ASPがエイベックスからメジャーデビュー！真夏の日比谷野音ライブ開催も決定

ASPが8月31日にエイベックスからメジャーデビューすることと、8月27日に東京・日比谷公園大音楽堂でワンマンライブ「ACOUSTiC SAD ORCHESTRA TOUR FiNAL - 一触即発 - CRiTiCAL SiTUATiONS」を行うことが発表された。

ASPは2021年3月に始動した音楽事務所WACK所属のアイドルグループ。メンバーチェンジを経て現在はユメカ・ナウカナ？、モグ・ライアン、ナ前ナ以、マチルダー・ツインズ、ウォンカー・ツインズ、このツアーからASPに加わったチッチチチーチーチー、リオンタウンという7人編成で活動している。

メジャーデビューの情報は、本日5月23日に行われた全国ツアー「ACOUSTiC SAD ORCHESTRA TOUR」の東京・Spotify O-WEST公演のアンコールにて発表された。アンコール前の暗転中、BiSHのセントチヒロ・チッチのインタビュー音声が流れ、その中でチッチはディレクターと何やら噛み合わない会話を展開していく。その内容はディレクターがASPのチッチチチーチーチーとBiSHのチッチを間違えたという設定のコメディになっており、チッチはチッチチチーチーチーと名前が紛らわしいことに怒りつつも、ディレクターの指示通りにASPのメジャーデビュー決定および日比谷野音公演の開催を告知した。この映像はステージでのメジャーデビュー発表と同時に、YouTubeで公開された。

その後、ステージにはメジャーデビューを伝えるプラカードを掲げたメンバーとWACK代表・渡辺淳之介が登場し、ハイテンションにメジャーデビュー決定を喜んだ。ユメカはCARRY LOOSEを含め、過去に2回のグループ解散を経験していることから、今回が悲願のメジャーデビューとなる。渡辺から「言いたくないけど2度あることは……」と言われると、すかさず「3度目はありません！ 3度目の正直です！」と力強く語った。そして「伝説のライブにするしかないですね、ここで滑ったらメジャーデビューを滑り倒す可能性があるから」という渡辺の言葉を受けて、ASPはユメカが音頭を取る形で「メジャーデビュー、そして日比谷野外音楽堂！ 気合い入れていくぞ！ レディーゴー！」と叫んだ。

なお本日の公演では、開演直前にステージ後ろからメンバーが気合いを入れる掛け声が場内に漏れ出し、フロアでは自然と拍手が発生。ASPは「BE MY FRiEND」のインスト音源をバックに隊列を組んで入場し、“自律神経を整える準備体操”をならず者（ASPファンの呼称）と踊った。メンバーはライブのスタートに向けて場内の準備を万全にしてから、「BE MY FRiEND」を頭から披露。過去最多となる7人になったASPは、ステージをいっぱいに使ったり、一斉にステージ中央で身を寄せたり、横一列になったりとさまざまなフォーメーションでライブを展開していった。また7人で力強く合唱する場面もあり、グループとしてパワーアップした姿をオーディエンスに見せつけた。MCでは新メンバーのリオンタウンが「緊張していたけど、ステージに立つとお客さんが踊ってくれるのが見えるから緊張を忘れていた」と話し、チッチチチーチーチーが「2階席があって前にも上にもお客さんがいて、心も体もいい意味で圧迫されて、ライブハウスを感じられて、いい！」と語った。

ツアーはこのあと、7月31日の福岡・DRUM Be-1まで続く。5月28日に行われる兵庫・神戸VARIT.公演の模様はニコニコ生放送で生中継されることが決定している。

ACOUSTiC SAD ORCHESTRA TOUR FiNAL - 一触即発 - CRiTiCAL SiTUATiONS

2022年8月27日（土）東京都 日比谷公園大音楽堂