NHK Eテレ「いないいないばあっ!」にて5月16日(月)放送回より新曲「いいことありそうだ!」がオンエアされる。
「いいことありそうだ!」は作詞を
この曲について、弾は「時代を超えて、今このようにして生まれた楽曲をたくさんの子どもたちが聞いてくれること、不思議で、嬉しい気持ちでいっぱいです」、つんく♂は「曲を聴かせていただくと、『わ~、加山さんらしい優しく勇敢な感じのするメロディーだな~。』と感動。なんともいえない懐かしさもあり、しかし、今の日本に必要な穏やかさもあります」とコメントしている。
コメント
弾厚作(加山雄三)
「いいことありそうだ!」のオススメポイント
自宅を整理していたら60年代のオープンリールテープがたくさん出てきました。当時の自分が作曲用にとっていたテープです。「お嫁においで」のデモと同じテープの中の2曲目にこの曲が入っていました。ハワイアンを8曲ほど作った中の一曲です。時代を超えて、今このようにして生まれた楽曲をたくさんの子どもたちが聞いてくれること、不思議で、嬉しい気持ちでいっぱいです。
オファーが来たときの気持ち
子ども番組に楽曲を提供したことは今まで一度もないので、この歳になっても自分にとって新しいことがまだまだ起こることに驚きと、皆様に感謝しております。
子育て中の方々にメッセージ
僕も四人の子どもの父親として、仕事に育児に努めてきました。小さな頃に聞く音楽はその後にも大きく影響すると思うんですよね。
子どもと親とが一緒になって共有できる時間や空間は子どもにとってはかけがえのないもの。音楽という側面で少しでも寄り添えたら本当に幸せなことです。
つんく♂
「いいことありそうだ!」に込めた思い
今から4年ほど前に加山さんのアルバムに作詞家として参加させていただいたことが縁で、それ以来何かと気にかけてくださっています。加山さんのマネージャーさんより、「加山の作った曲があるので、
ちょうど、「いないいないばあっ!」からリクエストされていた新曲のキーワードが「旅」「冒険」「海」「山」。僕も今ハワイに住んでいるし、加山さんも海の男!というイメージですので、「海」をイメージした「旅」の曲だと楽しいのでは!とトントン拍子に夢のコラボが決定しました! ただ、100%「海」に限定されるわけではなくそれが「山」であっても「草原」であっても成立するような雰囲気で仕上げました。それにしても、加山さんとつんく♂で小さな子どもたちの曲を仕上げる! なんかめちゃロマンティック!! 思えば、我が子らもすっかり中学生、大きくなりましたが、1歳や2歳の頃は近所の公園に行くだけでも大冒険だったなぁって思い出します。
よちよち歩きとはいえ、公園ではしゃいでいる姿は英雄そのものでした。
子育て中の方々にメッセージ
近年はコロナの影響もあり、のびのび自由に散歩するのも大変ですよね。この曲には、そういった苦難を吹き飛ばすようなエネルギーと優しさがたくさん詰まってると思います。「慌てても仕方ないよ」「落ち着いて」「楽しもうよ」「良いことあるから」というようなメッセージを感じるんです。なので、今回はそのインスピレーションをそのまま歌詞にしました。
子育て真っ最中のパパさんママさんは、いろいろと「焦ったり」「ドキマキしたり」、「近所の他のお子さんと比べたり」いろいろと思い通りでないことばかりでしょう。よく分かります。でも、焦らず、落ち着いて。結果、なんとかなるし、なるようにしかならないし。なので、この曲を聴きながら寛大な気持ちで、マイペースで子育てを楽しんでほしいなぁって思います。番組を応援してくれているお子様もきっと気にいってくれるとは思いますが、この曲はご両親やご家族のみなさんもワクワクしながら聴いてもらえるじゃないかなって思っています!
うん! いいことありそうだ!
リンク
Lawrence Li @liruyi
See, with only streaming services and no physical media (vinyls, CDs, etc.) it’s gonna be much harder for parents to communicate to their toddlers the legend of Kayama Yuzo. https://t.co/ZLHyfrN8f4