2016年に亡くなった
生涯を通じて「立体音響」を志向し、自らの作品はサラウンドで体験することにより完成すると述べていた冨田。その思いを具現化した今回の音源は、360°に音が広がる立体的な音場を実現する360 Reality Audioにより冨田がサラウンドを想定して制作した作品をヘッドホンで楽しむことができる。
今回公開されたトレイラー映像は宇川直宏のディレクションによるもの。火星への旅の様子を3DCGデータや高解像度パノラマ画像をもとに立体化したVR映像、そして冨田の立体音響が交錯する、現実とファンタジーが融和した世界を楽しむことができる。この映像について宇川は「冨田勲が世に託した普遍的な抽象芸術を通じて、先端テクノロジーはより鮮明に真価を発揮する!!!!! 今回描いた360度の『2022年火星への旅』は、冨田の想念がXRの時空を纏って蘇生した前人未到の超仮想宇宙である!!!!!」とコメントを寄せている。
UKAWA NAOHIRO™ @DOMMUNE
<監督しました!TOMITA「MARS fromPLANETS」×360RealityAudio>360°VRなのでOculus他のVRヘッドセットで体感4649!amulapoの衛星データとNASA提供のリアル火星パノラマで #冨田勲 先生のPLANETSをUPDATE!地表の凹凸含め全てリアル火星のスキャンです!VRでご堪能を!▶︎https://t.co/NzBnWLGHxM #DOMMUNE https://t.co/KvOc39jlnH https://t.co/rivPh3PbEZ