「ホットギミック」「5時から9時まで」などで知られ、今年で画業30周年を迎えるマンガ家の
本日10月23日に開設された「EGAKU -draw the song-」はマンガ家、イラストレーター、アニメーターなど絵のプロフェッショナルが、お気に入りの1曲を1枚のイラストに描き出す様子を、その楽曲とともに届けるチャンネル。第1回を担当する相原は公開される動画について「普段よりかなり緊張してますが大体いつもこんな感じで地味にロマンティックを描いております」と語っている。
一方、RHYMESTERの宇多丸は「ライムスター随一のゴリゴリに攻撃的な作品を、相原さんは、ポップにロマンティックに、『ここではないどこか』への飛翔の瞬間を捉えた一枚絵として、見事にアダプテーションしてくださいました」とコメント。「それはまさに、『理不尽への軽やかな抵抗』を呼びかけるこの曲の精神が(また別のクリエイターにまで!)正しく届いたこと、そして今なお意義を持っているということの、何よりの証明と言えるでしょう。作り手にとって、これほど嬉しいことはありません」と感想を述べている。
動画の公開に先駆けて、YouTubeでは「EGAKU -draw the song-」のプロモーション映像と第1回のティザー映像が公開されている。
相原実貴 コメント
楽曲をテーマに描くという今回の取り組みについて
企画を伺って、面白そう!やってみたい!と強く思いました。
普段曲を聴いていて好きな曲だとついシーンが浮かんでくることがあるのでそれを絵に起こすチャンスが来るなんて!
人前でペン入れるのに慣れてないので不安でしたが興味が不安を上回ってしまいました。
視聴者へのメッセージ
初めましての方もそうで無い方もご覧下さってありがとうございます。
普段よりかなり緊張してますが大体いつもこんな感じで地味にロマンティックを描いております。
楽しんで戴けたら幸いです。
宇多丸(RHYMESTER)コメント
「逃走のファンク」は、僕らのレパートリーのなかでもひときわ乱暴というか(笑)尖ったメッセージを発しているナンバーで、大胆すぎる大ネタ使いの一方、フックとバックトラックの組み合わせが可変的だったりと、メジャーリリースのシングルとしてはかなり無茶をやらせていただいたと言っていい一曲です。
そんなライムスター随一のゴリゴリに攻撃的な作品を、相原さんは、ポップにロマンティックに、「ここではないどこか」への飛翔の瞬間を捉えた一枚絵として、見事にアダプテーションしてくださいました。
それはまさに、「理不尽への軽やかな抵抗」を呼びかけるこの曲の精神が(また別のクリエイターにまで!)正しく届いたこと、そして今なお意義を持っているということの、何よりの証明と言えるでしょう。作り手にとって、これほど嬉しいことはありません。
ちなみに、トランプのモチーフは、僕らの「ロイヤル・ストレート・フラッシュ」オマージュでもあったりしますかね? なんにせよ、光栄です!
※動画は現在非公開です。
リンク
音楽ナタリー @natalie_mu
RHYMESTERのゴリゴリに攻撃的な曲を「ホットギミック」などで知られる相原実貴が1枚のイラストに(動画あり / コメントあり)
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