昨日5月21日に東京・日本武道館にて、LDH史上最大規模のオーディション「iCON Z 2022 ~Dreams For Children」男性部門の最終審査が行われ、13歳の難波碧空(なんばそら)、14歳の岡尾真虎(おかおまとら)、14歳の百田隼麻(ももだはいま)、16歳の山田晃大(やまだこうだい)、17歳の岩城星那(いわきせな)、17歳の中村竜大(なかむらたつひろ)からなるLIL LEAGUEがグランプリに輝いた。
「iCON Z」は、
LIL LEAGUE、KIDMATIC、CROONERZは、それぞれのグループでのパフォーマンスのほか、先輩グループとのコラボパフォーマンスを披露。LIL LEAGUEはTHE RAMPAGEと「THROW YA FIST」、KIDMATICはFANTASTICSと「Flying Fish」、CROONERZはBALLISTIK BOYZと「Animal」を歌い、GENERATIONSとは3組そろって「EXPerience Greatness」をパフォーマンスした。そのほかオーディション参加者たちは「iCON Z スペシャル SHOW CASE」と題して、それぞれの個性を生かしたステージも披露。全力で自分たちの魅力をアピールした。
テレビ東京系で放送されている「iCON Z」の密着番組「~夢のオーディションバラエティー~ Dreamer Z」では、EXILE TRIBEのパフォーマーを対象とした特別企画「本当は歌いたい! ボーカルオーディション」を実施しており、日本武道館では、この企画で優勝したTHE RAMPAGEの神谷健太がEXILE「運命のヒト」を披露する一幕も。ソロでの歌唱を終えた神谷は「小学校4年生の僕に『武道館に立ったよ』って言いたいです」と感極まった様子を見せた。
最終結果発表でグランプリに選ばれたLIL LEAGUEは、SHOKICHIとELIONEが作詞したオリジナル曲「Rollah Coaster」を披露。舞台裏のモニタで最終審査の様子を見守っていた三代目 J SOUL BROTHERSの山下健二郎、ELLY、小林直己、今市隆二がステージに登場し、彼らに祝福のメッセージを述べたあと、SHOKICHIとAKIRAも熱いエールをLIL LEAGUEと惜しくもグランプリを獲得できなかったKIDMATICとCROONERZに送った。
武道館での最終審査が終わったあと、マスコミ向けにLIL LEAGUEとHIRO、AKIRA、SHOKICHIへの囲み取材が行われた。今現在の気持ちを問われたLIL LEAGUEの難波は「武道館のステージに立たせていただくこともずっと夢でしたし、大きなステージで夢をつかむことも夢でした。LIL LEAGUEとしても『iCON Z』のメンバーとしてもがんばってきて、その成果を武道館で出せたから今のような結果が出ていると思います。引き続きこれからもLIL LEAGUEとしてがんばっていきたい」とコメント。百田は「武道館が終わってホッとしたところで、自分がデビューする実感はまだ全然湧いていないです。これから自分が憧れていたLDHのアーティストとして、LIL LEAGUEとして活動していく中で、グループのLIL LEAGUEはもちろん、『iCON Z』に参加したファイナリスト全員とここまでやってきたので、CROONERZとKIDMATICにも『なんでLIL LEAGUEが受かったんやろう』と思わせないくらいのパフォーマンスができるようにがんばりたいです」と思いを述べた。
岡尾は「選んでくださったことにもですが、武道館のステージに立たせていただいたこと、お客さんに観に来ていただけたこと、いろんなことへの感謝が積み重なって感謝しきれません。今、胸の中は感謝でいっぱいです。この気持ちはLIL LEAGUEとしてがんばってきた証になると思います。ファイナリスト19人の一員としてもLIL LEAGUEの一員としてもがんばって夢をつかみにいけました。いい経験でした」と胸いっぱいの様子で、山田は「今自分がLDH所属アーティストの一員になるという夢を叶えたという実感がまだ湧いていません。まだまだ緊張を感じています。LDHの所属アーティストの一員として、その名に恥じない人になってパフォーマンスも人間性もこのチームで成長していきたいです」と力強く語る。
中村は「うれしい気持ちもあるんですけど、落ちてしまったメンバーも一緒にがんばってきて武道館に立たせていただいたので、その分これからまた気を引き締めて次の夢に向かって走り続けていかないと、と感じています。客席に母とか家族がいるのがたまたま見えて、その瞬間に感謝や今までにない気持ちがこみ上げてきて、パフォーマンスで人を楽しませることのすごさを感じたし、いい経験ができました」とコメント。岩城は「日本武道館の舞台にずっと立ちたいと思っていたので、それを目標にずっとがんばってきました。グランプリをLIL LEAGUEがいただいたことに実感が湧いていなくてふわっとした気持ちですが、それ以上にもっと気を引き締めて、これからがんばらないといけないなと思いました。僕はLDHという場所がずっと小さい頃から好きだったんですけど、EXILE TRIBEの皆さんの練習風景を見学させていただいたときにEXILEさんを小さい頃から好きでいてよかったと思えて。皆さんの人間性や謙虚さを間近で見させていただいたので、僕もそういうことを絶対に忘れずにがんばっていきたい」と意気込んだ。
LIL LEAGUEをグランプリに選んだ理由についてAKIRAは「LDHとしても最大規模のオーディションで課題も豊富だったんですが、トータルとしてグループ性や個々のバイタリティが可能性に満ちあふれていると感じたことと、今のEXILE TRIBEにはないカラーを持っている皆さんだった」とコメント。SHOKICHIは「成長力とグループ力が輝いていたことと、何より未来を見せてくれた、イメージをさせてくれたことが理由です。『このグループなら次はこういう曲がいいな』とか、いろんなイメージが現段階でできたので、今がLIL LEAGUEを走らせるタイミングとしてバッチリだと思ったので、みんなで選ばせていただきました」と評価ポイントを語った。HIROはLIL LEAGUEメンバーの個性を評価理由に上げ、「それぞれのアーティストとしてのキャラクターが立っていて、パフォーマンスを見るたびに将来どうやって伸びていくかが楽しみになりました。子供と大人の間の世代のボーイズグループにすごくインスピレーションを受けました」と述べ、惜しくもグランプリを逃したメンバーについては「オーディションに参加した19人全員合格だと思えたんですが、このタイミングでは未来を想像できたLIL LEAGUEがいいなと思いました。人生それぞれのタイミングがありますし、彼らとの出会いを大切に、これからそれぞれに新しい物語を提供できるような存在でいたいと思っています。今回はチームでの勝負だったので、LIL LEAGUEが勝者ですが、1人ひとりで見たらポテンシャルが高いメンバーがいたので、本気で考えていきたい」と話した。なおHIROは、囲み取材の中でLIL LEAGUEが今後EXILEのドームツアー開場時に展開されるパフォーマンス枠「DREAM SPARK」に出演する予定であることを発表した。
記者からなりたいアーティスト像について問われた際、岡尾は「EXILEさんやTRIBEメンバーの皆さんは男の中の男。パフォーマンスも人間性も男の頂点。その中にもそれぞれのアーティストさんの個性が引き立っていて、欲を言えば全アーティストさんの個性をすべて奪って男の中の男の頂点になりたいという夢を持っています。HIROさんの人間性や謙虚さ……僕らからしたら空より上くらい存在なので、それを超えられるくらいの気持ちやテンションで本当の男になりたいです」とコメント。岡尾からべた褒めされたHIROはタジタジの様子で「LIL LEAGUEからはすごくインスピレーションを受けているので、男の中の男を目指してがんばります」と笑った。
「iCON Z 2022 ~Dreams For Children」のガールズグループ部門の様子は、6月12日(日)より「~夢のオーディションバラエティー~ Dreamer Z」で毎週放送される。
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