上坂すみれ、同志と作り上げた「超・革命伝説」でアーティストとしての多彩な魅力を披露

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上坂すみれのライブツアー「SUMIRE UESAKA LIVE TOUR 2022 超・革命伝説」東京公演が昨日5月4日に東京・昭和女子大学人見記念講堂で開催された。

上坂すみれ(撮影:鈴木健太[KENTA Inc])

上坂すみれ(撮影:鈴木健太[KENTA Inc])

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上坂すみれ「SUMIRE UESAKA LIVE TOUR 2022 超・革命伝説」ツアーファイナル公演の様子。(撮影:鈴木健太[KENTA Inc])

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上坂が単独ライブを行うのは昨年10月に開催された「上坂すみれのPROPAGANDA CITY 2021」以来で約半年ぶりであり、ツアーを行うのは2019年の「上坂すみれのノーフューチャーダイアリー2019」以来で約3年ぶりとなる。ファイナルとなる東京公演の会場にはたくさんの同志(上坂すみれファンの呼称)が全国から集結。場内が暗転し、ステージに明かりが灯ると、城壁と城門のようなセットが姿を見せる。

上坂すみれ(撮影:鈴木健太[KENTA Inc])

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オープニングを飾ったのは上坂のライブでは定番の楽曲「予感」。バンドの迫力ある演奏が始まると、真っ赤なレーザーライトが会場を照らし、上坂はセンターに敷かれたレッドカーペットに現れる。コウモリの羽根をモチーフとした飾りを頭とウエストに付け、小悪魔のようなオフショルダーのブルーの衣装をまとった彼女は「よく来たな、私が上坂すみれだよ。私を倒せるもんなら倒してみろー!」と観客を煽り、デビュー曲「七つの海よりキミの海」のパフォーマンスになだれ込む。同志たちが赤いペンライトや、上坂の愛飲するウォッカをモチーフにしたツアーグッズのペンライトを振り上げる中、シンボルマークが描かれた旗がステージ後方にゆっくり降りてくると、上坂は旗の前で「我旗の元へと集いたまえ」を熱唱。今回のツアーは「原点回帰」がテーマであり、アーティスト・上坂すみれを象徴するようなドラマチックで、どこかクラシカルなナンバーを次々に披露していく。

ライブでお馴染みの初期曲「げんし、女子は、たいようだった。」では、それまでのクールな上坂の表情が一変。ニコニコしながら客席に向かって手を振り、会場は一気にハッピーなムードに包まれた。「ひさしぶりに満杯のお客さんを見られてうれしい!」と語った上坂は「EASY LOVE」を歌唱。「Easy love(easy love)Easy love(night date)」というかけ合いがあるサビでは、同志が声ではなく、ペンライトで応えるなど、ご時世に合わせた新しいライブの楽しみ方がすっかり浸透しているように見受けられた。また「閻魔大王に訊いてごらん」や「パララックス・ビュー」といったゴシックなロックナンバーでは、上坂が体を折り曲げるようにしながら、激しくシャウト。アーティストとしての多彩な姿を見せた。

上坂すみれ(撮影:鈴木健太[KENTA Inc])

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その後、上坂はプリンセスのような真っ白な衣装に着替え、ティアラをかぶって登場。ジャンプするたびにスカートやリボン、髪の毛がふわふわと舞う。「ボン♡キュッ♡ボンは彼のモノ♡」や、「恋する図形(cubic futurismo) 」をキュートにパフォーマンスした彼女は、所属レコード会社であるキングレコードの先輩であり、声優としても尊敬する水樹奈々がゲスト出演した幕間映像に言及。「水樹奈々さんは本当に優しいので、4公演分、違うシチュエーションで幕間映像に出演してくださいました」と明かし、感謝の気持ちを伝えた。

上坂すみれ「SUMIRE UESAKA LIVE TOUR 2022 超・革命伝説」ツアーファイナル公演の様子。(撮影:鈴木健太[KENTA Inc])

上坂すみれ「SUMIRE UESAKA LIVE TOUR 2022 超・革命伝説」ツアーファイナル公演の様子。(撮影:鈴木健太[KENTA Inc])[拡大]

「ドロップス」「ノーフューチャーバカンス」と落ち着いた楽曲が続き、まったりしたムードが生まれたところで、上坂は再び衣装チェンジ。赤と黒のジオメトリックなチェックを基調としたミニドレスに着替えたポニーテール姿の彼女は、前山田健一が作詞作曲した最新シングル「生活こんきゅーダメディネロ」を披露する。転調や裏声、早口など、難易度の高い楽曲であるが、上坂は難なくクリア。アーティストとしてのポテンシャルの高さを見せる。一方、前回のライブで初披露された「夜勤の戦士のテーマ」での振り付けコーナーでは、すでに振り付けを会得している同志が事前練習からバッチリと息のあった様子を見せ、上坂を驚かせた。本編最後に上坂は「革命的ブロードウェイ主義者同盟」を拡声器で勇ましく披露。スクリーンにエンドロールが流れると、客席からはアンコールを求める拍手が自然と巻き起こった。

上坂すみれ(撮影:鈴木健太[KENTA Inc])

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ツアーTシャツをアレンジしたアンコール衣装に身を包んだ上坂は、再びステージに登場すると今回のツアーコンセプトにもなったという楽曲「真・革命伝説」をリリース以来、約9年ぶりに披露。自身がねこ娘役で出演する舞台「ゲゲゲの鬼太郎」や、今秋に発売予定の5thアルバム、さらには本公演のディレイ配信についてMCで告知した上坂は、同志への感謝の気持ちを「ありがとう」と素直に伝えると、感極まった様子で一筋の涙を見せる。そして「ネオ東京唱歌」で旗を振って一体感を作り上げた彼女は、ラストナンバーとして「ウエサカダイナミック」を熱演。客席をバックに記念撮影を行い、ハッピーな雰囲気でライブを終えた。

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上坂すみれ「SUMIRE UESAKA LIVE TOUR 2022 超・革命伝説」2022年5月4日 昭和女子大学人見記念講堂 セットリスト

01. 予感
02. 七つの海よりキミの海
03. 我旗の元へと集いたまえ
04. げんし、女子は、たいようだった。
05. EASY LOVE
06. 閻魔大王に訊いてごらん
07. パララックス・ビュー
08. ボン♡キュッ♡ボンは彼のモノ♡
09. 眠れない魔物
10. 恋する図形(cubic futurismo)
11. ドロップス
12. ノーフューチャーバカンス
13. 哀愁Fakeハネムーン
14. 生活こんきゅーダメディネロ
15. ものどもの宴
16. 夜勤の戦士のテーマ
17. 踊れ!きゅーきょく哲学
18. 夢みるメイドガール(BAND inst)
19. 革命的ブロードウェイ主義者同盟
<アンコール>
20. 真・革命伝説
21. ネオ東京唱歌
22. ウエサカダイナミック

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読者の反応

ビートまりお💓 @beatmario

ウエサカダイナミックは「ライブで盛り上がる曲にしたい!!」と思って作らせていただいたので、アンコールラストで歌ってもらえたの本当に嬉しいな~~

いつかみんなで「捧げますーー!!!!」って叫びたいね

#上坂すみれ #超革命伝説 https://t.co/upmlwa0LmF

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