沖縄の音楽ドキュメンタリー「NHKスペシャル『OKINAWA ジャーニー・オブ・ソウル』」がNHK総合で明日5月22日(日)に放送される。
今年5月15日に本土復帰50年を迎えた沖縄。もともと伝統的な三線と島唄が音楽として主流だったこの地から、
コメント
ISSA(DA PUMP)
コザの街にはいつも音楽があふれていて、ロック、ヒップホップ、沖縄民謡、チャンプルー文化の街。自然とこの街にいたから、いろんな音楽に触れられたし、いろんな音楽のカルチャーに精通することができて、それが身に染みついている。こういう仕事していると、あ、俺やっぱ、ここがあったから、今の俺があるんだろうなって思うんですよね。
上江洌清作(MONGOL800)
コザには、ベトナム戦争時代、明日命がなくなるかも知れないアメリカ兵相手に演奏してきた、それこそ「生きるためのロック」があって、あの世代の先輩たちがやってきたステージがあって、その上に俺らはチョンって座って(笑)。自由でありがたい環境でスタートさせてもらった。ある意味モンパチも、コザロックなのかもしれないですね。
島袋寛子(SPEED)
3歳の頃かな、まだしゃべれないのに、歌って踊ってたんですよ。自分でメロディー作ったりとか。アクターズスクールの見学にいったら、持たせてもらったマイクを離さなかったみたいで。母と「10年たって芽が出なければ諦める」と約束して、一人でバスに乗って通いました。レッスンがどれだけ厳しくても幸せで、厳しさすら心地よかったことは覚えてますね。
比嘉栄昇(BEGIN)
歌を聴いた時にどこかでよみがえる、記憶みたいなのがやっぱり「島唄」だと思うし、全国で歌い継がれてきた歌にはそういうものがあるんですよね。自分たちが島で聴いて、人づてに聴いて、耳で覚えた、口から耳に入ってきた歌を歌いたい。土地に根ざした歌を歌えば、そこの土地で歌い継いでもらえる、それだったら最高ですよね。
Awich
私もこの島から生まれた音楽に大きな影響を受けてきました。おのずと手や足が動き出す、幸福な一体感を、この島の音楽から感じてきました。いろんな移り変わりを生き抜いてきたうちなんちゅだからこそ、そのパワーはきっとこれからも世代を超えて伝えられていくはず。この節目に、沖縄の子ども達のために、娘と一緒に書いた曲を歌えてとても光栄です。「自分たちも羽ばたいて活躍するんだ」という気持ちを込めています。
三浦大知
今回、ナレーションをつとめさせていただきます三浦大知です。僕の故郷でもある沖縄という場所は、とても多様な音楽が生まれてきた場所なんじゃないかと思います。「沖縄」と「音楽」の関係性、どういう風に沖縄の音楽が生まれて、歴史を紡いできたのか、そういう部分を紐解いていく番組になると思いますので、是非、皆さんチェックしてみてください。
NHK総合「NHKスペシャル『OKINAWA ジャーニー・オブ・ソウル』」
2022年5月22日(日)21:00~21:54
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沖縄の復帰後50年を音楽でたどるドキュメンタリー放送、Awichが過去と現在のコザでパフォーマンス https://t.co/Swp02Ft85k