音楽ジャーナリスト・柴那典による著書「平成のヒット曲」が明日11月17日に発売される。
本書はミリオンセラー連発の90年代、音楽産業が大きく変化した00年代、新たな流行の法則が生まれた10年代という3部構成。平成元年に発表された美空ひばりの「川の流れのように」から平成30年にリリースされた米津玄師「Lemon」まで、平成の各年を象徴する30のヒット曲がいかにして生まれ、社会にどのような影響を与えたのかを探る。取り上げるアーティストおよび楽曲は以下の通り。
柴那典「平成のヒット曲」インデックス
第一部 ミリオンセラーの時代
──1989(平成元)年~1998(平成10)年
1. 昭和の幕を閉じた曲
【1989(平成元)年の「川の流れのように」(
2. さくらももこが受け継いだバトン
【1990(平成2)年の「おどるポンポコリン」(
3. 月9とミリオンセラー
【1991(平成3)年の「ラブ・ストーリーは突然に」(
4. 昭和の「オバさん」と令和の「女性」
【1992(平成4)年の「私がオバさんになっても」(
5. ダンスの時代の幕開け
【1993(平成5)年の「EZ DO DANCE」(trf)】
6. 自己犠牲から自分探しへ
【1994(平成6)年の「innocent world」(
7. 空洞化する時代と「生の肯定」
【1995(平成7)年の「強い気持ち・強い愛」(
8. 不安に向かう社会、取り戻した自由と青春
【1996(平成8)年の「イージュー★ライダー」(
9. 人生の転機に寄り添う歌
【1997(平成9)年の「CAN YOU CELEBRATE?」(
10. hideが残した最後の予言
【1998(平成10)年の「ピンク スパイダー」(
第二部 スタンダードソングの時代
──1999(平成11)年~2008(平成20)年
11. 台風の目としての孤独
【1999(平成11)年の「First Love」(
12. 失われた時代へのレクイエム
【2000(平成12)年の「TSUNAMI」(
13. 21世紀はこうして始まった
【2001(平成13)年の「小さな恋のうた」(
14. SMAPが与えた「赦し」
【2002(平成14)年の「世界に一つだけの花」(
15. 「新しさ」から「懐かしさ」へ
【2003(平成15)年の「さくら(独唱)」(
16. 「平和への祈り」と日本とアメリカ
【2004(平成16)年の「ハナミズキ」(
17. 消えゆくヒットと不屈のドリカム
【2005(平成17)年の「何度でも」(
18. 歌い継がれた理由
【2006(平成18)年の「粉雪」(
19. テクノロジーとポップカルチャーの未来
【2007(平成19)年の「ポリリズム」(
20. ガラケーの中の青春
【2008(平成20)年の「キセキ」(GReeeeN)】
第三部 ソーシャルの時代
──2009(平成21)年~2019(平成31)年
21. 国民的アイドルグループの2つの謎
【2009(平成21)年の「Believe」(
22. ヒットの実感とは何か
【2010(平成22)年の「ありがとう」(
23. 震災とソーシャルメディアが変えたもの
【2011(平成23)年の「ボーン・ディス・ウェイ」(レディー・ガガ)】
24. ネットカルチャーと日本の“復古”
【2012(平成24)年の「千本桜」(黒うさP feat. 初音ミク)】
25. 踊るヒット曲の誕生
【2013(平成25)年の「恋するフォーチュンクッキー」(
26. 社会を変えた号砲
【2014(平成26)年の「レット・イット・ゴー ~ありのままで~」】
27. ダンスの時代の結実
【2015(平成27)年の「R.Y.U.S.E.I.」(三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE)】
28. ヒットの力学の転換点
【2016(平成28)年の「ペンパイナッポーアッポーペン」(ピコ太郎)】
29. 新しい時代への架け橋
【2017(平成29)年の「恋」(
30. 平成最後の金字塔
【2018(平成30)年/2019(平成31)年の「Lemon」(
松浦 シゲキ | コミュニケーションプランナー @shigekixs
予約購入した>音楽ジャーナリスト・柴那典による著書「平成のヒット曲」
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