「ハリー・ポッターと魔法の歴史展」はJ.K.ローリングによるファンタジー小説「ハリー・ポッター」シリーズで描かれている“魔法”をテーマにした展覧会。2001年に同シリーズを実写化した第1作目「
「ハリー・ポッターと賢者の石」の原作小説がイギリスで初版された1997年に生まれた松島。子供の頃から同シリーズを愛する彼は、過去に「ハリー・ポッター」のコスチュームを着て、映画でドラコ・マルフォイ役を務めるトム・フェルトンにサインをもらうために6時間待ったほどの筋金入りのファンだという。幼い頃から同シリーズに魅了され続けているファンの1人として松島は明日12月18日にスタートする「ハリー・ポッターと魔法の歴史展」をひと足早く楽しんだ。
ステージに登場した松島は「このようなイベントに1人で登壇するのは初めてで手汗がすごいです……」と緊張気味。しかしイベントが始まると、「ハリー・ポッター」への愛をすらすらと語り始める。「小学校の図書室で原作小説を手にとって。最初は表紙のデザインに惹かれて好きになったんですよ。小学校低学年の僕には内容が難しかったので100%は理解できなかったです」と作品との出会いを振り返った彼は、小説を読んだ当時、「もしかしたら魔法が使えるんじゃないかと錯覚しちゃいますね。あと僕の地元に蒸気機関車が走っているんですけど、それを見てハリーが通うホグワーツ魔法魔術学校に行けるんじゃないかと思っていました」と妄想を膨らましたという。また松島は作品の魅力について「魔法をテーマにしたストーリーなんですけど、リアルかフェイクかわからなくなっちゃうくらい現実世界とリンクしているので、それが作品の魅力だと思います。物語では人との関わり方だったり愛だったり死だったり、そういう僕らの生活にも通じる部分が描かれていて、共感できる点が多いです」と語った。
ここで松島は私物である「ハリー・ポッター」グッズの杖、キャストのトム・フェルトンにもらったサインをお披露目。杖を自慢げに見せながら「番組で共演した『ハリー・ポッター』の造形美術を手がけるピエール・ボハナさんにもらったんですよ。『ファンタスティック・ビースト』シリーズの主人公のニュート・スキャマンダーが持つ杖です」と紹介した。さらにトム・フェルトンについては「トムさん、すごい神対応なんですよ!」と興奮気味に話し、「ご本人に『トムさんのような俳優になりたい』と伝えたら、僕の目を見ながら『あなたはオーラがあるから、この先もやっていけるよ』と言ってくださって……号泣しました」と口にした。
展覧会の話題になると松島は「J.K.ローリングさんがタイプライターで書かれた原稿だったり、紙についたシワやシミも見ることができて、苦労して書かれたんだろうなと想像しました」とコメント。さらに展覧会の見どころについて「クィディッチ(魔法界のスポーツ)に出てくる金のスニッチ(羽ばたくボール)がどこかに飛んでいるかもしれないので、ぜひ見つけてほしいです!」と声を弾ませた。続いて司会者からお気に入りの魔法を尋ねられると、松島は杖をまっすぐかざしながら「エクスペクトパトローナム(守護霊よ来たれ)」と発表。作品のストーリーと絡めながら「心が純粋じゃないと使えない魔法なので、僕はきっと使えると思います」と説明した。イベントの締めくくりに松島は「東京ステーションギャラリーという100年以上歴史がある場所で、同じく歴史のある『ハリー・ポッター』のイベントが開催されることってすごいなと思います。皆さん、展示されているもの1つひとつを目に焼き付けて、思う存分楽しんでいただきたいです」とアピールしてステージを去った。
「ハリー・ポッターと魔法の歴史展」開催期間
2021年12月18日(土)~2022年3月27日(日)
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ハリー・ポッター好きのセクゾ松島聡、マルフォイ俳優の言葉に号泣したエピソード語る https://t.co/YNTECqIkHi