2019年に行われたホリプロ主催のオーディション「Star Boys Audition」で結成されたWATWING。作品のリリースを重ねて着実に前に向かって進んできた彼らは、本公演でトイズファクトリーからメジャーデビューすることを発表した。この記事ではファンにとってもメンバーにとってもメモリアルな一夜となったライブの模様を届ける。
力強いビートが鳴る「BREAK OUT」で勢いよくライブの幕を開けたWATWING。6人は華麗にフォーメーションを次々とチェンジし、息ぴったりのキレのあるダンスでWindy(WATWINGファンの呼称)の心をライブ序盤から鷲づかみにする。クールな雰囲気から一変して「SHELLY」では6人が笑顔で軽快にステップを踏み、会場をさわやかな空気で満たした。
さらにWATWINGは「With you」で希望に満ちたみずみずしいメロディを歌い上げる。「MAGIC」ではオーディエンスがペンライトを一斉に左右に振って、光の海のような美しい光景を生み出した。桑山隆太の「次の曲でこの会場に突風を巻き起こします!」という宣言とともに披露されたのは「Runway」。6人の野心みなぎるパワフルなパフォーマンスと熱のこもった歌声につられるように、観客のペンライトを握る手にも一層力が入っていった。
その後WATWINGが披露したのは、ファンと一緒にリリックビデオを作り上げたバラードソング「Shooting Star」。彼らはWindyとの思い出が詰まったこの曲を、ペンライトの光を浴びながら優しい歌声で紡ぎ上げた。そして6人は「ING」で未来へと進んでいく意思を歌い上げ、一度ステージを去っていく。場内ではオーディションからこれまでのグループの軌跡をたどるVTRが上映された。数々の懐かしい映像を経て、最後に画面に表示されたのは「そしてついに、メジャーデビュー決定」という文字。会場には歓喜の拍手が響きわたり、涙を流すオーディエンスも多く見られた。そんなWindyの表情を見てメンバーも胸いっぱいの様子。髙橋颯は「ここまで来れたのはファンの皆さんやスタッフの皆さんのおかげだと思っています! 本当にありがとうございます!」と感謝の思いを伝え、「僕たちはファンの人を応援できる存在になりたいと言ってきて、そういう存在になれているのかなって日々疑問に思ったり葛藤したりしています。でも、後々僕たちは東京ドームに行ってライブをしたいという夢があります!」と今後の夢を力強く語った。
そしてWATWINGは9月22日にリリースするメジャーデビュー作品「Take off,」より「HELLO WORLD」を初披露。元気いっぱいにキャッチーなダンスを繰り広げたあと、メジャーデビュー作品よりもう1曲、青春感あふれるナンバー「Spark!!」をパフォーマンスした。さらにWATWINGは本作を携えて9月23日に東京・Veats Shibuya、9月26日に大阪・Live House ANIMAでワンマンライブを開催することも発表。八村倫太郎は「こうやって徐々に遠くに行って直に会いに行くことができています。もうちょっと僕らも成長して、日本全国を回りたいと思っているので、一緒に走って行ってください!」と喜びいっぱいにWindyに呼びかけた。
ラストナンバーは昨年1月に発表されたインディーズデビュー曲「Only One Life」。グループにとって大切な原点とも言えるこの曲を、彼らは思いを噛み締めながら生き生きと披露した。最後にはリーダーの古幡亮が「僕らは9月にメジャーデビューを果たすことができます。そしてここからまた新たな一歩を踏み出します。僕らはこれまでも、これからも変わらずにWATWINGで居続けます! Windyの皆さんと僕らで一緒に素晴らしい景色を見ていきたいです。これからも付いて来てください!」と挨拶。6人は大きな夢と希望を胸に抱き、笑顔でこの日のライブを締めくくった。
WATWING「WATWING Summer Live ~Welcome Windy~」2021年7月19日 TSUTAYA O-EAST セットリスト
01. BREAK OUT
02. SHELLY
03. With you
04. MAGIC
05. Runway
06. Shooting Star
07. ING
08. HELLO WORLD
09. Spark!!
10. Only One Life
Ryuya Amao @ryuyaamao
HELLO! SMILE PARADISEの写真。
WATWINGが沢山の方に知られていって、どんどん会場が大きくなってるのがとても嬉しい。
一緒に素晴らしい景色を見ていきたい。これからも。
#WATWING #HELLOSMILEPARADISE
📸https://t.co/CqJXCqiSnm https://t.co/eROAD7sfs1 https://t.co/RXYmUsYP1f