ソナーポケットが愛を叫ぶ！数々のヒット曲でつないだ一夜限りの特別ライブ「TOUCH」

ソナーポケットが出演するライブナタリー企画のライブイベント「TOUCH “ソナーポケット”」が、10月27日に東京・TSUTAYA O-EASTで開催された。

「TOUCH “ソナーポケット”」は芦沢ムネト（パップコーン）が進行役となり、ラジオ番組風のトークを挟みながらライブを行う一夜限りのイベント。芦沢の「ライブスタートです！」の声でメインステージに登場したソナーポケットは、ko-dai（Vo）の第一声「会いたかった」の歌詞で始まる「LOOOP」でライブの幕を開ける。観客を前にしたパフォーマンスに感極まったeyeron（Vo）は、2曲目のメドレーで「みんな、愛してるぜ！」と笑顔で呼びかけた。これにko-daiが「eyeronの『愛してる』なんてなかなか聞けない。20年来の友人だけど『愛してる』なんて言われたことないし」と冗談気味にツッコむと、eyeronは「いつもはko-daiが言うんだけど、今日は取っちゃった（笑）」と照れ笑い。「mattyも言うよね？」と話を振られると、mattyはさらりと「愛してるよ」と言ってのけ、ファンを喜ばせた。

続いてソナポケは、事前にファンから募ったリクエスト「ソナポケの特別な1曲」の中から、優しく寄り添うような応援ソングとして人気の高い「マイペース」「アリガトウ」の2曲を披露。この曲が胸に響いた様子の芦沢は、「曲を聴いて実際に温かくなることが本当にあるんだ」と心温まる感想を述べていた。

またMCパートではソナポケがラジオブース風のサブステージに移動し、芦沢とトークを展開。ソナポケが主題歌を担当したドラマ「文学処女」で主演を務めた城田優、「Good bye 大切な人。」のミュージックビデオに出演した藤田ニコル、「ONE-SIDED LOVE」MVに出演したトレンディエンジェルの斎藤司、eyeronとジョギング仲間の猫ひろしから届いたボイスコメントを紹介し、当時の思い出を振り返った。音楽活動もしている城田から「何か面白いことを一緒にやりましょう」というメッセージを受け取ったko-daiは「曲を作って送ってみようかな」と、さっそくコラボレーションに乗り気な様子。またこれらの懐かしい楽曲について「ひさしぶりに再会した気分」と回想した。

そこから3人はコメントに関連する楽曲「君の名前」「Good bye 大切な人。」「ONE-SIDED LOVE」と、猫ひろしのリクエスト曲「走れ！」を連続で披露。さらにメンバーが選曲した「ソナサポに贈る歌 ～SSCのテーマ～」ではメンバーもオーディエンスも含めた全員が力いっぱいタオルを回し、会場は大きな一体感に包まれた。ラストに選ばれたのはファンのリクエストがもっとも多かったナンバー「花」。優しく励ますような歌詞が印象的なこの楽曲を丁寧に歌い上げ、最後に3人は深々と礼をしてステージをあとにした。

芦沢の「もう1曲聴きたいですよね!?」の呼びかけにアンコールの拍手が沸き起こり、ソナポケが再びステージに登場。ko-daiは「このステージに立つのは2011年以来10年ぶり」と振り返り、「これもひとえに応援してくれる皆さんのお陰です。僕らは皆さんがいなかったら音楽を作る意味も、歌う意味もない。皆さんが求めてくれるから、これからも歌って、ライブをしていこうと思っています」と改めてファンへの感謝の気持ちを伝えた。そして「そんな皆さんがどっかでつまづいたり、悲しくなったり、つらい思いをしたときには、この曲を思い出して笑顔になってください」と語りかけ、「世界で一番ステキな君へ。」を熱唱した。

この公演のアーカイブ映像は11月3日23:59まで視聴可能。配信チケットは11月3日20:00まで販売されている。