Salyu新曲は小林武史プロデュース、人が歌う意味を描く

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Salyuが9月29日に新曲「器」を配信リリースする。

Salyu「器」配信ジャケット

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「器」は小林武史がプロデュースを担当した楽曲。「人が歌う意味」が描かれており、まるでSalyuが歌うことを謳歌しているような、明るく伸びやかな1曲となっている。

この楽曲について小林は「いろんな歌にのめり込んできた彼女の、例えば名刺に入れるロゴマークみたいなものではないかな」とコメント。一方Salyuは「歌という役割の深みとは、それ自体が光を浴びることではなくて、そのメロディーたらしめる他の要素にこそ、光を当てることなのではないか」と考えながら歌唱したことを明かしている。

Salyu コメント

歌は、共に奏でてくれる相手があって、はじめて、その真価を発揮するものだと思います。たった一つの要素から、音楽の要である調和(ハーモニー)は決して生まれません。

長きにわたり、私にそんな調和の体験を与えてくださった小林武史さんから届いた楽曲“器”は、人が歌う意味を描いた作品です。

♪ 私が歌う時は
土を捏ねて泥になり
それで器をつくろう
そこに伸び縮みする命を飾ろう

歌という役割の深みとは、
それ自体が光を浴びることではなくて、そのメロディーたらしめる他の要素にこそ、光を当てることなのではないか。

そんなことを、勝手ながら
考えさせられた楽曲との出会いになりました。そんな歌を、いつか歌えるようになりたいです。

小林武史 コメント

「to U」を歌う彼女、Lily Chou-Chouのようにオルタナっぽかったり、はたまたデジタルがち、エディットがちな彼女、そしてアコースティックだったりと、実に多彩で多様な表現方法を選んで、歌い手として、アーティストとしてやってきた。この曲は、天真爛漫に(?)いろんな歌にのめり込んできた彼女の、例えば名刺に入れるロゴマークみたいなものではないかな。漢字の形も「器」って、なんとなくロゴっぼい。今までの全てを、これからの想いを、全てSalyuが盛り付けていけたらいいなと思う。

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