水)新潟県 新潟テルサ
2022年10月7日(金)石川県 金沢歌劇座
2022年10月12日(水)大阪府 Zepp Namba(OSAKA)
2022年10月13日(木)大阪府 Zepp Namba(OSAKA)
2022年10月22日(土)東京都 ステラボール
2022年10月23日(日)東京都 ステラボール
2022年10月27日(木)北海道 Zepp Sapporo

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(Photo by Masanori Naruse、Yoko Yamashita)

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