裸のラリーズ「OZ DAYS LIVE」新装盤のリスニングパーティ、90分にわたり爆音再生

裸のラリーズの2枚組アナログ盤「The Oz Tapes」が発売されることを記念し、4月21日に東京・WWW Xでリスニングパーティが開催される。

昨年10月にオフィシャルサイトが突然オープンし、再発やリイシューが計画されていることや、中心メンバーだった水谷孝（G, Vo）が2019年に亡くなっていたことが明かされた裸のラリーズ。12月には過去に裸のラリーズにメンバーとして在籍していたエンジニア / プロデューサーの久保田麻琴がナビゲーターを務めるトークイベントが東京・晴れたら空に豆まいてで開催された。

「The Oz Tapes」は1973年に吉祥寺のライブハウス・OZでレコーディングされ、コンピレーション盤「OZ DAYS LIVE」として一部がリリースされた音源から、裸のラリーズの演奏だけを集めた作品。良好な状態で保管されていたマスターテープをもとに久保田がリマスタリングを施しており、12月のトークイベントでは久保田がライブミックスを施した約30分間の特別エディットバージョンが流された。

このたびのリスニングパーティでは同じく久保田がライブミックスを施した特別編集音源を、約90分にわたり大音量で再生。Overheads ClassicとOverLightShow～大箱屋～による照明、宇治晶が撮影した映像作品、中藤毅彦、Aquilha Mochiduki、井出情児が撮影した写真のスライド映写といった演出も行われる。オープニングアクトはYoshitake EXPE。チケットはイープラスで販売されている。

なおリスニングパーティ会場では「The Oz Tapes」を正式発売に先駆けて販売。さらにこのイベント限定で、未収録のテイクを収めたアナログ盤「Les Rallizes Dénudés」が販売される。