樋口は完成した写真集を見た率直な感想を問われると「ずっと写真集を出すことが夢だったので、うれしいっていうひと言じゃ表せないぐらい感動しました」と感無量の様子。「恋人のように」というタイトルについては「明日の活力になるような、“恋人のような1冊”になってほしいという願いを込めました。これから先も恋人のようにずっと大切にしてほしいです」と説明した。
この写真集の撮影地は沖縄県の久米島、京都、東京。押しポイントを聞かれた樋口は「ありのままの私です。乃木坂の衣装を脱いだときの、本当の私がいっぱい詰まってるんじゃないかな。あとは沖縄はナチュラルメイクで服装もラフだけど、京都、東京では大人っぽいメイクになっています」「もちろん恥ずかしいけど、恥ずかしさを捨てて、すべてを見てほしいという思いで撮影に挑みました。身も心も自分史上一番さらけ出したので、感じてほしいです」とアピールした。撮影には過度なダイエットなどはせず、心も体もヘルシーな状態で臨むよう意識したという。お気に入りの1枚にはロケ初日に沖縄で撮影したという岩場のカットが選ばれた。
彼女は本書のこだわった部分について「逆に自分のこだわりを持ちすぎないよう気をつけました。苦手な表情っていうのはあんまり考えないで、いろんな角度から撮ってもらうっていうのを意識して。自分から見た自分じゃなくて、ほかの人から見る自分っていうのを大事にしたいと思ったので」と語る。写真集会見恒例の質問「仕上がりに点数を付けるなら?」に対して、彼女は「これはもう、花丸100点と言いたいですね。最高なものにしてもらえた」と自信たっぷりに答えた。
写真集についてのメンバーの反応を聞かれた樋口は、秋元真夏が「楽しみにしてるよ」「明日発売だね」と声をかけてくれたこと、和田まあやが先行カットのランジェリー写真を見て「わあーお!」と言っていたこと、宮田愛萌(日向坂46)から長文の感想が届いたことを明かす。反応が楽しみなメンバーについては阪口珠美、清宮レイの名前を挙げた。
本書で見せている艶っぽい表情について、「自分では得意だと思う?」と聞かれた樋口は照れながら「どうなんですかね(笑)。13歳でグループに入ったので年少組に思われがちなんですけど、実際もう24歳で、乃木坂ではお姉さんメンバーにあたるので。あんまり得意っていう意識はないですけど、年相応というか大人になってるんじゃないかなと」と回答。自分でその表情を見た感想については「自分でもびっくりしました。こんな顔するんだって」と新たな一面を発見できたと語った。
写真集を節目として卒業を発表するメンバーも少なくない中、樋口は「卒業は考えていない」という旨をファンに向けて発信していた。これについて記者から話題を振られた樋口は「写真集をきっかけに卒業というのはないです。有観客ライブや握手会がなかなか最近はできていないので、ファンの方と直接会える日が来るまでがんばりたいなって思いますし。でも自分でもいつ卒業するかわからない。それくらい今が楽しいですね」と充実した表情を見せていた。
樋口はこの写真集の撮影を経て「夢が叶うのってこんなに幸せなんだなって気づきました。あとはやっぱり家族やファンの方々がすごく喜んでくれたことで、皆さんの応援がすごく大きくてかけがえのないものだと改めて感じて、いろいろな瞬間をより大事にしようと思いました」と意識に変化が生じたことを明かす。そして「たくさんの方にこの1冊が愛されて、少しでも皆さんの癒しになれたらなと思っています」と話し会見を締めくくった。
樋口日奈のリリース情報
リンク
J_ROCKNews @J_ROCKNews
樋口日奈が心身さらけ出した1st写真集刊行に感無量、艶っぽい表情は自分でも驚き「こんな顔するんだ」 https://t.co/JXHcoYvJIw