ヤバイTシャツ屋さんVS岡崎体育の白熱バトルの結果はいかに?初ツーマンでコラボ曲も披露

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ヤバイTシャツ屋さん岡崎体育が、4月2日に千葉・幕張メッセにて開催されたレッドブル主催の“音楽対決イベント”「Red Bull SoundClash 2022」に出演した。

「Red Bull SoundClash 2022」の様子。(Photo by Suguru Saito)

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「Red Bull SoundClash 2022」の様子。(Photo by So Hasegawa)

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「Red Bull SoundClash」は、各ステージに課されたテーマに応じて、2組のアーティストがその個性と技量を見せつけ合う4ラウンド制の歌合戦。ヤバTのこやまたくや(G, Vo)は岡崎体育の中学校の後輩であり、デビュー前からお互いのライブを行き来するなど、親交が深い。両者のファンからかねてよりツーマンライブを熱望する声があったが、機が熟すまでタイミングを計っていたというヤバTと岡崎体育。岡崎体育がヤバT楽曲のリミックスを手がけたり、こやまが岡崎体育のミュージックビデオの監督を務めたり、NHK総合の深夜番組「よなよなラボ」で共演したりと、2組が関わる機会は多々あったが、ツーマンライブはこれが初の機会となった。

「Red Bull SoundClash 2022」の様子。(Photo by So Hasegawa)

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会場ではライブのほか、レッドブルの世界観を楽しめるパフォーマンスや参加型チャレンジゲームなどが行われた。会場に足を運んだ両者のファンは、プロのゲームプレイヤーによるエキシビジョンマッチ「Game Clash」やブレイキン、BMX フラットランド、フリースタイルバスケットボールのトップアスリートたちによるショーケース「Red Bull Street Jam」、競技用バイクでさまざまなトリックを繰り出すパフォーマンスショー「Trial Bike Show」、F1マシンの実物大レプリカを使い、タイヤ交換のタイムアタックに挑戦する「Red Bull Pit Stop Challenge」、ヤバTと岡崎体育のサイン入りポスターなどが当たるダーツゲーム「Darts Challenge」といったサイドコンテンツも満喫した。

岡崎体育とてっくん。(Photo by Suguru Saito)

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ライブの開演時刻を迎えると、司会進行役の生田竜聖フジテレビアナウンサーがステージに登場。「『Red Bull SoundClash』は、ただ演奏がうまいだけでは相手を超えられません。4ラウンドにわたって、オーディエンスのハートをつかみ続けるエンタテイナーとしての技量が問われるのです!」とルールを説明した。生田アナによる開幕宣言後、制限時間内に各自のオリジナル楽曲をできるだけパフォーマンスして自身の魅力を最大限にアピールするラウンド「The Clash」がスタート。最初に姿を現した赤コーナーの岡崎体育は、対決の幕開けを飾るにふさわしい「Open」でパフォーマンスを開始した。そのほか岡崎体育は、「Quick Report」や「FRIENDS」など全5曲をこのラウンドで披露。「FRIENDS」で登場したペンギンのてっくんは、ヤバTに勝利するために「僕の人気にあやかるべき」と、岡崎体育にアドバイスしていた。

ヤバイTシャツ屋さん(Photo by Keisuke Kato)

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青コーナーに登場した後攻のヤバTは「ハッピーウェディング前ソング」「かわE」といった人気曲を立て続けに4曲披露。3人が「まゆげがきれい」「まつ毛が長い」など岡崎体育のよいところを挙げて、岡崎体育ファンに媚びを売ったあとは、「NO MONEY DANCE」や、歌詞に「レッドブル」が登場する「あつまれ!パーティーピーポー」などを演奏し、全7曲で1stラウンドを終えた。

岡崎体育(Photo by Teruhisa Inoue)

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ヤバイTシャツ屋さん(Photo by Keisuke Kato)

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2ndラウンド「The Cover」では、両者が事前に与えられた同一の課題曲をステージ上で初披露。2組はAdoの大ヒット曲「うっせぇわ」のカバーをオリジナリティたっぷりに届けた。熱血な実況中継で観客を沸かすことで知られるフリーアナウンサーの矢野武アナの前口上を経て、岡崎体育はカラオケ風からEDMに変化するアレンジの「うっせぇわ」を披露。ヤバTはストレートなロックンロールカバーでフロアを盛り上げた。

吠える岡崎体育(Photo by Keisuke Kato)

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岡崎体育のマスコットキャラクター・てっくんとヤバTのマスコットキャラクター・タンクトップくんは、本イベントの事前番組で激しく対立しており、イベントでは、その抗争に決着を付けるべくお互いのマスコットキャラクターが戦う番外編マッチ「マスコットクラッシュ」も行われた。それぞれのキャラクターは、助っ人ダンサーにブレイキン世界チャンピオンのShigekixと「Red Bull BC One World Final 2018 B-Girl」初代チャンピオンのAmiを迎え、ダンスバトルを実施。タンクトップくんが勝利すると、敗者となったてっくんは「タンクトップくんに拍手したやつを全員食べる」との捨てゼリフを吐き、岡崎体育も「帰り道に気を付けや」と物騒なメッセージを残してステージを去った。

肩幅が広い岡崎体育。(Photo by Suguru Saito)

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こやまたくや(G, Vo / ヤバイTシャツ屋さん)(Photo by So Hasegawa)

こやまたくや(G, Vo / ヤバイTシャツ屋さん)(Photo by So Hasegawa)[拡大]

3rdラウンドは、対戦相手の人気曲を独自のスタイルでカバーし、オリジナルを上回ることを目指す「The Takeover」。このラウンドではまず先行の岡崎体育がアメフトのアーマーのようなものを装着し、肩幅の広さを強調したスタイルでヤバTの「肩 have a good day」をカバーした。岡崎体育は「先輩の岡崎は肩幅の広さだけで音楽業界を乗り切ってるよ。みんなも肩幅狭いなりにがんばって!」とヤバTを挑発。ヤバTは岡崎体育の「MUSIC VIDEO」のカバーを披露し、この曲のMVにおいてもっとも印象的なシーンである「ミュージックビデオにおける女の子の演出講座」部分をオマージュした映像もモニターで上映するなど、MVを監督したこやまだからこそ成せる技でカウンター攻撃をしかけた。

ヤバイTシャツ屋さんとテツandトモ。(Photo by Keisuke Kato)

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両者ともに会場を沸かせるためのスペシャルゲストを登場させることができる4thラウンド「The Wildcard」では、岡崎体育がこやまと同郷、そして事務所の先輩でもある10-FEETを召喚。岡崎体育は10-FEETとともに「なにをやってもあかんわ」をパフォーマンスし、岡崎体育は「勝ちをもらいました!」と大きく吠えた。対するヤバTは「レッドブル」カラーのジャージが目印のお笑い芸人・テツandトモをゲストに選び、テツandトモのテッパン歌ネタ「なんでだろう」でコラボ。岡崎体育や、岡崎体育サイドに付いた10-FEETに対する“なんでだろう”なネタで岡崎体育を制圧した。

「Red Bull SoundClash 2022」の様子。(Photo by Suguru Saito)

「Red Bull SoundClash 2022」の様子。(Photo by Suguru Saito)[拡大]

全4ラウンドの白熱のバトルが終了し、因縁の両者が同じステージに立つも再びどちらが今回のバトルで勝ったかで一悶着。その後、お互いのマスコットキャラクターが2組を仲裁し、引き分けという結果でバトルの決着が着いた。最後にヤバTと岡崎体育は、今回の企画のために夏合宿で制作したコラボ楽曲の「Beats Per Minute 220」を披露。ヤバTのもりもりもと(Dr, Cho)は「我々はこれからも音楽とエンタテインメントを全力で皆さんにぶつけていくので、全身で受け止めて、これからもずっと応援よろしくお願いします」と語り、しばたありぼぼ(B, Vo)は「今まで(実現させずに)引っ張り続けてきたツーマンライブをこんな大きいな場所で多くの人の前でやれて本当に楽しかったです」と感想を述べた。そしてこやまが「同じ時期に関西でライブ活動を始め、お互いにこんな活動内容だから周りからはいろいろと言われてきたけど、岡崎体育とヤバTで、これだけのイベントを開催できることを証明できたので本当によかったです。ありがとうございます」と締めくくり、イベントの幕は閉じられた。

※記事初出時、本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

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【ライブレポート】ヤバイTシャツ屋さんVS岡崎体育の白熱バトルの結果はいかに?初ツーマンでコラボ曲も披露(写真40枚) https://t.co/naz1FOQ0MF

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