「roman candles | 憧憬蝋燭」は本日3月16日に発売されたアルバム。配信リリースされた「happyend | 幸せな結末」をはじめとする全13曲が収録されている。
本作について川谷は「僕はこんなバンドを待っていたのかもしれない。歌、メロディー、アレンジどれもが過不足なく良質なポップスを構成している。中でもギターアレンジは秀逸。2022年のジャパニーズポップス決定盤、誕生。」とコメント。ラブリーサマーちゃんは「一曲目を聴いて、これはヤバいかもしれないと思い、二曲目で確信に変わりました。枇杷シロップのお湯割を飲みながらこの作品を聴いていた時間、私が今年最もロマンチックだった瞬間です」、福富は「『roman candles』が出る頃、春はもうすぐそこまで来ているだろう。それはもしかしたら、なんともなくても特別な、ちょっと完璧な季節なのかもしれない」と語っている。
川谷絵音 コメント
僕はこんなバンドを待っていたのかもしれない。
歌、メロディー、アレンジどれもが過不足なく良質なポップスを構成している。
中でもギターアレンジは秀逸。2022年のジャパニーズポップス決定盤、誕生。
ラブリーサマーちゃん コメント
一曲目を聴いて、これはヤバいかもしれないと思い、二曲目で確信に変わりました。
枇杷シロップのお湯割を飲みながらこの作品を聴いていた時間、私が今年最もロマンチックだった瞬間です。
美しい日本語詞と、よく練られた編曲と、産毛に触れているのかいないのかレベルの優しいタッチの丁寧な演奏、気取らない歌唱、極上でした。ソングライターの鈴木さんは本当に天才です。この曲私が作ったことにならないかな、と頻繁に思いました。
大傑作の制作お疲れ様でした。そしてリリースおめでとうございます。
well well、step alone、happyend、feverが特にお気に入りです。あまりにも心に迫ってきて危険でした。
ピチピチロックギャル
福富優樹 コメント
2月のある晴れた日、ふと、電車でも自転車でもなくバスに乗ってどこかへ行きたくなった。隣のまちまで行き、本屋さんで小説を書い、喫茶店でコーヒーを飲んだ。なんともないけど特別な一日だった。
バスに揺られて帰る夕方、送ってもらったばかりのローラズのアルバムを聴きはじめた。本当は家に帰ってからゆっくり聴こうと思っていたのだけど、それぞれのまちに帰宅する渋滞の波のなかをのろのろとしたスピードで進むバスは退屈でしかたがなく、つい我慢できなくなってしまったのだった。
止まったような窓の外を眺めながら、断片的に胸にすとんと落ちてくる歌詞と楽器と声の暖かいメロディの重なりに耳を傾けていると、なんだか涙が出てきそうだった。「たわいないせいかつもつづけていくの、ためいきのまちをぼくはおよぐ」とうたう曲があまりに好きすぎて、曲名もまだわからないまま宝物になってしまった。あとからタイトルを見てさらに好きになった。
西陽とバスと暮らしと友達のあたらしくて美しい音楽とちょっとした疲労感、アフター・アワーズ。それはちょっと完璧な夕方で、このまま暗くなるまでバスに乗りながら何周も何周もこのアルバムを聴いていたいと思った。『roman candles』が出る頃、春はもうすぐそこまで来ているだろう。それはもしかしたら、なんともなくても特別な、ちょっと完璧な季節なのかもしれない。
井上花月 @nsnlc_
川谷絵音さん、ラブサマちゃん、福富さんにコメントをいただきました泣
3人とも10代の頃から聴いてる尊敬するアーティストで、そんな方々に素晴らしい言葉をもらってしまったので(リツイートします)思わずその頃の自分に教えてあげたいやつ言いたくなっちゃう😔 うれしいな〜ありがとうございます! https://t.co/ZtgrEyZKap