ONE N' ONLY、今年最後のワンマンでSWAGとXmasパーティ「僕たちは皆さんの希望であり続ける」

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ONE N' ONLYが昨日12月23日に東京・Zepp Haneda(TOKYO)でクリスマスライブ「ONE N' ONLY ~X'mas Live 2021~」を開催した。

ONE N' ONLY

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初のホール公演を成功させたり、TikTokフォロワーが日本人アーティストNo.1となる400万人を突破したりと、2021年はこれまでに増して精力的な活動を展開してきたONE N' ONLY。今回の公演は、グループにとって実りの多かった1年を締めくくる今年最後のワンマンとなった。会場の扉を開くとカラフルに光るガーランドライトと大きなクリスマスリースがSWAG(ONE N' ONLYファンの呼称)を迎え、クリスマスソングが流れる場内は開演前からムード満点。ステージの上段には、クリスマスツリーが置かれたリビング風のセットが組まれていた。

EIKU

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開演時刻を迎えると、EIKUが1人、暗転したままのステージに姿を見せる。ソファに腰掛けておもむろにアコースティックギターのチューニングを始めた彼は「Happy Xmas (War Is Over)」を弾き語り、ライブをスタートさせた。EIKUの歌声に引き寄せられるようにREI、TETTA、NAOYA、HAYATO、KENSHINも集まり、声を重ねて柔らかなハーモニーを響かせる。ムード満点のオープニングに、SWAGもじっくりと耳を傾けていた。

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KENSHINが「ハッピーメリークリスマス! みんな今日は楽しんでいこうぜ!」と挨拶すると、続く「POP! POP!」を笑顔いっぱいに届けた6人。サビでメンバーが歌う「Hey! Ho!」の声に合わせて客席のペンライトはリズミカルに左右に揺れ、6人はそんな客席へ向けて投げキスやアイコンタクトを送った。2曲を披露し自己紹介を終えると、HAYATOはこの公演が年内ラストライブであることをSWAGに告げ「どんなイルミネーションよりもこの会場を輝かせたいと思います!」と意気込む。彼の言葉にNAOYAも「みんなも悔いのないように付いて来てほしい」と続いた。

KENSHIN

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そんなMCを受けてKENSHINが「盛り上がっていける? ここからめちゃくちゃブチ上がるぜ! 全員Put your hands up!」とSWAGを焚き付けて始まったのは、クールでエッジーな楽曲を集めたパート。6人は1stシングル曲「I'M SWAG」を皮切りに、2ndシングル曲「Dark Knight」、3rdシングル曲「Category」とワンエンの楽曲群でも屈指のパワーソングを連投し、ステージ上のムードをガラリと変えてみせる。無数のレーザー照明が飛び交う中でパワフルにビートに乗り、がなりを効かせたアグレッシブなボーカルで客席を圧倒しながらも、KENSHINが煽りの中で「メリークリスマス!」と叫ぶなど、この日ならではの遊び心も。MCで「悔いのないように」と語ったとおり、6人は全力で1曲1曲を歌い届けた。

TETTA

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「Don't worry」を終えてのMCでは、先日作ったばかりだというグループの自己紹介口上を披露した6人。TETTAはメンバーの中心に立ち「僕たちはO・N・O!」とノリノリでジェスチャーを披露したが、自己紹介を2度繰り返したところで「もう恥ずかしい、恥ずかしい!」と突如恥じらい、舞台袖に姿を隠してしまう。すると、REIも「私物の靴で踊ってた!」と退場し、EIKUは「鼻血出てきちゃった……」と2人に続く。ボーカル組の行動に戸惑いつつトークで場をつないでいたHAYATO、KENSHIN、NAOYAの3人も、KENSHINの「イルミネーション観に行きたい!」という提案に乗って、ステージを去ってしまった。

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全員が舞台上から姿を消したのも束の間、会場には鈴の音が鳴り響き、TETTA、REI、EIKUはサンタクロースのスーツに着替えて再登場。サプライズ感たっぷりの演出にSWAGが色めき立つ中、ボーカルの3人はソファに腰掛けてback number「クリスマスソング」のカバーをファンにプレゼントした。ボーカル組と同様にサンタクロースに変身したHAYATO、KENSHIN、NAOYAも合流してからはワンエンのクリスマスソング「Christmas Time Again」が届けられ、TETTAは「今年もこの曲で俺たちと一緒にクリスマスを過ごそう! クラップしてね!」とSWAGに呼びかける。6人のサンタクロースは楽しげに歌い踊りながら、大きな袋で運んだプレゼントをツリーの周りにデコレーションしてクリスマス気分を演出。続く「HOLIDAY」ではEIKUの「クリスマス気分まだまだ楽しんでいこう!」という言葉とともに、ウェーブやクラップ音を使ってのコール&レスポンスで客席全体を巻き込んでいった6人。ハイテンションな彼らが作り出すパーティムードをSWAGも全力で楽しみ、会場は大きな一体感に包まれた。

プレゼントの袋を開けるHAYATOとKENSHIN。

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SWAGとにぎやかに盛り上がったあとには、クリスマスライブならではの企画として舞台上でプレゼント交換を行ったメンバー。「2021年」をテーマに、5000円前後で選んできたという6つギフトにはそれぞれの個性が表れ、ラッピングを開けるたびにメンバーの歓喜の声が舞台上に響いた。EIKUが選んだドローンカメラをゲットしたKENSHINは「すげえ! ありがとう!」と大喜びでEIKUにハグ。また、TETTAが手に取ったHAYATOチョイスのアイマッサージャーが予算を大幅に超える1万6000円だったことが明かされると、会場中が驚きのムードに包まれる。「ワンエンのためだったらいくらでも払える!」とキメ顔で宣言したHAYATOだったが、直後に「ホントはカツカツ……!(笑)」と嘆いてメンバーの爆笑を誘っていた。

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2月にリリースされる1stミニアルバム「YOUNG BLOOD」に収録される軽快なダンスナンバー「What's Your Favorite?」で、ライブはクライマックスへ。「Beautiful」の柔らかなメロディに乗せて「You're so beautiful」とSWAGへ語りかけたメンバーは、続く「Video Chat」でスマートフォンを手に取り、パフォーマンス中に実際にInstagramライブを始める演出でSWAGを驚かせる。順番にスマホの前に立ってスマホの画面に手を振り、彼らは会場に来られなかったSWAGにも“クリスマスプレゼント”を贈っていた。本編ラストに届けられた最新曲「We Just Don't Care」は、ワンエンの代名詞と言えるエッジーな表現や、にぎやかで楽しい素顔とは異なった新しい表情を6人が見せる優しいミドルチューン。TETTAの繊細なファルセットボイスが澄み渡る空気感を演出する中、メンバーはスモークに覆われた舞台の上で情感豊かなダンスを踊り、温かな余韻を残しながらステージをあとにした。

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客席からの大きな拍手に応えてSWAGの前に戻ったワンエンは「Be Mine」でアンコールをスタートさせた。グッズのタオルを勢いよく回し、パワフルなロックサウンドで会場を盛り上げた6人。曲を終えるとNAOYAは充実感いっぱいの笑顔を浮かべ「2022年も僕ららしい唯一無二なことをやっていきたいね」と来年へ向けての抱負を語った。この日のライブのセットリストは、始めてメンバー自身が組み立てたことを明かした彼は「すごく楽しかった。来年もどんどん挑戦していきたいです」とSWAGに約束する。もう一度サンタ帽をかぶった6人がこの日のラストソングとして披露したのは、クリスマスバージョンのアレンジが施された「My Love」。雪が幻想的に降り注ぐ演出の中でSWAGと笑顔を交わし、KENSHINは「ホントにSWAGが大好きだよ! 来年も応援してね!」と呼びかけた。6人で大きなハートを形作って曲を締めくくると、NAOYAは「初雪をSWAGと見られてうれしいです。来年も僕ら突っ走っていくので、みんな離れないように! 僕たちは皆さんの希望であり続けるので、しっかりと付いてきてください。2022年も僕らワンエンをよろしくお願いします!」と、6人を代表して思いを伝えていた。

なお、アンコールでは来春に東名阪ツアー「ONE N' LIVE 2022 ~YOUNG BLOOD~」が開催されることもアナウンスされた。チケットに関する詳細などは、ワンエンのオフィシャルサイトで確認を。

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ONE N' ONLY「ONE N' ONLY ~X'mas Live 2021~」2021年12月23日 Zepp Haneda(TOKYO)セットリスト

01. Happy Xmas (War Is Over)
02. POP! POP!
03. I'M SWAG
04. Dark Knight
05. Category
06. Don't worry
07.クリスマスソング(オリジナル:back number)
08. Christmas Time Again
09. HOLIDAY
10. What's Your Favorite?
11. Beautiful
12. Video Chat
13. We Just Don't Care
<アンコール>
14. Be Mine
15. My Love (X'mas ver.)

ONE N' LIVE 2022 ~YOUNG BLOOD~

2022年5月14日(土)大阪府 Zepp Namba(OSAKA)
2022年5月22日(日)愛知県 Zepp Nagoya
2022年6月4日(土)東京都 Zepp Haneda(TOKYO)

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