バーチャルアーティストプロジェクト「十五少女」による新コンテンツの展開が発表された。
エイベックスと大日本印刷が立ち上げた十五少女は15人の“仮想少女”が登場するプロジェクト。2021年4月1日にシングル「逃避行」でmaximum10からメジャーデビューして以降、複数の楽曲をリリースしているが、それぞれのキャラクターに関する詳細は一切明かされてこなかった。
このプロジェクトに講談社が参加し、十五少女の生い立ちやキャラクターを小説やマンガとして物語化していくことが明らかに。本日4月1日にはその第1弾として、前日譚となる小説「竹虎レオナの場合(前篇)」がtreeにて公開された。本作の執筆は小説家の円居挽が手がけている。またこれらの小説やマンガを原作とした音声ドラマの制作も決定。十五少女の公式Twitterアカウントでは、明日4月2日から毎日20:00に各キャラクターを演じる声優が発表される。
また十五少女の公式サイトでは、プロジェクトを運営する「子供都市構想」名義で“報告書”と題した文書を発表。「十五少女が一台のバスに乗って子供都市を目指す」という本編のアニメ化をプロジェクトの最終目標とし、資金を調達するのではなく、各コンテンツに対する閲覧数や再生回数、コメント等の“関心“を集める新たなクラウドファンディングを展開するとしている。
なお十五少女が暮らすパラレルワールドはエイベックスと大日本印刷による仮想空間として構築され、ユーザーが実際に体感できる新たなエンタテインメント体験を創出する。今後はFZ(sfpr)、Radical Hardocore Cliqueといった音楽クリエイター、小説家の望月拓海、デジタルアーティストのケイゴイノウエ、タイポグラファーのゆうたONE、ビジュアルアーティストのMax Prentisらが参加し、十五少女の世界を作り上げていく。
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エイベックス、講談社、大日本印刷のバーチャルプロジェクト「十五少女」が本格始動 https://t.co/4xDJmDFjOP