INI、デビューショーイベントで木村柾哉&西洸人振り付けの「KILLING PART」を初披露

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INIがデビューシングル「A」を11月3日にリリースしたことを記念して、本日12月6日に東京都内でデビューショーイベントを開催した。

「INI DEBUT SHOW」の様子。(c)LAPONE ENTERTAINMENT

「INI DEBUT SHOW」の様子。(c)LAPONE ENTERTAINMENT

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今年の6月にサバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」で誕生したINI。デビューシングルはオリコンシングルチャート1位を獲得し、初週売上50.8万枚を記録した。デビューショーイベントにはCD購入者の中から抽選で選ばれた100人のMINI(INIファンの呼称)が来場。また、イベントの模様は生配信された。

「INI DEBUT SHOW」の様子。(c)LAPONE ENTERTAINMENT

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ステージに現れたINIは、爆発的なエネルギーに満ちたナンバー「Rocketeer」で勢いよくライブを開始。バイタリティみなぎるダンスやパワフルなラップで広い世界へと飛び出していく意思を示した。11月に行われた初のファンミーティングはアリーナ会場だったため、この日のステージと客席の近さにメンバーは目を丸くさせる。後藤威尊は「僕はいつもコンタクトをしてるから、しっかり見えてます! でも、今日はコンタクトなしでも見える距離」と客席を見渡し、尾崎匠海は「100人のお客さんと直接目を合わせてパフォーマンスするので楽しんでいってください!」とさっそく観客とアイコンタクトを取った。

「INI DEBUT SHOW」の様子。(c)LAPONE ENTERTAINMENT

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ファンミーティングを振り返り、松田迅は「夢に見てた景色が目の前にあって、衝撃がすごかったですね。会場が一面メンバーカラーに染まったり。いろいろ感じちゃって、目がうるうるしてました」と感慨深げ。尾崎はオーディションの最終審査の課題曲だった「RUNWAY」と「ONE」をINIバージョンとして披露した場面について「すごく考えさせられたパフォーマンスで。INIとして受け継いで、パフォーマンスできたのはうれしかったです」と述べた。ファンミーティング最終公演の挨拶で涙を見せた西洸人は「そのあと柾哉(木村)に怒られました。柾哉が言いたかったことを俺が全部しゃべっちゃったから、『しゃべることなくなったよ』って」と笑う。そんな木村柾哉は「見たことない景色が広がってて、足がプルプルプルって震えました」と両足を震わせ、松田から「小鹿やん!」とツッコまれていた。

左から西洸人、木村柾哉。(c)LAPONE ENTERTAINMENT

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和やかにトークを展開していたメンバーだが、ヒップホップの要素が濃いナンバー「Cardio」が始まると、一斉に瞳をギラつかせる。11人は強いビートに乗せて、野性的でダイナミックなパフォーマンスを繰り広げた。その後「Cardio」=心臓という意味にちなんで、松田は最近心拍数が上がったこととして「この前、夢を見たんです。柾哉くんとひーくん(西)と3人で一緒にいたんですけど、2人がチュッてしたところを見ちゃって。心臓がドキドキしちゃいましたね」と語る。さらに「柾哉くんからしてました。そのとき、ひーくんの部屋にいたの。部屋で3人で一緒にゲームしてて。俺が見てないみたいな感じで」と松田が事細かに状況を説明すると、木村が西の肩に手を回してアツアツぶりを見せつけた。

「INI DEBUT SHOW」の様子。(c)LAPONE ENTERTAINMENT

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西は「続いての曲は『A』からまだパフォーマンスをお見せしていないあの曲を……初披露させていただきます!」と、ファンミーティングで唯一デビューシングルから披露されなかった「KILLING PART」をパフォーマンスすると宣言し、「この曲、実は僕と柾哉の2人で初めての共同作業……振り付けをさせていただきました!」と明かした。まずは1つのオルゴールを軸にしたムービーがスクリーンで流れる。後藤がオルゴールを拾ってメンバーのみんなに見せるが、なぜがオルゴールが開かない。そこで西が魔法を使い、指輪をオルゴールの鍵に変えてみせた。そんな映像を経て、高塚大夢をメンバーが持ち上げるフォーメーションから楽曲がスタート。くるくると変わっていくフォーメーションや、メンバーの眩しい笑顔が観客の目を引き付けて離さない。メンバーそれぞれに見せ場を用意するアイデアや、11人の自由な個性とグループの楽しい雰囲気に満ちた、西と木村ならではの振り付けに仕上がっていた。この振り付けが完成したのは、なんとこのデビューショーイベントの前日だという。木村は「スタジオじゃなくて、家で話し合いながら考えましたね。僕が洸人の部屋に行ったりして」と振り付けの裏話を語り、田島将吾もオープニングムービーについて「昨日撮って、昨日の夜に僕が編集したんですよ」と明かした。「Cardio」のサビの振り付けは「MINIと一緒に楽しみたい」という思いを込めて上半身だけできるものになっているということで、その後メンバーは振り付けをMINIにレクチャー。西は「ポイントとしては、一緒にいる人、隣の人とアイコンタクトをしてやってほしい」と付け加え、松田は「できた人はSNSにアップしてほしいな」と目を輝かせた。

「INI DEBUT SHOW」の様子。(c)LAPONE ENTERTAINMENT

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「今日は本当にありがとうございました。僕たちにとって、皆さんこそが輝く存在です」という藤牧京介の言葉とともに披露されたのは、大切な人が道を照らしてくれて前に進めるというストーリーを描いたナンバー「Brighter」。1人ひとりの繊細な歌声と、緩急を付けたキレのあるダンスがエモーショナルな空気を生み出していった。

2021年はオーディションに参加してデビューを果たし、激動の1年を過ごしたINIの11人。MINIとの個別オンライントーク会など、まだまだ楽しい企画が控えているという。許豊凡は「皆さんの年末を彩り豊かにできるようにがんばりますので、2021年、僕たちのことを最後までよろしくお願いします!」と呼びかけ、尾崎も「来年もたくさん会えるようにたくさんがんばって、もっと成長した姿を見せられればと思ってるので、これからも僕たちについてきてくれたらうれしいです!」と来年に向けて述べた。最後にはリーダーの木村が「1つひとつの出来事が皆さんの心に残る瞬間になるようにがんばっていきますので、これからもよろしくお願いします」と挨拶。11人はステージから見えなくなるギリギリまで客席やカメラに手を振り続け、デビューショーイベントの幕を閉じた。

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INI「INI DEBUT SHOW」2021年12月6日 セットリスト

01. Rocketeer
02. Cardio
03. KILLING PART
04. Brighter

※高塚大夢の「高」ははしご高、池崎理人の「崎」は立つさきが正式表記。

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