「さよなら夏の日」は、高校時代の山下がガールフレンドと遊園地のプールに行った際、夕立にあったという実際の思い出をもとにした1曲。彼が1991年に発表した10作目のアルバム「ARTISAN」の収録曲で、アルバムのリマスター盤が本日8月18日にCDとアナログ盤でリリースされた。なお1991年当時に「さよなら夏の日」のMVは制作されておらず、発売から30年の時を経て今回制作されることとなった。
山下のスタッフは「さよなら夏の日」を現代の若いリスナーにも届けるため、MVの制作をYOASOBIやDISH//などのMVを手がけたアニメーション作家・藍にいなにオファー。これを受けた藍は「時間」という少年少女が抱える普遍のテーマを主題に、青春時代の危うさや儚さをアニメーションで表現した。MVには当時のシングルのジャケットに登場した犬と線路のオマージュなど、古くからのファンが思わずニヤリとしてしまうような演出も盛り込まれている。
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音楽ナタリー @natalie_mu
山下達郎「さよなら夏の日」発売から30年の時を経てMV完成、藍にいなによる全編アニメーション作品(動画あり)
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