米原康正が主宰するブランド、+DA.YO.NE.のコンピレーション作品「DEATHTOPIA」が12月10日に配信、12月22日にCDでリリースされる。
+DA.YO.NE.は、アーティストであり編集者でもある米原が立ち上げたジャンルにこだわらないコラボ専門ブランド。コンピには+DA.YO.NE.が今注目するフィメールラッパーが集結しており、PiNKII、
本作からの先行シングルとして、ぱちぱちコズミックコンピューター!の「毒☆殺有害♂」が本日11月19日に配信リリースされた。ぱちぱちコズミックコンピューター!は大阪を拠点とする女子2人組で、「毒☆殺有害♂」はハイパーポップを取り入れた憂鬱ソング。YouTubeでは彼女たちを紹介する動画も公開されている。
「DEATHTOPIA」および先行シングルのジャケットのイラストは、Miu MiuやBE@RBRICKなどとのコラボレーションでも注目を浴びるイラストレーターERI WAKIYAMAが担当した。
米原康正 DEATHTOPIA コンセプトコメント
基本的にYOUTUBEで新曲をチェックする僕は、そこでこれって曲があればそれを配信で探してフォルダーに入れる。その後繰り返し聴くことになるんだけど。
でもねフォルダーに集めた楽曲たちってタイトルやアーティストの名前でさえ覚えることが難しい。
気づくとフォルダーの何番目って覚えてたりすることもある。
それは集めた曲のフォルダーがひとつのコンセプトとしてまとまっていなことが原因じゃないかと僕は考えた。
「好きな曲」というだけで、集めた曲に繋がりがないのだ。
だったら編集者である僕が編集という作業を通して僕が集めた楽曲とアーティストに時代的な意味を持たせようってことで始まったのがこの「+DA.YO.NE」というレーベルなのである。
今の時代コンセプトCD上等な気分なのだ。
そんな僕が今を詰め込んでお送りする最初のコンピレーションのテーマが「デストピア」。
どこもかしこもクソみたいな出来事が繰り返される今。
なのに「反抗」って言葉はすでに消費のための「スローガン」でしかない。
デストピアの中でのゴスとはそんな社会の慣習的な作法にたじろぐ反射作用であり、処世術への無関心なのだ。
それは無自覚な宗教であり思想である。
未来の見えないデストピアな世界の中で少女たちは滴り落ちる自らの血液で自分自身の生を感じている。
そんな時代なんだって。
その事実を示すために今回僕はこんな作家たちの作品を集めてみた。
昔からティーン的思想を持った人間しかアウトサイダーじゃないと考えている僕が今最も注目するゴス的文化を(見た目だけじゃなく頭の中でのゴス文化を)ぎゅっとパッケージングしました。
+DA.YO.NE. 主宰 米原康正
V.A.「DEATHTOPIA」収録曲 / アーティスト
01. Love Songs / PiNKII
02. スイートドリームイリュージョン♡ / ぱちぱちコズミックコンピューター!
03. Roulette /
04. Youth / Neon Nonthana
05. Heiteeeeer! / Dr.Anon
06. 96 / ponika
07. 毒☆殺有害♂ / ぱちぱちコズミックコンピューター!
08. Shut up / PiNKII
09. HOST MONEY / PiNKII
10. D1E / Neon Nonthana
11. Collapse / ぱちぱちコズミックコンピューター!
12. Gчдγμ i∫ dёдd / Yoyou
リンク
音楽ナタリー @natalie_mu
米原康正のコンピにフィメールラッパー集結、ぱちぱちコズミックコンピューター!先行配信(コメントあり / 動画あり)
https://t.co/S4EJoIKU7L https://t.co/Q7clZ7jgWd