「であいもん」は
一方の「本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~」は香月美夜の同名小説を原作とするアニメ。本好きの女子大生・本須麗乃が本が高価な世界に転生してしまい、本への情熱を燃やすストーリーが描かれる。エンディングテーマのタイトルは「言葉にできない」。こちらは坂本自身が作詞・作曲を手がけている。彼女はこの楽曲ついて「かけがえのない人や場所への感謝の気持ち、心細いときに自分自身を鼓舞するような気持ちを詰め込んで、切ないけど前向きに歩んでいけるような曲になりました」と語っている。
「であいもん」は4月6日(水)からTOKYO MX、KBS京都ほかで放送開始。「本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~」の放送局は読売テレビ、TOKYO MX、BSフジほかで、放送開始日は追ってアナウンスされる。
坂本真綾 コメント
「菫」はテレビアニメ「であいもん」の主題歌で、楽曲は昔から大好きなバンド「くるり」の岸田繁さんにお願いし、歌詞は私が書きました。あたたかいメロディに導かれるように、とても穏やかな歌詞が書けたと思います。スミレは日常の中でよく見かける花で、コンクリートの隙間などにも見ることができます。見過ごしてしまいそうな小さな存在ですが、実はとても力強く、身を寄せ合うように集まって咲いている。そんな花の姿と人間の営みを重ねて、このタイトルをつけました。いつまでも歌い続けたいと思える大切な楽曲がまたひとつ増えて幸せです。
「言葉にできない」は、テレビアニメ「本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~」のエンディングテーマとして私が作詞・作曲を手がけた楽曲です。かけがえのない人や場所への感謝の気持ち、心細いときに自分自身を鼓舞するような気持ちを詰め込んで、切ないけど前向きに歩んでいけるような曲になりました。この春環境が変わって多くの出会いや別れを経験している方には、特にシンパシーを感じてもらえる曲かもしれません。ぜひ聞いてみてください。
岸田繁 コメント
「菫」の聞きどころ
とても良い曲、素晴らしい歌詞とパフォーマンスです。
坂本真綾の歌、歌詞について
水滴が落ちた時の波紋のごとく、エネルギーの美しい拡散を歌う真綾さんのヴォーカリゼーションがとにかく素晴らしいです。
胎動のような力強さを孕みつつ、この時代に生きる私たちの側にそっと寄り添ってくれる言葉たちは、この楽曲の大きな魅力です。
出身地・京都を舞台にした作品に楽曲を提供することについて
京都の人なので、勝手に京都感が出るんじゃないでしょうか。特に意識はしていません。
原作「であいもん」を読んだ感想
同級生に和菓子屋の方が多いので、身近なテーマとして楽しく読めました。私も学生の頃、和菓子屋でアルバイトしてました。
「であいもん」はキャラクターも、物語も人肌感があってとても魅力的ですね。
放送を待つユーザーへのメッセージ
私自身も楽しみにしております。皆んなで観ましょう!
楊(やん) @yan_negimabeya
坂本真綾がくるり岸田繁の提供曲でアニメ「であいもん」OP担当、「本好きの下剋上」EDは自身で制作(コメントあり) https://t.co/cmVwVHigRH