志麻とあほの坂田。のバースデーライブツアー「【速報】しまさかでバースデーイベントやるってよwww >>5 ~Bloody Holy Night~」の最終公演が12月9日に東京・Zepp Tokyoにて開催された。
幕が上がるとスナイパーライフルを構える志麻と坂田の姿が。ともに殺し屋として同じターゲットを狙っていた2人は現場で鉢合わせてしまい、どちらがターゲットを仕留めたか押し問答を繰り広げる。年齢やフォロワー数で競い合う彼らは客席に灯るイメージカラーのペンライトの色の数で決着を付けようとするも、それでもなかなか白黒がはっきりしない。痺れを切らした坂田が銃を構えると志麻はナイフを手にしてそれに応戦。殺陣を繰り広げて相討ちとなった2人のもとにお互いをターゲットとした殺しの依頼が舞い込み、彼らは同じ依頼主のもとで躍らされていることに気付いてしまう。刃を交えることで絆が芽生えた2人が背中合わせになり、お互いを「相棒」と呼び合ったところで今年のツアーのテーマ曲「乱×銃」の演奏がスタート。バンドメンバーの力強い演奏をバックに2人は銃を使ったクールな振り付けで会場中のファンを魅了する。1曲歌って勢いを付けた志麻と坂田は、みきとP作曲の「PLATONIC GIRL」で息の合った掛け合いを披露。さらに「この曲を歌いたいがためにアルバムを出した」と坂田が話す「CRAZY BUNNY!!」が繰り出されると会場内のテンションは一気にヒートアップした。
相棒にステージを任せて坂田がステージから掃けると、フロアのペンライトは紫一色に。志麻がソロで「快刀乱麻!!」を熱唱したあとには入れ替わるように坂田が登場。ペンライトの色で真っ赤に染まる会場内を見渡して笑顔になった坂田は、バンドメンバーと肩を組みながらノリノリで「NO DRIVE, NO LIFE」を歌唱した。「THE CROSSING SOUL」で再び肩を並べた2人は大きく手を振って志麻リス(志麻ファンの呼称)と坂田家(坂田ファンの呼称)に「紫魅せよ」「赤く染めよ」呼びかけ、自身が率いるファンとの一体感を競い合うようなパフォーマンスで会場内を盛り上げた。またこの日のライブでは2年前のバースデーライブのために制作された「It’s…Our Life?」も披露されるなど、長年続くしまさかのバースデーライブの見どころを凝縮させたようなセットリストでオーディエンスを喜ばせた。
志麻と坂田が本格的なアクションシーンの撮影に挑戦するドキュメンタリーチックなVTRの上映を経て、ライブは後半戦へ。白と黒、対照的なカラーリングの衣装に着替えた2人は「スーパーヒーロー」でパフォーマンスを再開させた。ライブ後半のMCではツアーファイナルの会場であるZepp Tokyoが閉館することに触れ、2人は
アンコールでは坂田がギター、志麻がベースを肩から下げて登場。バンドメンバーとともにDOES「曇天」をカバーし、フロアのテンションに再び火を点けた。「全力で駆け抜けた」「濃い4公演だった」とツアーを振り返った2人は、ライブの最後に「ラストフレーズ」をパフォーマンス。曲の最後に坂田は階段を6段上がった台座の上に立って大ジャンプを成功させ、相棒の志麻を驚かせる。「すごいことするね」と感心する志麻に対して坂田は「みんなのためなら死ねる」と言い切ってみせた。すべての楽曲を披露し終えた2人は客席のファン1人ひとりを見渡すようにじっくり目配せしながら挨拶し、恒例のバースデーライブツアーをフィナーレに導いた。
しまさか「【速報】しまさかでバースデーイベントやるってよwww >>5 ~Bloody Holy Night~」2021年12月9日 Zepp Tokyo セットリスト
01. 乱×銃
02. PLATONIC GIRL
03. CRAZY BUNNY!!
04. 快刀乱麻!!
05. NO DRIVE, NO LIFE
06. THE CROSSING SOUL
07. 夜は眠れるかい?
08. It's...Our Life?
09. スーパーヒーロー
10. 二息歩行(Reloaded)
11. notebook love
12. エゴロック
13. テレキャスタービーボーイ
14. 未完成ユートピア
15. Oxygen
16. Black Knight
<アンコール>
17. 曇天
18. ラストフレーズ
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刃を交えて絆が芽生えた志麻×坂田、目撃者の心打ち抜くバースデーライブ展開 https://t.co/cvs4zoidB8