12月15日に
点灯式の前には報道陣へ向けた囲み取材が行われ、東京タワーを眼前に臨む会場に姿を見せた4人はグループの活動10周年を記念してリリースされる「Time flies」についてや東京タワーに関する思い出を語った。まず今年1年の活動について聞かれたキャプテンの秋元は「メンバーの卒業など寂しいこともたくさんあったけど、後輩の頼もしさも感じられて『ここから一致団結してさらに上を目指せるな』と思えた年でした」と振り返る。10年という歴史については、与田が「私たち3期生は5周年で、歴史の半分を先輩方と過ごせているんですが、入る前も入ったあとも、乃木坂46のことが変わらず大好きで。グループの一員として、これからも歴史を刻んでいけることがうれしいです」と思いを語り、2期生の北野は「2期生は9年間グループにいるので、乃木坂にとってのたくさんの“初めて”を先輩と一緒に経験してこれたのがうれしいです。10年間も愛され続けるグループにいられることがうれしいです」と続いた。
続いて「Time flies」についての質問が飛ぶと、秋元は「ベストアルバムを出せるって、芸能人なんだな!ってうれしさを感じられます」と言って報道陣の笑いを誘いつつ「個人的には、生田絵梨花の卒業ソングである『最後のTight Hug』を聴いてほしいです。グループの中にいるメンバーが生田を送り出すメッセージが詰まっているので、歌詞もじっくり見てもらえたら」とアピール。与田は生田のソロ曲「歳月の轍」をよく聴いていると明かし「すごく好きなんです。寂しい気持ちにもなるけど、ホントに素敵な曲なので早く生で聴きたいなって……ファンの気持ちでいます(笑)」とコメントした。
また、それぞれの東京タワーに関する思い出については、秋元が「小さい頃に『キューティーハニー展』に行ったことをすごく覚えていて」と切り出す。「キューティーハニーのマネキンがあって、その前に置いてあるボタンを押すとスカートが広がるっていう(笑)。その仕掛けでずっと遊んでいました」と幼い頃の記憶をたどった秋元は「よく遊びに来ていた東京タワーが乃木坂色になるなんて、夢みたいです」と語る。また、北野は北海道で暮らす祖父母との東京観光で訪れた思い出を明かし「自分のこれからの人生の中で、今日はすごい思い出になりそう」と胸をふくらませた。
取材ののちに行われた点灯式では、4人一緒にボタンに手を置き、カウントダウンで点灯を行ったメンバー。乃木坂46のグループカラーの紫一色に光った東京タワーを見て「わあー!」と声を上げ、バルコニーへ出てしばしの間ライトアップを鑑賞した。最後に感想を求められ、秋元は「暗くなった空に紫が浮かび上がるとめちゃくちゃキレイでテンションが上がりました。遠くから見てもキレイだと思うので、遠くから見ているメンバーに話を聞きたいです」と興奮気味にコメント。賀喜は「『46ベスト』って文字が出ているのもすごいですね。重みのある10年があったからこそ、今東京タワーが紫になっていると思うと……ここにいさせてもらえることが幸せだなと思います」と感慨深げに思いを伝える。与田は「乃木坂46を知っている方も知らない方も『キレイだな』と思っているって考えるとうれしいです。みんなで東京タワーを見られて幸せです」と笑顔を見せ、北野は「改めて、自分は大きなグループにいるんだなという気持ちと、乃木坂46の10年が東京タワーに表れてうれしいです。ファンの皆さんも『自分の好きなグループのカラーなんだぜ』って思ってくれていると思うので、これからも好きでいてもらえるグループでいたいなって思います」と思いを新たに誓っていた。
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東京タワーが“乃木坂46色”に!後輩とボタン押した秋元真夏「遠くから見ているメンバーに話聞きたい」 https://t.co/GjpxDtSgAr