Negiccoと並行して不定期に行っていたソロ活動を2019年より本格化させ、精力的にソロ作品をリリースしているKaede。6月には架空の映画サウンドトラックアルバム「Youth - Original Soundtrack」、9月には田中ヤコブ(家主)プロデュースの最新シングル「サイクルズ」を発表するなど今年も順調にリリースが続いているが、コロナ禍の中でライブの機会は以前より大きく減少してしまった。9月20日のバースデーライブ「Kaede生誕イベント-modulation-」はKaedeの地元・新潟の柏崎市文化会館アルフォーレでひさびさの有観客開催。関東でのライブは、昨年11月に神奈川の老舗ダンスホール・クリフサイドにて無観客で行われたNegiccoの配信ライブ「葱園ダンスホール~踊りと音楽~」以来となった。
シックな黒いドレスに身を包んでステージに登場したKaedeは、佐藤優介(
澤部渡(スカート)が2017年に提供した最初のオリジナルソロ楽曲「あの娘が暮らす街(まであとどれくらい?)」から最新アルバム「Youth - Original Soundtrack」収録曲まで、幅広いレパートリーをアコースティックアレンジで披露したKaede。中盤には台湾のバンド・溫蒂漫步 Wendy Wanderが作編曲し、原田郁子(クラムボン)が作詞した「 ((( escape ))) 」、終盤には「サイクルズ」と最新シングルからの楽曲も歌われた。「いやあ、ここで歌えてうれしかったです」と瀟洒なBillboard Live YOKOHAMAでライブができる喜びをしみじみ語ったKaedeは「また関東にも来たいなと思っていますし、今はまだいろいろと制約がありますが……ぜひ新潟にも遊びに来てほしいです。いつでも待ってます」と観客に呼びかけ、最後に「Youth」を歌ってステージをあとにした。
アンコールを求める拍手に応え、再び佐藤と西田を引き連れ登場したKaedeは「全体的におしゃれにしてもらったなあ……ヘアメイクもやってもらって、衣装も作ってもらって、こんな素敵な場所で歌えて。こんなイモみたいな私をきれいにしてくれて。ありがたいですね」と感謝の言葉を述べる。そして「名残惜しいですが、最後にもう1曲」と、山崎ゆかり(空気公団)が2019年に提供したバラード「飛花落葉」で優しくライブを締めくくった。
Kaede Billboard Live 2021
2021年10月31日 Billboard Live YOKOHAMA セットリスト
1st Stage
01. 夏の十字路
02. 君が大人になって
03. 微弱的流動
04. クラウドナイン
05. 化石採集
06. Remember You
07. モーニングコール
08. ただいまの魔法
09. スウィート・リグレット
10. あの娘が暮らす街(まであとどれくらい?)
11. Youth
12. 飛花落葉
13. ジュピター
14. (((escape)))
15. サイクルズ
2nd Stage
01. 夏の十字路
02. モーニングコール
03. 微弱的流動
04. さよならはハート仕掛け
05. 生きる爆弾
06. Remember You
07. あの娘が暮らす街(まであとどれくらい?)
08. スウィート・リグレット
09. (((escape)))
10. クラウドナイン
11. ジュピター
12. 花束
13. ただいまの魔法
14. サイクルズ
15. Youth
<アンコール>
16. 飛花落葉
関連記事
関連商品
Kaede「サイクルズ(アナログ盤)」
[アナログレコード] 2021年11月27日発売 / T-Palette Records / TPRV-0058
Kaede(Negicco) @Kaede_NGC
【ライブレポート】Negicco Kaede、横浜アコースティックソロライブでファンとの再会喜ぶ(写真40枚) https://t.co/26dOhmPRMG
とっても素敵なレポートと写真🙌ありがとうございます!