「アリーナジェニー」はジェニーハイにとって初のアリーナ公演。当初は2月7日に東京・国立代々木競技場第一体育館で行われる予定だったが、開催見合わせに。会場をぴあアリーナMMに変更し、振替公演が開催された。開演時刻を迎えると、「ジェニーハイのテーマ」をヘッドセットマイクで歌い継ぎながら、川谷絵音(G, Produce /
5人はアルバムのテーマにもなっているコンビニの店内をイメージしたというステージに立つと、最新アルバム「ジェニースター」の収録曲「夏嵐」や「ランデブーに逃避行」を軽快にプレイ。「ダイエッター典子」ではラフな装いの女性ダンサー“典子”が登場し、エクササイズ風の振り付けを見せた。中嶋の「私は今までにいくつもバイトを経験してきました。しかしたったの一度もバイトリーダーになれませんでした」という前口上に続けて披露されたのは、「バイトリーダー典子」。この曲ではダンサーが、メンバーと同じコンビニ店員の制服風の衣装を着用。演奏後には、ジェニーハイオリジナルのコンビニ入店音が即興で奏でられた。
ライブの中盤でメンバーは楽器を手放し再びヘッドセットマイクでパフォーマンス。「ジェニーハイラプソディー」でゆるいラップを聴かせ、その後5人は客席中央にせり出したステージに移動。川谷曰く「最後まで笑わずに歌えたことがない」という「愛しのジェニー」では、川谷が新垣の上ずった「背筋ピン」というセリフで思わず吹き出す場面も。バンド編成で披露された「ルービックラブ」では、メンバーの軽快な演奏をバックに、お笑い芸人・門野鉄平(パーフェクト・ダブル・シュレッダー)が淡々とルービックキューブをそろえるというシュールな光景が繰り広げられた。その後5人は衣装チェンジのため、しばしステージを離脱。その間はゲストとして登場したお笑いトリオ・
サイケデリックな色合いの衣装に身を包んだメンバーが姿を現し、ライブは後半戦に突入。ゲストのアイナ・ジ・エンド(
アンコールでは、秋山竜次(ロバート)扮する音楽プロデューサー“ノギ”が登場し、ジェニーハイのメンバーと軽妙な掛け合いを見せる。5人のラップが冴えわたる「ジェニースター」が披露されたあと、ゲストとして真っ赤なドレスとアクセサリーを身にまとった
ジェニーハイ「アリーナジェニー」2021年9月25日 ぴあアリーナMM セットリスト
01.
02. 夏嵐
03. ランデブーに逃避行
04. コクーンさん
05. ダイエッター典子
06. バイトリーダー典子
07. ジェニーハイラプソディー
08. 愛しのジェニー
09. ジェニーハイボックス
10. グータラ節
11. ルービックラブ
12. 不便な可愛げ
13. 卓球モンキー
14. シャミナミ
15. 片目で異常に恋してる
16. まるで幸せ
<アンコール>
17. ジェニースター
18. 華奢なリップ
音楽ナタリー @natalie_mu
【ライブレポート】ジェニーハイがバラエティ豊かなパフォーマンス見せた初アリーナ公演、アイナやちゃんみなも登場(写真20枚)
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