Ayumu Imazu「ずっと準備してきた」1年半ぶり有観客ワンマン、メジャーデビュー報告にファン祝福

Ayumu Imazuの単独公演「AYUMU IMAZU LIVE 2021 "Prologue"」が7月22日に東京・WWW Xで行われた。

Ayumu Imazuはアメリカと日本を拠点に活動するシンガーソングライター。楽曲の作詞、作曲のみならずコレオグラフも自ら手がけている。この単独公演は彼にとっておよそ1年半ぶりの有観客ライブとなった。

ダンサー3人によるオープニングパフォーマンスの中、白を基調にした衣装を身にまとって登場したAyumuは、そのまま「Lover」でライブをスタートさせた。ステージ上に1人になった彼は、続けて「Blinded Eyes」「Lonely Boy」と異なるテイストの楽曲を連発。Ayumuは「ずっと準備してきたので、それを見せられたらと思っています」と観客の期待を煽り、その後「さまない」「雨跡」とバラードナンバーをパフォーマンスした。

アメリカと日本を行き来する際のトランジットで見舞われたトラブルや「日本に帰国して最初に食べたのは牛丼」といったトークを挟んだのち、Ayumuが披露したのは新曲「破片」。現在はサビ部分のみTikTokで公開されているこの楽曲が、アコースティックギターによる弾き語りで歌い上げられた。ここで一度ステージをあとにし、赤い衣装に着替えて再び姿を現した彼は、「PARADISE」「Light Up」でライブをクライマックスに導く。そしてAyumuは、アメリカで楽曲制作しミュージックビデオまで撮影するという自信の念願を叶えた5月リリースの最新曲「浮遊夢」を初披露し、ライブ本編を締めくくった。

アンコールを受けてステージに再登場したAyumuは「重大発表があります！」とメジャーデビューが決まったことを会場のファンに報告。「ずっとソロでやりたいと思ってて。いざやろうとすると、大変だったり、思ったより難しかったりすることもあって。だけど今日こうやってメジャーデビューの発表できて、本当にうれしく思っています」と胸の内を言葉にした彼に、観客は大きな拍手を送った。最後にメジャーデビュー曲「Juice」が初披露され、ライブは終幕した。

「Juice」はワーナーミュージック・ジャパン内のレーベル・etichettaより8月13日に配信リリースされる。現在、Apple MusicとSpotifyで配信前の楽曲を事前にライブラリ予約できるキャンペーンが実施されている。