TETSUYAはEXILEのメンバーや現場スタッフに自ら淹れたコーヒーを差し入れする中でコーヒーの魅力に目覚め、2013年に一般社団法人 日本スペシャルティコーヒー協会(SCAJ)の認定資格「SCAJコーヒーマイスター」を取得。2015年にブランド「AMAZING COFFEE」を立ち上げ、2016年には目黒に実店舗をオープンさせるなど、コーヒーに関するさまざまな活動を行ってきた。そんな取り組みが評価され、TETSUYAは全国に約5700人いる「SCAJコーヒーマイスター」有資格者を代表するアンバサダーに任命された。彼は資格の認知拡大とともに、スペシャルティコーヒーの魅力を広め、日本におけるコーヒー文化の発展を図っていく。
就任式は「SCAJ ワールド スペシャルティコーヒー カンファレンス アンド エキシビション 2021」のプログラム内で執り行われた。同イベントは日本のみならず世界各国からコーヒー関係者が集う、年に一度のアジア最大級のスペシャルティコーヒーカンファレンスであり、今年で開催16回目となる。
式典ではSCAJの会長である菅野眞博氏の挨拶に続き、ベージュのジャケット姿のTETSUYAが登壇。そして菅野会長からTETSUYAへ任命証とバッジが授与された。TETSUYAは司会者から現在の心境を聞かれると「資格取得から8年ほど経ちましたが、僕自身の表現の可能性がすごく広がったと思います。日々コーヒー愛が深まって、いろんなことを学び、いろんな仲間と出会った結果、このような場所に立たせていただき感謝しています」と喜びを噛み締めた。
その後、式典は質問コーナーへ。コーヒーを知ってから得た変化を問われたTETSUYAは「ドリップして人に振る舞うのが好きになって、それによっていろんな人に笑顔になったり、この作業だけで仕事が円滑になったり。心が豊かになるんです。僕のダンスも表現力が豊かになったと自分なりに感じることがありましたね」と回答。「ずばり、おいしいコーヒーとは?」という質問には「2度目の口を付けたくなるかどうかだと考えています。日頃から『また行きたい』と思ってもらえるライブを作ることが大事だと思っているので、そんなコーヒーを提供したいです」とコーヒーとエンタテインメントの共通点を述べた。
「多忙な中でも好きなことを突き詰めているが、ここまでやって来られた理由は?」と聞かれたTETSUYAは「いろいろありますが、やっぱり愛ですかね。コーヒーへの愛だったり、人への愛だったり。続けられた理由はそこにあると感じてます」と真っ直ぐに回答。資格試験が話題に上ると「試験はすごく緊張しました。筆記試験の前日はコーヒー仲間と徹夜で勉強しました。落ちなくてよかった(笑)」と振り返った。
TETSUYAは以前からSCAJのイベントに客として足を運んでいたという。「いつかこのイベントに僕の得意分野であるエンタテインメントを盛り込みたいと考えていました。今日その夢への第一歩を踏み出せたと感じていて、感慨深く思っています」と笑顔を見せた。さらに今後について「これまで出会えなかったコーヒー関係の方々と出会える機会も増えると思うので、コラボなどで広がりを見せたいですね。ここがスタートだと思って、盛り上げていきたいです」と堂々と語り、舞台をあとにした。
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EXILE TETSUYAがコーヒー協会認定資格の初代アンバサダーに、継続の秘訣は「やっぱり愛ですかね」 https://t.co/LG7GNViyrD