本日12月30日に東京・丸の内ピカデリーで行われた映画「
「99.9 -刑事専門弁護士- THE MOVIE」は2016年と2018年にTBS系で放送されたリーガルドラマ「99.9-刑事専門弁護士-」の劇場版。松本演じる型破りな刑事専門弁護士・深山大翔たちが15年前の凶悪事件に隠されたある事実を追う。主題歌は嵐の楽曲「Find The Answer」。2018年に放送されたドラマの主題歌として書き下ろされたこの曲が、再び「99.9-刑事専門弁護士」のストーリーを彩る。また映画公開前夜の昨日12月29日には同シリーズの新作スペシャルドラマが放送された。
松本は初日を迎えた感想について「自分のリスタートのタイミングで撮影した映画なので、それをようやく皆さんにお届けできてうれしいですね」と喜ぶ。続けて舞台挨拶の模様がライブビューイングで中継されていることについて触れ、「東京ドームよりたくさんの人が観てるんですもんね。ありがとうございます」と画面越しの観客に手を振った。
新作ドラマと映画でシリーズ3代目のヒロインを演じている杉咲。彼女について松本は、「ヒロインとして進化系ですよね。深山との距離感だったり。作品に新しいスパイスを加えてくれたと思いますね」と評した。映画の台本について話がおよぶと、監督の木村は「台本には3割くらいしか必要なことが書いてなくて」とおどけ、さらに香川が「8割くらいは(アドリブ)」とボケると、松本は「もうちょいあるわ! どうやって作るの!」とキレのあるツッコミを披露した。
2021年も残すところあと2日ということで、松本は今年を振り返り「今日この映画が公開されて特別な年になったなと思います。このあと東京ドームに行って『ジャニフェス』(松本が総合演出を務め、同じく本日に東京・東京ドームで行われるジャニーズ事務所のライブイベント『Johnny’s Festival ~Thank you 2021 Hello 2022~』)に行くのも楽しみです」と笑顔を見せた。2022年の抱負を問われると、「なんですかねえ!」と悩んだのち、「先々やりたいなと思っていることはあります。香川さんにお願いして和の舞踊とかを勉強していきたいと思っていたり。あとは察してください(笑)」と口を濁した。
松本は「Find The Answer」が主題歌に決定したことについて、「ニュースの解禁時間を知らなかったので、Twitterのトレンドランキングで『Find The Answer』が1位になってて、何があったんだろうと思ってびっくりしました。映画を観る予定の方や嵐のファンの皆さんが盛り上がっていてうれしかったですね。スタッフの方ともお話させていただいたんですけど、主題歌は作品のイメージとつながっているので、別の曲をというのは想像がつかなかったんです。個人の感想ですけど、(「Find The Answer」を)聴くと浄化されるというか。今回の映画のストーリーにもそういう部分があると思うんですけど。あとは自分としては懐かしい気持ちもありつつ、曲の新たな魅力を引き出してもらえたと思うし、映画のいいエッセンスにもなっているんじゃないかなと思います」と語った。松本の熱いコメントを横で聞いていた香川は、「すごいいい話だったね。多分大野(智)さんが泣いてるんじゃないかな」としみじみとした表情。松本は「そうですね。見てるかな? あとで伝えておきます!」とうれしそうにカメラに向かって手を振った。
最後に松本、香川、杉咲が和気あいあいと鏡開きを行った。3人が樽を割った瞬間に「Find The Answer」が流れ、香川は曲に合わせて踊りながら退場し、松本も楽しげにポージングをキメてイベントを締めくくった。
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松本潤「99.9」主題歌がTwitterトレンド1位になり驚き、香川照之は「大野さん泣いてるんじゃない?」 https://t.co/rNH5yNezEF